鑑賞記録(2022.1.23)特撮・怪獣映画の原点!アーネスト・B・シュードサック監督『キング・コング』1933 U-NEXT

鑑賞記録(2022.1.23)

特撮・怪獣映画の原点!

『キング・コング』1933

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『キング・コング』1933/100分/アメリカ/モノクロ

特撮(ストップモーション・アニメ)映画の原点となった古典的名作(映画.comより)

ウォルト・ディズニーのミッキーマウスと並ぶアメリカ文化の古典的かつ象徴的なキャラクターであり、世界で最も有名なキャラクターのひとつとされている。

コングはウィリス・オブライエンの特撮技術とストップモーション・アニメーションによって表現され、後のリメイク映画ではスーツアクター(着ぐるみ)やモーションキャプチャなどによる演技で撮影された。

(↑ウィキペディアより)

 

原題

King Kong

 

一言あらすじ

映画監督デナム(ロバート・アームストロング)が、次に目を付けたのは、絶海の孤島にいると言われるモンスター。何が撮れるか分からないまま、クルーは島に辿り着く。すると島民が儀式をしていたが、クルーが来たことで中断。島の長が、女優アン(フェイ・レイ)に目を付け、モンスターの花嫁にと連れ去り、モンスターに差し出されて・・・

 

感想

公開当時観た人は、

ものすごい驚愕に陥ったことだろう。

 

今でこそ、特撮は

当たり前になっているかもしれないけど

 

今までなかったものを

初めて観たら、

どんな気分だっただろうか・・・

 

まして大きなスクリーンで

あの巨獣コングを観たら、

 

映画館の観客席から

 

登場人物の女優

アン並みの悲鳴が

 

聞こえてもおかしくなさそうである・・・

 

 

さすがに90年経って

特撮技術の進化は著しく、

 

正直、現代を生きる私には、

動きのぎこちなさなどに

若干古さを感じてしまうが・・・

 

 

古さというか、もはや

クラシックなんでしょうね!!

 

 

お話自体は古さなど一切感じず、

本当によく出来ていると思う!!

 

 

ただ、映画監督デナム、

あんな恐ろしい怪物を

見世物にしようと考える辺り、

 

さすがハリウッドっぽい!?笑

根性が恐ろしすぎます・・・

 

 

本作が特撮の原点で、

初めてやったことを考えたら、

 

その後の映画史に多大な影響を与え、

新たな世界を切り開いた本作は

歴史的価値のある作品と言えよう。

 

 

その後の日本の特撮系にも

めちゃくちゃ大きな影響を与えています。

 

 

多くの方が大絶賛し、

当時から大ヒットを飛ばし、

続編も続々登場。

 

 

世界中で

『キング・コング』の名前を

知らない人なんているのかな!?

ってレベルですもんね。

 

 

私も90年前に生まれていて、

もし観ていたら、

腰を抜かすほどの

衝撃体験だったろうと思います。

 

 

個人的には、

あまり特撮とかが

そんなに好きなわけじゃなくて・・爆

 

好みの問題だけど、

結構戦うシーンが多いんだな・・・笑

(特撮的には大事なシーンだろうが)

 

 

しかし、

エンパイアステートビルに登り

格闘するコングの画は

あまりにも有名ですね。

 

 

特撮の原点である本作。

 

特撮好きなら尚更、

古典教科書的に必見でしょうね。

 

(2022年動画鑑賞27本目)

 

スタッフ

監督・製作:メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シュードザック

脚本:ジェームズ・アシュモア・クリールマン、ルース・ローズ

原案:エドガー・ウォーレス、メリアン・C・クーパー

音楽:マックス・スタイナー 撮影:エディ・リンデン、ヴァーノン・L・ウォーカー、J・O・テイラー 編集:テッド・チーズマン 製作総指揮:デヴィッド・O・セルズニック

製作会社・配給:RKO

 

キャスト

アン・ダロウ:フェイ・レイ

カール・デナム:ロバート・アームストロング

ジョン・ドリスコル:ブルース・キャボット

エングルホーン船長:フレンク・ライヒャー

チャールズ・ウェストン:サム・ハーディー

チーフ:ノーブル・ジョンソン

ジェームズ・フラヴィン