鑑賞記録(2022.1.17)
夢追い人必見!
『我が家の楽園』U-NEXT
『我が家の楽園』1938/126分/アメリカ/モノクロ
原作はジョージ・S・カウフマン、モス・ハートの書いたピューリッツァー賞受賞の戯曲。
脚本は、『或る夜の出来事』1934『オペラハット』1936『群衆』1941 などで、フランク・キャプラ監督とコンビを組むロバート・リスキン。
原題
You Can’t Take It With You
受賞
アカデミー賞(第11回・1938年)
作品賞、監督賞(フランク・キャプラ)
一言あらすじ
大富豪の銀行家の跡取り息子トニー(ジェームズ・スチュワート)は、中流家庭の秘書・アリス(ジーン・アーサー)と恋仲。トニーはアリスの家族に会いに行き、家族全員が自由きままで好きなことをして暮らす姿に衝撃を受ける。トニーは両親を、アリスの家に連れていくが・・・
感想
夢を追いかける人、必見!!
人生、
やりたいことを存分にやって
楽しく生きようじゃないか!!
という強いメッセージ。
現実は、
それだけでは暮らせない、
お金は最低限必要・・・
など、色々な問題にぶち当たり、
実際に映画ほど、
好きなことだけで生きていけないという
現実はあるのかもしれないが、
もし本当にやりたいことがあるなら
人生やらなきゃ損ですよ!
と、背中を押してくれる映画だ。
私なんかは、
この映画ほどではないにせよ、
好きなことをやっている身なので
とても勇気づけられた。
アリス(ジーン・アーサー)の
祖父・バンダーホフ(ライオネル・バリモア)は
会社勤めをしていたが、
ある日突然会社を辞めて、
趣味の切手収集をはじめて、
今では鑑定もする専門家だと
アリスはトニーに話す。
家族や近隣の人たち、
友人を大切にし、
困った時は助けてあげる人格者の祖父。
”お金を貯めこんでも
死んだら持っていけない。”
そういって好きなことをしているし、
やりたいことがある人を支えてあげる、
素敵なおじいさん。
フランク・キャプラ作品は
いつも心が温まる
面白くて、ハッピーな映画。
きっとあなたの背中も
押してくれることだろう。
もし、
夢が特になくても大丈夫。
アンハッピーと思われる状況を、
ハッピーに過ごす生き方も、
一緒に語られている。
(2022年動画鑑賞21本目)
スタッフ
監督:フランク・キャプラ
脚本:ロバート・リスキン
原作:ジョージ・S・カウフマン、モス・ハート
音楽:ディミトリ・ティオムキン 撮影:ジョセフ・ウォーカー 編集:ジーン・ハヴリック 製作:フランク・キャプラ、ジョージ・S・カウフマン、モス・ハート
配給:コロンビア・ピクチャーズ
キャスト
トニー・カービー:ジェームズ・スチュワート
アンソニー・カービー:エドワード・アーノルド
アリス:ジーン・アーサー
バンダーホフ:ライオネル・バリモア
エシー:アン・ミラー
コレンコフ:ミシャ・オウア
スプリング・バイイントン、ドナルド・ミーク、ハリウェル・ホッブス、ダブ・テイラー、サミュエル・S・ハインズ、ハリー・ダヴェンポート、ウォード・ボンド、他