鑑賞記録(2022.1.4)グレゴリー・ラトフ監督『別離』1939 U-NEXT

鑑賞記録(2022.1.4)

『別離』U-NEXT

 

 

『別離』1939/69分(U-NEXT版)/アメリカ/モノクロ

本作は、1936年のスウェーデン映画『間奏曲』のハリウッド版リメイクであり、イングリッド・バーグマンのアメリカ映画初出演作品

主演のレスリー・ハワードは本作の共同プロデューサーとなることを条件に『風と共に去りぬ』への出演に同意した。 

(ウィキペディアより)

 

原題

Intermezzo: A Love Story

(※Intermezzo:”間奏曲”の意味)

一言あらすじ

妻子ある著名なバイオリニスト・ホルガ―(レスリー・ハワード)と、その娘のピアノの教師である、美しく才能ある女性・アニタ(イングリッド・バーグマン)の禁断の愛。それぞれ大事なものがありながらも、惹かれ、愛し合う二人だが・・・

 

感想

 

昨日は時間がなく、

短い鑑賞時間&古い(1930年代)

ということで、この作品をチョイス。

 

不倫がテーマのお話。

 

正直、個人的には、

不倫話は大体落ちが想像付くし

 

想像通りに行かなかったら行かなかったで

倫理観を疑ってしまい

スッキリしない終わり方になるだろうから

 

やっぱり大抵こうなるよね・・・

 

と、いうことになる。。。

 

ただ、お互いに惹かれていく部分が、

”才能”ってところは

よくわかる気がするけれども。

 

 

ホルガ―は、

単に美しいから惚れたんじゃないってところが

少し好感持てる。笑

 

もちろん、

とっかかりは”美”でないにしても

後付けで、美しいことも

のめり込む要因だろうが。

 

 

アニタは

元々ホルガ―を憧れの存在としていたから

惹かれあうことに不自然はない。

 

 

しかし、

家庭のある相手だと

波乱に満ちるのはいうまでもないが、

 

止められないもの

ってものがあるんでしょうかね。。

 

 

本作に関しては、

どちらが悪いとも、

誰が悪いとも言えないような気がするだけに

 

なんとも出会ってしまったことを

本人たちはどう取るのか。。。

 

 

不倫だけに限らず、

男女の恋愛事っていうのは

 

大体において、

天国と地獄が共存する

と、思う次第でございます。

 

 

不倫なら、

もっと巻き込むものが大きくなり、

ふたりだけでは話がつかないけど。。。

 

 

ふたりの誠実な人間が

不誠実なことをしてしまう現実

 

 

攻めきれない思いを感じた。

 

 

まぁ私には

今のところ、わからん話だが。w

 

妻子ある時点で、

まったく深入りする気になれないけどな。ww

 

 

そんな理性も

ぶっ飛んだ出会いだったのかしら・・・??

 

 

ふたりを見守るトーマスの存在が良い。

 

そして、帰りを待つ妻。

 

 

短いながらに、まとまっている話だとは思う。

 

スタッフ

 

監督:グレゴリー・ラトフ

脚本:ジョージ・オニール(1936年の映画『間奏曲』の脚本に基づく)

撮影:グレッグ・トーランド、ハリー・ストラドリング 音楽:ロバート・ラッセル・ベネット、マックス・スタイナー 美術:ライル・R・ウィーラー 編集:フランシス・D・ライオン 製作:デヴィッド・O・セルズニック、レスリー・ハワード 制作会社:セルズニック・インターナショナル・ピクチャーズ 配給:ユナイテッド・アーティスツ(アメリカ)、東宝洋画部(日本)

 

キャスト

レスリー・ハワード、イングリッド・バーグマン、エドナ・ベスト、アン・E・トッド、ジョン・ハリディ、セシル・ケラウェイ、他