鑑賞記録(2022.12.8)フェデリコ・フェリーニ監督『青春群像』1953 U-NEXT

鑑賞記録(2022.12.8)

フェデリコ・フェリーニ監督

青春群像』1953

U-NEXT

 

『青春群像』1953/106分/イタリア・フランス/モノクロ

監督の芸術的発展に極めて重要な作品として認められ、1950年代イタリア社会の重要な変化を反映し、自伝的要素を持っている。原題は「雄牛」の意味。

1953年のヴェネツィア国際映画祭では銀獅子を獲得した。また第30回アカデミー賞では脚本賞にノミネートされた。今作の成功は、『白い酋長』(1952年)で商業的に失敗したフェリーニの評判を回復した。

キューブリックをはじめ、さまざまな映画人が影響を受けたといわれるフェリーニの原点。リアルに描かれた堕落した男たちの姿から、おかしみと哀愁が感じられる。(U-NEXT本作”見どころ”より)

受賞

ヴェネツィア国際映画祭(1953年、第14回)

銀獅子賞(監督賞)受賞

原題

I Vitelloni

(乳離をしない子牛の意味 ※Filmarks あらすじより)

一言あらすじ

女好きのファウスト、空想家のアルベルト、劇作家志望のレオポルド、美声のリカルド、最年少のモラルド・・・イタリアの田舎町で暮らす、定職についていない友人5人の男たちの群像劇。(ウィキペディアより一部引用)

感想

まぁ〜なんとも

 

フランコ・ファブリージ演じる

ファウストの

 

女癖が特にヤバい。w

 

 

イタリアでは結構普通!?

なのか知らないが

女癖が悪過ぎるわ!笑

 

 

浮気をしようと思ったら

大抵嘘をつかないとバレるし、

(ついてもいずれバレるんだろうが)

 

そうでなくても

嘘だらけの彼・・・

 

本当にどうしようもない・・・

 

 

しかし、

レオノーラ・ルッフォ演じる

お相手のサンドラとは、

 

なんだかんだ・・・!?

 

 

まぁ本人同士が良ければ、

外野が口出すことでもないですが・・・w

 

 

群像劇なので、

 

ファウストのダメ男ぶりが

特に目立ちつつも、

 

他にも

いろんなことが起こりつつ、

 

お話は進む・・・

 

 

仕事も、お金も、

ないけれど、

 

仲間たちと

 

なんとなく馬鹿なことをやって

 

なんとなく毎日が過ぎる・・・

 

 

そんな中にいながらも

 

フランコ・インテルレンギ演じる

モラルドだけが、

 

何かを変えたい!?

と、思い立つ・・・・

 

 

人生を

どう生きたいか?

 

どう生きるか?

 

 

その思い一つで、

行動は変えられる。

 

 

怠惰に過ごしても、

 

それで生きていけて

不満がないなら

 

それでもいいと思うし、

 

 

もしお金が必要なら

 

少しでも稼ぐ方法を考えるか

 

(↑かと言って先日観た、同監督作

』(1955)みたいに

ガッツリ詐欺ってのも頂けないが・・・)

 

 

働けば

少なくとも入ってはくる。

 

 

私もあまり

 

人の事など

言えた義理ではないけど・・・汗

 

 

とりあえず、

 

パーティーとか

人の集まる時は

 

カオス感が毎度あります。ww

 

 

人生、

 

遊んでる時間や

ぼーっとする時間、

何もしない時間も

 

あっていいと思う。

 

 

だけど、

 

やるべき時には

やっとかないと

 

それこそ歳を取ってから

後悔しそうですね・・・

 

 

私もなんかちょっと

身の引き締まる思いに!?ww

 

 

ぜひ、ご覧ください!!

 

 

(2022年12月8本目。本年度434本目)

 

 

スタッフ

監督:フェデリコ・フェリーニ

脚本:フェデリコ・フェリーニ、エンニオ・フライアーノ

原案:フェデリコ・フェリーニ、エンニオ・フライアーノ、トゥリオ・ピネッリ

撮影:オテッロ・マルテッリ、ルチアーノ・トラザッティ、カルロ・カルリーニ

音楽:ニーノ・ロータ

編集:ロランド・ベネデッティ

キャスト

モラルド:フランコ・インテルレンギ

アルベルト:アルベルト・ソルディ

ファウスト:フランコ・ファブリージ

レオポルド:レオポルド・トリエステ

リカルド:リカルド・フェリーニ(フェリーニの弟)

サンドラ(モラルドの妹):レオノーラ・ルッフォ

フランチェスコ(ファウストの父):ジャン・ブロシャール

オルガ(アルベルトの姉):クロード・ファレール

ミケーレ(ファウストの雇い主):カルロ・ロマーノ

シニョーラ・ジュリア(雇い主の妻):リダ・バーロヴァ

モラルドの父:エンリコ・ヴィアリージオ

モラルドの母:パオラ・ボルボーニ

映画館の女性:アルレット・ソバージュ