鑑賞記録(2022.6.16)実在の能楽師がモデル!ミュージカル時代劇アニメ!湯浅政明監督『犬王』2022@kino cinema神戸国際

鑑賞記録(2022.6.16)

実在の能楽師がモデル!

ミュージカル時代劇アニメ!

 

湯浅政明監督

犬王』2022

@kino cinema神戸国際

 

 

入場特典の小冊子貰いました。

 

(小冊子オモテ面)

(小冊子P2~3)

 

 

『犬王』2022/97分/日本/カラー/アニメーション

南北朝~室町期に活躍した実在の能楽師・犬王をモデルにした古川日出男の小説「平家物語 犬王の巻」を、「夜明け告げるルーのうた」の湯浅政明監督が映像化した長編ミュージカルアニメ

湯浅監督がかつてアニメ化した「ピンポン」の漫画家・松本大洋がキャラクター原案を手がけ、「アイアムアヒーロー」の野木亜紀子が脚本を担当。

(↑映画.comより)

 

犬王

犬王(いぬおう、生年不詳 – 応永20年5月9日(1413年6月7日))は、観阿弥と同時期に活躍した近江猿楽日吉座の大夫。猿楽能の名手として観世座の観阿弥・世阿弥と人気を二分した。阿弥号の「道阿弥」でも知られる。

(中略)物まねを主体とする大和猿楽に対し、風流歌舞を旨とする近江猿楽の芸風をよく体現し、ひろく人気を集めたとされる。(中略)最晩年に至るまで、義満の寵愛は衰えず、(中略)また猿楽能の先駆者たる観阿弥を敬慕することあつく、観阿弥の命日である十九日にはかならず供養を行った。

世阿弥は犬王をきわめて高く評価し、『申楽談儀』に「犬王は、上三花にて、つゐに中上にだに落ちず」と述べている。20世紀には竹本幹夫の論文「天女舞の研究」によって、世阿弥が犬王の得意とした「天女舞」を取り入れて舞事の充実をはかったとする説が提唱された。

(↑ウィキペディアより)

 

一言あらすじ

京の都・近江猿楽の比叡座の家に、1人の子どもが誕生した。しかし、その姿はあまりに奇怪で、大人たちは全身を衣服で包み、顔には面を被せ、名は無かった。ある日、その者は、盲目の琵琶法師の少年・友魚(ともな)と出会い、名を聞かれ『犬王』と自ら名乗る。2人は、共に互いの才能を開花させていき・・・

 

感想

ロックミュージカル

アニメーション時代劇!

 

 

『どろろ』(アニメ)

×

『ボヘミアン・ラプソディ』

×

『シルクドソレイユーOー(オー)』

(↑見たことないけど・・・)

 

を掛けあわせたような

エンタテインメントな仕上がり!?

 

 

 

とにかく

アヴちゃんが良いです!!

 

 

この映画、

アヴちゃんあってのものだね

 

といっても良いくらい

ハマり役でした。

 

 

もちろん、

森山未來さんや

柄本佑さんも

とっても良かったですが、

 

 

やはり歌手が歌う

歌はシビレますね。

 

 

 

グルーヴ感がハンパない!!!

 

 

 

もはや、

一発目のライブは

 

歌がアニメーションを

超えてしまっている!!

 

と思ってしまうほど。

 

 

 

個人的には

 

最初のライブから

アニメらしくぶっ飛んだものでも

全然引けを取らなかったのでは??

 

と思いますが、

 

何か意図があったのかな??

 

(まぁ頭からアゲると後々のライブの

ハードルは上がりますが・・・ww)

 

 

 

犬王の圧倒的存在感!!

 

 

 

ライブシーンだけはリアルに、

実写が見てみたくなりました。

 

 

(踊りは森山未來さんが

めちゃかっこいい踊りをしてくれそうだけど)

 

 

そして、

アヴちゃん、声優としても

とても素晴らしかったと思います。

 

 

声も良いし、個性もある(声に)、

 

アヴちゃんを全然知りませんが

 

おそらく色んな感覚が

アニメの世界観と合うんでしょうね。

 

 

もしくはアニメ好きなのかな?とかww

(↑すみません、根拠なく勝手に言うてます。)

 

 

 

美しい映像と

アニメの創造性もあったと思いますが、

 

 

結構意外と!?

地に足のついたようなアニメかも、と。

 

 

 

実在の人物という

歴史的背景に基づき

そうしているのか分かりませんが。

 

 

 

 

メインの二人が

出会うシーンが好きな感じでした。

 

 

 

アニメの『どろろ』

なんかにもありましたが、

 

盲目の人の

アニメの表現の感じが好きですね。

 

 

三種の神器にまつわる

呪いとかのお話も好き。ww

 

 

 

そして、

過去と現在に至るまで・・・

 

 

 

これは、

原作本を読んでみたくなりました。

 

 

 

最近、映画を観て

後を引いて

原作が気になることが多いです。

 

 

それは嬉しい限りです。ww

 

 

 

(2022年6月20本目。本年度206本目、映画館88本目)

 

 

 

スタッフ

監督:湯浅政明

原作:古川日出男

脚本:野木亜紀子

キャラクター原案:松本大洋

総作画監督:亀田祥倫、中野悟史

キャラクター設計:伊東伸高 監督補佐:山代風我 

作画監督:榎本柊斗、前場健次、松竹徳幸、向田隆、福島敦子、名倉靖博、針金屋英郎、増田敏彦、伊東伸高

美術監督:中村豪希 色彩設計:小針裕子 

撮影監督:関谷能弘 編集:廣瀬清志

音響監督:木村絵理子 音響効果:中野勝博 録音:今泉武

音楽:大友良英 歴史監修:佐多芳彦 

能楽監修:宮本圭造 能楽実演監修:亀井広忠

琵琶監修:後藤幸浩 アニメーション制作:サイエンスSARU

 

キャスト

犬王:アヴちゃん

友魚:森山未來

足利義満:柄本佑

犬王の父:津田健次郎

友魚の父:松重豊