鑑賞記録(2022.2.21)濱口竜介監督 特集上映~言葉と乗り物~『THE DEPTHS』2010 @元町映画館

鑑賞記録(2022.2.21)

濱口竜介監督

特集上映 言葉と乗り物

『THE DEPTHS』2010

@元町映画館

『THE DEPTHS』2010/121分/日本/カラー

東京藝術大学と韓国国立映画アカデミーによる共同製作作品で、キャストだけでなくスタッフも日韓混成チームで制作された。(チラシより)

 

depth の意味

深さ、深度、奥行き、深い所、深み、(悲惨・絶望などの)深み、どん底、たけなわ、最中、奥まった所

(↑weblio英和辞書より)

 

一言あらすじ

韓国人カメラマンのぺファン(キム・ミンジュン)は、友人の結婚式に出席するため日本にやってきた。その結婚式中にある事件が起こり、たまたま現場に居合わせたぺファン。さらにそこへ、通りすがりの青年リュウ(石田法嗣)を見て、思わずシャッターを切る・・・ふたつの出来事から運命が絡み出す・・・・

 

感想

もう冒頭のショットから、

面白くなりそうな予感はしたが・・・

 

 

 

・・・めちゃくちゃ面白かった!!

 

 

 

 

ひとつ事件が発生、

それだけでも十分ドラマティックなのだが、

 

さらに別で事件が発生、、

 

 

 

 

これがどんな風に関わっていくのか

 

 

 

この先どうなるのか・・・

 

 

 

スリリングでドキドキ、

 

 

目が離せない状況で

 

 

 

めちゃくちゃエンタメ!!!!

 

 

 

2時間があっという間に過ぎた!!!!

 

 

 

あぁあああ~~

 

 

10年以上前にこのクオリティー!!

 

 

 

濱口監督、、、

本当にいつも最後まで

観客を飽きせずに

映画の中の世界へ連れて行ってくれます!

 

 

 

お話のエンタメ感は

韓国映画とかは

 

結構面白い作りのものが

多いように思うので、

 

その影響もあるのかなって

思ったりもしますね。

(脚本はお二人とも日本人のようですが)

 

 

 

 

しかし、

お話のエンタメ感もさることながら、

 

要所要所のちょっとした

 

細工というか、

 

仕掛けというか・・・・

 

 

もう堪りません!!!ww

 

 

 

あの画面(ワイドな)サイズも、

(私の勝手な見方かもですが)

 

なるほど納得です。

(きっと観ていればわかるかと)

 

 

 

役者の皆さんも

とても魅力的で、引き込まれました。

 

 

 

よく作られていて、

きっと誰でも楽しみやすいんじゃないでしょうか?

 

 

深く追求できる

奥行きを持たせながら、

 

もし追求できなくても

単純に楽しめる感じです。

 

 

 

題材は、ちょっとディープですが。w

(それがまた話を面白くしているのだが)

 

 

ま、題名からそうですしねww

 

 

2時間楽しませていただきました!!

 

楽しい時間は

あっという間に過ぎ去りますね。

 

 

(2022年2月23本目。本年度60本目、映画館17本目)

 

スタッフ

監督:濱口竜介

脚本:大浦光太、濱口竜介

撮影監督:ヤン・グニョン 照明:後閑健太 録音:金地宏晃 編集:山崎梓 音楽:長嶌寛幸

 

キャスト

キム・ミンジュン、石田法嗣、パク・ソヒ、米村亮太朗、村上淳