鑑賞記録(2022.1.28)ジャック・ドゥミ監督が描く、ギャンブル狂『天使の入江』1963 U-NEXT

鑑賞記録(2022.1.28)

ジャック・ドゥミ監督が描く、

ギャンブル狂『天使の入江』1963 U-NEXT

 

『天使の入江』1963/85分(U-NEXT版)/フランス/モノクロ・ビスタサイズ

U-NEXTで視聴期限が2022年1月末までとなっており、ここ数日、ジャック・ドゥミ&アニエス・ヴァルダ監督を鑑賞している。

ヌーヴェル・ヴァーグ左岸派の代表的監督、ジャック・ドゥミによる長編2作目。

天使の入江は、南フランスのニースに位置する入江のこと。

 

原題

仏語の原題: La Baie des Anges

英題: Bay of Angeles

 

一言あらすじ

パリの銀行で働くジャン(クロード・マン)は、同僚の誘いでカジノに出向き、大当てする。味をしめたジャンは、ニースへカジノをしに行くと、そこにはパリのカジノで見かけた女性ジャッキー(ジャンヌ・モロー)がおり、共に賭けをやりだすことに・・・

 

感想

『天使の入江』という

一見穏やかそうな題名だが、

 

天使の入江とは、

ジャン達がやってくる

南仏ニースの入江のこと。

 

 

 そこにある

カジノで繰り広げられる

ギャンブルのお話。

 

 

 

 

ちょっとネタばれにはなるが・・・

 

 

 

カジノで出会った

ギャンブル狂の女性ジャッキーと

慎重で真面目なジャン。

 

 

筋金入りのギャンブラーであるジャッキーに、

ジャンは翻弄されつつも、

惹かれていく・・・

 

 

 

ジャッキーのギャンブル狂は

ギャンブルをしない私からすると、

 

ギャンブラーってこんな感じなんだろうな~

 

リアルwww

 

 

と、知らないながらに

なんだか納得させられる。w

 

 

小心者の私には真似できません。笑

 

 

ジャンも元々は私タイプなはずだけど、

 

ギャンブルから

勝負勘や、

得たり失ったりを経験する。

 

 

天使の入江は、

 

彼らにとって、

出会いの場所であり、

ラッキースポットでもある。

 

 

 

そして、

劇的な場面で何度も繰り返される

お決まりの音楽が

これでもかと流れる。

 

 

繰り返し、繰り返し。

 

 

音楽と共に、

ギャンブラーたちは、

 

繰り返し賭けごとに

興じていくのだろう。

 

 

ラストは、

 

監督は映したままを

表現しているのかもしれないが、

 

 

私には、

あのラストが

そのまま続くと思えない・・・

 

 

というラストですね。ww

 

(勝手な想像ですが・・・)

 

 

ぜひ、ご覧になってお確かめ下さい。

 

(2022年動画鑑賞34本目)

 

スタッフ

監督・脚本:ジャック・ドゥミ

音楽:ミシェル・ルグラン 撮影:ジャン・ラビエ 撮影助手:クロード・ジディ 美術:ジャン=ポール・カマイユ、アルレット・ラングマン  美術・衣装:ベルナール・エヴァン、ピエール・カルダン(ジャンヌ・モロー)編集:アンヌ=マリー・コトレ

 

キャスト

ジャッキー・ドメストル:ジャンヌ・モロー

ジャン・フルニエ:クロード・マン

キャロン:ポール・ゲール

アンリ・ナシエ、アンドレ・セルト、コンチータ・パロディ