鑑賞記録(2022.9.16)
原田眞人監督
『ヘルドッグス』2022
@OSシネマズミント神戸
『ヘルドッグス』2022/138分/日本/カラー
岡田准一が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き原田眞人監督と3度目のタッグを組んだクライムアクション。深町秋生の小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を映画化した。(映画.comより)
『ヘルドッグス 地獄の犬たち』は、「ヘルドッグス」シリーズの第1作。『小説 野性時代』において2015年7月号から2017年3月号まで『地獄の犬たち』のタイトルで連載され、2017年9月1日に単行本がKADOKAWAより発売された。2020年7月16日に『ヘルドッグス 地獄の犬たち』に改題され、角川文庫より文庫版が発売された。電子書籍は特典で書き下ろし短編が収録されている。(ウィキペディアより抜粋、一部引用)
原作小説『ヘルドッグス』シリーズ
第1作『ヘルドッグス 地獄の犬たち』
第2作『煉獄の獅子たち』
第3作『天国の修羅たち』
監督・脚本:原田眞人
1949年7月3日生まれ。静岡県出身。黒澤明、ハワード・ホークスといった巨匠を師と仰ぐ。79年に『さらば映画の友よインディアンサマー』で監督デビュー。『KAMIKAZETAXI』(95)は、フランス・ヴァレンシエンヌ冒険映画祭で准グランプリ及び監督賞を受賞。『金融腐蝕列島〔呪縛〕』(99)、『クライマーズ・ハイ』(08)、『わが母の記』(12)、『駆込み女と駆出し男』『日本のいちばん長い日』(15)など数多くの作品を手掛けている。17年公開の『関ヶ原』では第41回日本アカデミー賞優秀監督賞、優秀作品賞などを受賞。18年公開の『検察側の罪人』、21年公開の『燃えよ剣』の公開が記憶に新しい。『ラストサムライ』(03/エドワード・ズウィック監督)では、俳優としてハリウッドデビューを果たしている。(公式サイトより)
原作:深町秋生
1975年山形県生まれ。2004年「果てしなき渇き」で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。同作は14年『渇き。』として映画化される。18年「地獄の犬たち」(文庫化にあたり「ヘルドッグス地獄の犬たち」に改題)が第20回大藪春彦賞の候補になる。「ヘルドッグス」シリーズに「煉獄の獅子たち」「天国の修羅たち」(2022年8月刊行予定)がある。ほか著書に「探偵は女手ひとつ」「鬼哭の銃弾」など。(公式サイトより)
英題
HELL DOGS : IN THE HOUSE OF BAMBOO
一言あらすじ
元警官だった男が、ある事件をきっかけに、ヤクザに復讐を遂げる狂犬へと変貌した。それに目を付けた警察組織は、その男に”兼高昭吾”(岡田准一)の名を与え、ヤクザ組織の潜入捜査の任務を与えるが・・・
感想
原作小説の
『ヘルドッグス 地獄の犬たち』の
冒頭部分のみ、
U-NEXTの電子書籍の3部作合併版の
無料サンプルでチラ見しましたが、
全然まだ読めていない中、
映画公開となったので
鑑賞を優先。
原作を読んでいて、
(ほとんど読めてませんがw)
配役の
兼高演じる岡田准一さんと
室岡演じる坂口健太郎さんは、
イメージ合いそう!
と、思いました。
特に、坂口さんの役は
見た目はかわいい顔した優男で
細身の大食漢。
そんな外見とは裏腹に
ぶっ飛びイカれサイコ野郎!?
なイメージの役柄なので
あのイケ面で
イカれっぷりをどう演じてくれるか
楽しみにしておりました!w
少年っぽいところと
しょっちゅう食べてるところ、
でも殺しの特攻屋!
ベビーフェイスキラーです!w
岡田准一さんは、
何でも来い!!ですね。
もう何もいうことありませんね。w
安定感とイケメンっぷりは
間違いない。ww
原作もとても面白く、
中々エグい描写があるものの
その淡々としながらも
リアルで細やかな描写は
兼高の今後を
興味深く追っていけそうな気配でした。
(なんせまだ冒頭しか読んでいないので・・・汗)
映画の前半部分に
一部原作でのお話がありましたが、
それ以降、
どこまで原作を反映しているか
分かりませんが、、
キャスト陣も豪華ですね〜!
