初日鑑賞!2作品『エリザベート1878』『君は行く先を知らない』@シネ・リーブル神戸

今日は朝から用事を済ませ、

 

本日から公開の

エリザベート1878

君は行く先を知らない

 

シネ・リーブル神戸さんで

鑑賞してきました。

 

 

エリザベート1878』2022/114分/オーストリア・ルクセンブルク・ドイツ・フランス/マリー・クロイツァー監督・脚本/シネ・リーブル神戸

原題(フランス語):『Corsage』(コルセットの意味)

(ドイツ語、フランス語、英語、ハンガリー語) カラー・モノクロ/2.39:1/5.1ch/

ヨーロッパ宮廷一の美貌と歌われたオーストリア皇妃、40歳。コルセットを脱ぎ捨て、自由を求め飛び立つ時(シネ・リーブル神戸公式サイトより)

カウフマン(撮影監督 ジュディス・カウフマンは35mmのコダックフィルムを使い、3パーフォレーションで『エリザベート 1878』を撮影しました。アスペクト比は2.39:1で、アリカムLTカメラとライツ・ズミルックスのスフェリカルレンズを使用しました。カメラと照明機材はオーストリア、ウィーンのARRI社が提供しました。(中略)

カウフマンはメインの撮影用にコダック VISION3 500T カラーネガティブ フィルム 5219と200T 5213を選びました。また、エリザベートの友人であり、「映画の父」と呼ばれているルイ・ル・プランスがエリザベートを撮影するシーンでは、イーストマン ダブル-X 白黒ネガティブ フィルム 5222を選びました。フィルムの現像はブリュッセルのスタジオ・レキップで行われ、4KスキャンとDI(デジタルインターメディエイト)のグレーディングは仕上げのカラリスト、トラウドル・ニコルソンにより、ARRIミュンヘンで完了しました。(KODAKメールマガジンVOL.251より一部抜粋)

皇妃エリザベート(シシィ、リジィ)1837-1898

バイエルン王国、ミュンヘンで、ヴィッテルスバッハ家傍系のバイエルン公マクシミリアンと王女ルドヴィカの次女として生まれる。16歳でオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフに見初められ結婚するも、自由奔放な性格は、ヨーロッパ随一の伝統と格式を誇るハプスブルク王朝のウィーン宮廷での生活と合わず、次第にウィーンを離れて流浪の旅を繰り返すようになる。ハンガリー好きとしても知られ、1867年からはハンガリー王妃を兼任。1898年、スイスで無政府主義者によって暗殺された。享年60。(本作公式サイトより)

感想

肉体的な”若さ”とは、時と共に失われ、長く生きていれば、人は皆、老いていくもの。しかし、過去の美しさが際立てば際立つほど、”老い”に対する恐怖じみた思いや、重圧のような感覚は、きっと起こり得る。まして、皇后という、それだけで人が注目する立場なら、尚のことだろう。逃れられない”老い”や、自分の自由奔放な感覚を受け入れられない夫との関係・・・悩みの末に、彼女の選んだ行動とは・・・!?(追記:鑑賞していて、フィルムっぽい感じはあるけど、あまりに綺麗だからデジタルかと思いきや、35mmフィルムだった。最近4Kスキャンしてるから?か、よう分からん。爆)

 

 

君は行く先を知らない』2021/93分/イラン/パナー・パナヒ監督・脚本・製作/シネ・リーブル神戸

英題:『HIT THE ROAD』(ペルシャ語)カラー/1.85:1/5.1ch

ユーモアとペーソスがあふれる人生の旅へ、ようこそ。(シネ・リーブル神戸公式サイトより)

イラン映画の巨匠ジャファル・パナヒの長男、パナー・パナヒの鮮烈な長編デビュー作(本作公式サイトより)

感想

私は本当に、世界のことを知らない。今まで、ドキュメンタリー『ミッドナイト・トラベラー』(2019)やアニメーションで描かれた『FLEE』(2021)など、幾つかの映画などで、なんとなくではあるが中東で起きていることを観てきた。本作も、フィクションながら、イランの情勢が背景として色濃く映し出される。何気ない、普通の家族の日常的な笑ったり、怒ったりする会話が交わされるが、その場の状況は、日常的なドライブではなく・・・。父と次男坊がお話する、とある場面が印象的。演出もちょっとインド映画っぽいところがあったり!

 

 

ぜひ、どちらもご覧ください!

 

今日は初日鑑賞2本で、

間にちょこちょこと用事を済ませ、

結構疲れました。w w

 

 

ここのところ、

自宅でゆっくりしていないので

ちょっと落ち着きたいですわ〜

(全部自分の計画のせいですw)