鑑賞記録（2022.1.19）
ゾンビ映画の巨匠
ジョージ・Ａ・ロメロが送る、
ゾンビ映画の記念碑的作品
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』Amazon Prime Video
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』1968/95分/アメリカ/モノクロ・16ｍｍ
ジョージ・Ａ・ロメロのリビングデッド・シリーズ（ゾンビ映画）の第一作目。
本作は、ドキュメンタリータッチの手法で、9か月を費やして、モノクロ16ｍｍフィルムで撮影されたらしい。
本作では、まだ”ゾンビ”という言葉は使われておらず、”Living Dead”=生ける屍、”Ghoul”=食屍鬼 と呼称される。”ゾンビ”が使われるのは、次作『ゾンビ』から。
スタッフとキャストをみると、兼任しているのが結構あるみたい。
原題
Night of the Living Dead
一言あらすじ
墓参りに来た兄妹が突如、生ける屍に襲われ、兄ジョニー（ラッセル・ストライナー）は、やられて倒れてしまう。妹のバーバラ（ジュディス・オーディア）は、民家に逃げ込むと、ほどなくして同様にベン（デュアン・ジョーンズ）が駆けこんでくる。民家の地下室には、カップルと夫婦とその子供も隠れており、なんとか敵を追い払おうと奮闘するが・・・
感想
ホラーとかグロいとか、
脅かされるとか、、
怖い映画は苦手なんですが、、、
今回はちょっと個人的な理由で
ゾンビをリサーチするため
必要に迫られて鑑賞。
(どんな理由だい！笑)
思ったほど
怖さがひどくなくて助かった。笑
一切ホラー映画を見ない・・・
と言っても過言でないほど観ないので
正直、他の作品と
比べることが出来ないほど
私自身にホラー情報がないですが、、、
ホラー苦手な人でも、
意外と本作なら観れるかも！？
私は、一応大丈夫でした。笑
途中、
田中邦衛さんみたいなゾンビが・・・！！
（もちろん違う、、、たぶん全然違う）
きっと私だけの勝手な印象だろうが
笑ってしまった。
（なんてことを言う！ｗ）
”死者が蘇って生者の肉を喰らう”とか
”ゾンビに噛まれたら、ゾンビになる”
ということが生み出されたのは
本作からの様で、
ゾンビ映画の新しい概念が
ここから始まったとされている。
今はかなりエグいシーンがある映画や
漫画なんかでも
人を食べちゃうという設定のものが
たくさんある分、
ある意味その辺は慣れ？ているから
少し怖さが紛れたかも。
『進撃の巨人』の画のほうが
私には最初怖かった・・・
進撃・・・観てるけど。笑
（本作とは、全然話は違うが・・・）
しかし公開当時は、
ショッキングだったかもしれませんね。
序盤から速攻話が展開してきますが
徐々に状況が分かってくる。
状況の開示が、
テレビやラジオでされるので、
この現場だけが
別空間みたいになっているわけでなく、
他でも起こっている社会現象として
捉える事ができる。
そして、
残虐な場面は
がっつりリアルに見せないので
そこが私的には良かった。
個人的な意見だけど、
何でもかんでも
見せりゃいいってもんじゃない
と、思っているだけに
その点は好感が持てた。笑
途中でも、
まじかーーー
っていうのあったけど、
最後のオチが・・・・
ほんとに、
まじかーーー・・・
です。笑
ご興味ある方は、
観て確かめてください。笑
（2022年動画鑑賞23本目）
スタッフ
監督・原案（撮影・編集）：ジョージ・Ａ・ロメロ
脚本：ジョン・Ａ・ルッソ
音楽：ウィリアム・ルース、フレッド・シュタイナー 特撮：レジス・サーヴィンスキー、トニー・パンタネラ 製作：ラッセル・ストライナー、カール・ハードマン
製作会社：Image Ten,Laurel Group,Market Square Productions
配給：ウォルター・リード・オーガニゼーション
キャスト
ベン：デュアン・ジョーンズ
バーバラ：ジュディス・オーディア
ハリー・クーパー：カール・ハードマン
ヘレン・クーパー：マリリン・イーストマン（※昆虫を食べるゾンビもエキストラ出演）
カレン・クーパー（子供）：カイラ・ショーン
トム：キース・ウェイン
ジュディ：ジュディス・リドリー
ジョニー：ラッセル・ストライナー
チャールズ・クレイグ、ビル・ハインツマン、ジョージ・コサナ、ビル・カーディル、ジョージ・Ａ・ロメロ、他
