今日はクリスマス・イヴでしたが
全くもって
クリスマスらしいことは
何一つしていない私です。
(大体毎年何もしてないと思う)
しかし、
今日は休みにして
神戸映画資料館へ
村田實(みのる)監督作の
サイレント映画
『霧笛』(1934)を
(”むてき”)
天宮遥さんの伴奏で
鑑賞してきました。
静かめで
繊細な印象の伴奏でした!
昨日は、
鳥飼りょうさんの伴奏でしたが、
昨日私は仕事のため、
今日の鑑賞にしました。
(鳥飼さん、鑑賞にいらしてましたw)
本編は、
字幕がかなりのボリュームありでした。
そして、個人的には
ちょいちょいツッコミどころがある!?
(クウパー!クウパー!の字幕連発に
何気にウケる私)
↑クウパー:役名
ものの、
後の、
木下千花さん(京都大学教授)による
講座で仰っていましたが、
(昨日の録画)
冒頭とラスト以外は
かなり原作に忠実なんだそう。
この時期は、
検閲もかなり厳しい時期なので
その辺のことも仰ってましたね。
なかなか観る機会の少ない
作品だと思うので
観ることができてよかったです!
素敵な
一人クリスマス・イヴになりました!w
ありがとうございました!!
もしまた機会があれば、
ぜひご覧ください!
「霧笛」(1934/94分/無声/35mm)
作品提供:国立映画アーカイブ
監督:村田實 原作:大佛次郎
脚本:國廣周祿 撮影:靑嶋順一郎
美術:水谷浩司出演:中野英治、菅井一郎、志賀曉子、村田宏壽、小坂信夫、ジョー・オハラ、大泉浩二
村田実の貴重な現存作品。明治時代の横浜を舞台に、スリの千代吉(中野英治)、イギリス人クウパー(菅井一郎)、その愛人お花(志賀暁子)の三角関係を描く。本作のファムファタル役が高く評価された志賀暁子は、翌年、堕胎の罪で逮捕される。
(神戸映画資料館公式サイトより)