北村一輝さん、
やっぱり!?
ヤクザ役、似合うww
大竹しのぶさん、
松岡茉優さん、
相変わらず素敵です!ww
そしてMIYAVIさんも
私は初めて
演じられているところを見ましたが、
さすがの存在感あり、
最近流行り??の
インテリヤクザ!?みたいな
スタイリッシュで
若いイケメンお頭が
お似合いです。
『わたし達はおとな』(2022)で
素晴らしい演技を披露してくれた
木竜麻生さんも登場!
これまた素敵でした。
原作では
描写が細かく
エグめの部分がありましたが、
映画ではそこまでの描写はなく
音による効果と、
あまりガッツリ
細部までは映さない撮影で、
その辺のエグさは酷くないです。
ヤクザとして生きる人たちも
共にこの世の中を生きる
人間であるから
一般庶民と変わらない
人間ドラマ的場面も少しあり
そういった点、
あぁそうだよな。
なんて思いましたね。
実際に一般庶民には
何気に丁寧で礼儀正しい方も
多かったり!?
原作のお話は、
ヤクザの抗争が絡むので
かなり入り組んだ話のはずですが、
そんなのをさすがに
2時間ちょいの映画で
細かくやり切るのは難しい故、
ひとつの組の行く末が
お話のラストに
繋がっていきます。
個人的には、
ラスト・・・
室岡が兼高に放った言葉に
えっ!!?
と、気になったけど・・・ww
弟分の心の叫びが!!w
本筋とは関係ありませんが、
劇中前半で登場の
役者名のクレジットが
カッコ良かったです!!
そして、
小津安二郎監督の
DVD BOX?か書籍?の
箱が・・・ww
原作も改めて
最後まで読みたいと思いました。
(2022年9月18本目、本年度332本目、映画館176本目)
スタッフ
監督・脚本:原田眞人
原作:深町秋生『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(角川文庫 / KADOKAWA 刊)
音楽:土屋玲子
撮影:柴主高秀(J.S.C. ※協同組合日本映画撮影監督協会)
照明:宮西孝明
美術:福澤勝広(A.P.D.J. ※日本映画・テレビ美術監督協会)
録音:松本昇和
整音:矢野正人
編集:原田遊人
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
装飾:岩井健志
衣装:宮本まさ江
メイク:酒井啓介
Bカメラ撮影:堂前徹之(SOG / SOC)
スタントコーディネーター:小池達朗
技闘デザイン:岡田准一
音響効果:柴﨑憲治
スクリプター:川野恵美
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
助監督:土肥拓郎
製作担当:小川勝美
宣伝プロデューサー:木村徳永
プロデューサー:瀬戸麻理子、永田博康、天野和人、小出大樹、野村敏哉
製作:ウィリアム・アイアトン、村松秀信、勝股英夫、藤島ジュリーK.エグゼクティブプロデューサー:上木則安、柳迫成彦、西山剛史
配給:東映、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
製作プロダクション:アークエンタテインメント
製作:「ヘルドッグス」製作委員会(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、東映、エイベックス・ピクチャーズ、ジェイ・ストーム)
他
キャスト
兼高昭吾 / 出月梧郎:岡田准一
室岡秀喜:坂口健太郎
吉佐恵美裏:松岡茉優
十朱義孝:MIYAVI
土岐勉:北村一輝
衣笠典子:大竹しのぶ
三神國也:金田哲
勝所杏南:木竜麻生
ルカ:中島亜梨沙
恭子:杏子
大前田忠治:大場泰正
サロンの常連客:尾上右近
俵谷一房:田中美央
番犬:村上淳
阿内将:酒向芳
佐代子:赤間麻里子
熊沢伸雄:吉原光夫
お歯黒:吉田壮辰
ミス・チャオ:小柳アヤカ