鑑賞記録（2022.2.10）
二宮健監督
『真夜中乙女戦争』
2021 OSシネマズハーバーランド
『真夜中乙女戦争』2021/113分/日本/カラー
作家Fの同名小説を基に、二宮健監督が映像化。
一言あらすじ
奨学金で大学に進んだ私（永瀬廉）は、退屈な授業、生活費を稼ぐためのバイト、何にも価値が見出せない。そんな中、大学のサークルで先輩（池田エライザ）に出会う。それと時をほぼ同じくして、謎の男（柄本佑）が校内で放火する現場を目撃し、一緒に逃げたことから意気投合、東京を破壊する計画を話し始めて・・・
感想
友人が前売りを買ったが行けなくなり、
チケットが無駄になるからということで
代わりに鑑賞ｗｗｗ
監督・脚本・編集を手掛ける
若手・二宮健監督。
すごいですね、編集までやるとは。
ドキュメンタリーの巨匠
フレデリック・ワイズマンのようです。
（まぁワイズマンは、ドキュメンタリーだから
脚本っていうのはないんだろうけど。）
この長編の
監督・脚本・編集ってのは
凄いことだなぁと思います。
音楽と撮影も、
堤裕介さんがされていて
このお二人が主軸を握ってやっているのかな？
（もちろん他にも多くの人が絡んでいるとは思いますが）
若い監督（1991年生まれ）とあって、
撮影スタイルも
最近観かけるスタイリッシュ？な手法が
多く盛り込まれています。
サラッとオシャレ感。
イマドキっぽい感じですね。
（良い意味です）
ジャニーズのキンプリ（King&Prince）
永瀬廉さんが
希望を見出せない？大学生
を演じていて
結構あってる感じだなぁと思いました。
ただ個人的には、
一人称が”私”ってところだけが
ちょっとひっかかったけど・・・ｗ
原作がそうだからなんだろうけど、
彼は、”私”って言わなそうで
そこだけちょっと違和感ｗｗｗ
（オバハン細かいですね・・・）
柄本佑さん演じる
謎の男、黒服。
画がクッと締まります。
さすがの存在感。
お父さんにますます似てきていらっしゃるｗｗ
池田エライザさんも
素敵な先輩感。
かわいいですｗｗ
さらに主題歌も
ビリー・アイリッシュとか
今どきの大物抑えてきますｗｗｗ
原作は、
冒頭しか読めなかったから
あまりごちゃごちゃ言えないけど、
よくあの感じをまとめてきたなと（笑）
思っていたよりしっかり作られている印象。
前半のカットの多さには
オバチャンにはちょっと目が回りましたがｗｗ
テンポよく進めていきたい感じは
納得するところかなと。
今の若い感性に触れて
ほぉ～なるほどな～！と
観させて頂きました。ｗｗ
（2022年2月11本目。本年度48本目、劇場9本目）
スタッフ
監督・脚本・編集：二宮健
音楽・撮影：堤裕介
照明：田上直人 録音：清水雄一郎 Re-recording：野村みき Sound Editor：大保達哉 美術：遠藤真樹子
装飾：中村三五 Fashion Director：Renji ヘアメイク：Yuko Mizuno VFXスーパーバイザー：立石勝
助監督：古川豪 制作担当：鈴木健太 脚本協力：小林達夫
製作：堀内大示、藤島ジュリーK.、小川悦司、中田しげる、田中祐介、五十嵐淳之
企画：椿宜和 企画プロデュース：二宮直彦 プロデューサー：高木智香、千綿英久
主題歌：ビリー・アイリッシュ「Happier Than Ever」
特別協力：TOKYO TOWER 配給：KADOKAWA 制作：角川大映スタジオ
キャスト
私：永瀬廉（King & Prince）
先輩：池田エライザ
黒服：柄本佑
田中：篠原悠伸
松本：安藤彰則
カナ：山口まゆ
佐藤：佐野晶哉（Aぇ! group / 関西ジャニーズJr.）
高橋：成河
教授：渡辺真起子
他
