鑑賞記録(2022.6.27)
美しきモノクロームの世界!
ウディ・アレン監督
『マンハッタン』1979
『マンハッタン』1979/96分/アメリカ/モノクロ
U-NEXT視聴期限間近の為、鑑賞
ウッディ・アレンが監督・脚本・主演を務め、大都会ニューヨークを舞台にモノクロ映像でつづった群像劇。(映画.comより)
ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」が流れる中、映し出される高層ビル、パーク街、そしてマンハッタン橋。ニューヨークを舞台にした最も美しいモノクロ映画だ。(U-NEXT本作見どころより)
原題
Manhattan
一言あらすじ
42歳のテレビライターのアイザック(ウディ・アレン)は17歳のトレイシー(マリエル・ヘミングウェイ)と付き合っていて、アイザックの友人・エール(マイケル・マーフィー)は12年連れ添っている妻エミリー(アン・バーン)と上手く行っているが、メリー(ダイアン・キートン)を好きになってしまったという・・・
感想
大した数ではないですが、
今まで観た
ウディ・アレン監督作で
一番好きかも!!
お話は、
いつものお得意の
恋愛バタバタ劇で
おおよそ予想していた結末に・・・ww
しかし、
これまたいつもの
ウィットに富んだ
&
可愛げある!?アイロニーは
監督十八番の安定感ですね!
何よりも本作は、
映像が素晴らしく好き!
モノクロームの
特に黒の部分の美しさたるや!!!
明かりの灯ったビル群や、街並み
橋の脇のベンチに座る後ろ姿、
プラネタリウムの暗闇・・・
素敵でしたね~~
そして
音楽との組み合わせ。
ウディ・アレン監督らしさがありつつ
とにかく美しい映像に
うっとり。www
お話は
42歳男と、17歳の女子高生の
カップルですが
17歳のトレイシーが
とっても落ち着いていて
カップルの違和感がありません。ww
むしろ、最後なんかは
大人と子供が逆転してるんでは!?
なんて思いますね。
お話途中の主な話に、
そこそこテンヤワンヤ、
あっちゃこっちゃありまして、
いつもの感じですが、
本作は
なんといっても映像美です!!
モノクロの美しさを
堪能できる作品ではないかと思います。
モノクロが苦手な方にこそ、
ぜひ味わって頂きたいですね!
(どうかわかりませんがww)
お話途中に出てきた、
ウディ・アレン監督が敬愛する
イングマール・ベルイマン監督作品も
近々観ようと思っています。
先月『ベルイマン島にて』を
映画館で観たのに、
ベルイマン監督を知らない
っていうこともありましたし・・・w
(2022年6月35本目。本年度221本目)
スタッフ
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン、マーシャル・ブリックマン
撮影:ゴードン・ウィリス 衣装:アルバート・ウォルスキー
編集:スーザン・E・モース 音楽:ジョージ・ガーシュウィン
製作:チャールズ・H・ジョフィ、ジャック・ロリンズ
製作総指揮:ロバート・グリーンハット
他
キャスト
アイザック:ウディ・アレン
メリー:ダイアン・キートン
エール:マイケル・マーフィー
トレーシー:マリエル・ヘミングウェイ
ジル:メリル・ストリープ
エミリー:アン・バーン
他