鑑賞記録(2022.1.13)ジャン・ルノワール監督『大いなる幻影』1937 U-NEXT/ 小話『仕事と人生に効く 教養としての映画』著:伊藤弘了 より

鑑賞記録(2022.1.13)

『大いなる幻影』U-NEXT

 

 

『大いなる幻影』1937/113分(U-NEXT版)/フランス/モノクロ・スタンダード

原題

La Grande Illusion

 

一言あらすじ

第一次世界大戦中のフランスとドイツを背景に、ドイツ軍捕虜となったフランス軍人たちを中心に、国境を越えた友情や、交流を描く。

 

感想

第一次世界大戦中の話ということで

戦争が主な話と思うと

そこはちょっと違う。

 

たしかに戦争があることによって

発生している状況なのだが

焦点は、人々の交流だ。

 

戦争中の映画としては

戦いの悲惨な場面はない。

 

国、言語、宗教は違えど、

同じ人間として尊重する。

 

そんなとても崇高で

大きなテーマを感じる。

 

 

主人公たちは捕虜となっているから

何度も脱走を試みるのだが

 

そのうちのワンシーンで

脱出用の綱を編むカットがあるのだが、

 

先日観た、同じフランス人監督の

ロベール・ブレッソン監督作

『抵抗』(1956)に

同じようなシーンがあった!

 

のを、思い出した。

 

ブレッソン監督、本作の影響受けてんのかな?笑

(もちろん私の勝手な妄想です)

 

 

やはり古い映画で

名作と言われているものは

安心感というか、

見応えがあって

話の厚みみたいなものを感じますね。

 

 

そして、

毎回のようにいっていますが

歴史をもっと知っておきたいな~

 

と思いつつ、

中々勉強出来てませんが、、

 

知識があると

もっと深く楽しめると思います。

 

 

素晴らしい映画は

ただ楽しいだけじゃない!

 

ってことなのかもしれませんね。

(ただ楽しい娯楽映画も大好きだけどw)

 

(2022年動画鑑賞17本目)

 

スタッフ

監督:ジャン・ルノワール

脚本・台詞:シャルル・スパーク、ジャン・ルノワール

助監督:ジャック・ベッケル

音楽:ジョゼフ・コズマ 撮影:クリスチャン・マトラ 編集:マルト・ユゲ、マルグリット・ルノワール 装置:ウジェーヌ・ルリエ 衣装:ルネ・ドクレ 配給:RAC(フランス)、三映社(日本)

 

キャスト

ジャン・ギャバン、ピエール・フレネー、エリッヒ・フォン・シュトロハイム、ディタ・パルロ、他

 

 

『仕事と人生に効く 教養としての映画』(著者:伊藤弘了)より

 

以前に購入した本

『仕事と人生に効く 教養としての映画』

(伊藤弘了・著)の中で、

 

”新作映画と古典的名作では「打率」が違う”

新作映画のなかから1本見るのと、半世紀以上の時を越えて現代に伝わっている1本を見るのとでは、単純に「打率」が違ってきます。わかりやすくいえば、「ハズレを引く可能性が低い」ということです。

と、書かれており、

まさに仰る通りだと思いました。

 

やっぱりなるべく、

古い映画を優先して観たいと思いますね!!

(本はまだ、パラパラしか読めてませんが…)

 

こちらの本も映画初心者に、

特に面白い一冊!!

 

作品についての解説も多いので、

個人的には

先に映画を観てから読みたいから、

ちょっと中々読むのが進みませんが・・・

 

私は本を買いましたが、

なんとU-NEXTで、

電子書籍として読むことが可能です!

 

私はU-NEXT月額会員なので、

毎月1200Pが入ってくるのですが

そのポイントで購入できます!

 

先日、

ずっと読みたいと思っていた別の本が

U-NEXTの電子書籍で購入できたため、

早速持っていたポイントで購入!!

 

思いがけず、嬉しい!!w

(その話は、また後日できればと思いますが・・・)

 

 

動画(大体見放題)だけじゃなく、

書籍や漫画もポイントを使って読めます。

 

初回入会で自動的に600P入るので

おトクに利用できますね。

 

ぜひお試しあれ!