鑑賞記録(2022.3.28)
堤幸彦監督50作品目
インディーズ映画!
『truth ~姦しき弔いの果て~』2022
@神戸アートビレッジセンター(KAVC)
『truth ~姦しき弔いの果て~』2022/72分/日本/カラー・ビスタ
(トゥルース:かしましきとむらいのはて)
原案・監督は堤幸彦監督。映画監督作50作目で、初の自主制作映画。
きっかけはコロナ禍。
堤監督自身も撮影中断を経験しています。堤だけでなく、仕事仲間たちの撮影や公演も中断、中止になりました。その中で俳優・広山詞葉が文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」に申請しようと自主的に作品づくりをすべく仲間を募っていました。堤は、日頃、自作に尽力してくれている仲間たちの企画に参加することを決意。脚本、撮影、音楽等、一流クリエーターが集まり、名優・佐藤二朗も参加(忖度だけど)。女性の本音満載の贅沢な自主制作映画ができました。(チラシより抜粋:Text 木俣 冬(堤幸彦研究家))
※佐藤二朗は広山詞葉の事務所の先輩で、「(堤監督は)僕に映像の世界の扉を開いてくれた」とのことで忖度出演。(チラシより引用)
姦しき(かしましき)とは
(人々の声で)大いに耳触りであること、やかましい、そうぞうしい、うるさいなど。
一言あらすじ
男が突然亡くなった。葬儀の後、男の部屋に訪れた恋人の女は、3人いた・・・・
感想
堤幸彦監督、
記念すべき50作目で
初の自主制作!
カッコいいですね~!!w
まぁたまたまコロナだったから
ってことなのかもしれませんが。ww
『SPEC』が大好きな私としては
堤監督の
またちょっと違った一面が
観られたような気がします。
といっても、
テンションの感じやら
その他諸々
コメディー要素は
超、堤監督っぽいけど!ww
以下、ちょっとネタばれ・・・
たしか劇場で予告編を見て
状況的に、
(ストーリー&自主制作&1時間ちょいってところで)
密室劇ならぬ
場面転換のない演劇的な
ひとつの場面でいくのかな??
とは思っていたが
やはりその点はそうだった。
その場に居合わせた
見知らぬ3人の女たちの
会話(体当たり)劇。
状況はかなり面白く
少しずつ、謎が紐解かれていく。
劇中の
女性の性についての赤裸々トークが
中々すごいです。ww
最終的には
60分前には全く想像もしない展開に!!ww
ちなみに佐藤二朗さんは
声とギャグ的画像でしか
出てきません。ww
結末は
どうぞご確認を。
(2022年3月37本目。本年度108本目、映画館41本目。)
スタッフ
監督・原案:堤幸彦
脚本:三浦有為子
撮影:唐沢悟 音楽:魚返明未 照明:角俊平 録音:臼井久雄 美術:田口麻里奈
編集:似内千晶 音響効果:壁谷貴弘 仕上げ担当:和田泰宏 衣裳:藤崎コウイチ
ヘアメイク:小坂美由紀 スチール:ハラダケイコ 助監督:稲留武
企画:畑義久(レディバード)エグゼクティブプロデューサー:鬼頭理三
プロデューサー:広山詞葉、福宮あやの、河野知美
音楽プロデューサー:茂木英興
制作協力:オフィスクレッシェンド 配給:ラビットハウス
他
キャスト
九条真弓:広山詞葉
栗林マロン:福宮あやの
小林さな:河野知美
真:佐藤二郎(忖度出演)