鑑賞記録(2022.9.25)ロバート・コノリー監督『渇きと偽り』2020@シネ・リーブル神戸

鑑賞記録(2022.9.25)

ロバート・コノリー監督

渇きと偽り』2020

シネ・リーブル神戸

『渇きと偽り』2020/117分/オーストラリア/カラー/シネマスコープ/5.1ch

本作は、世界的ベストセラーとなったジェイン・ハーパーのデビュー作「渇きと偽り」(ハヤカワ文庫刊)を映画化し、オーストラリアで大ヒットを果たしたクライムサスペンスである。
少年時代の忌まわしい事件と、現在の殺人事件の2つを解明していく警察官の主人公を好演したのは、オーストラリア人俳優のエリック・バナ。彼は原作にほれ込み、プロデューサーも務めた。(中略)

舞台となったビクトリア州の架空の町キエワラは1年近く雨が降っていないという設定。実際、オーストラリアの気候温暖化は深刻で、干ばつで苦しむ人々はいたる所に存在する。本作の設定は、自然に恵まれた観光大国のイメージとは真逆で、いまオーストラリアが直面する現実も世界に提示している。
2022年5月には同チームが再結集し、早くも続編『Force of Nature』(原作「潤みと翳り」ハヤカワ文庫刊)の撮影が開始。いま最も注目を集める人気シリーズとなり、多くのファンから公開が待ち望まれている。(公式サイトより)

主要撮影は、2019 年 3 月にウィメラマリー地域を含むオーストラリアのビクトリア州で始まりました。(ウィキペディアより)

 

原題

The Dry

あらすじ

メルボルンの連邦警察官として働くアーロン・フォーク(エリック・バナ)は、家族を惨殺した後、自殺したとされる親友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに帰郷した。ルークの両親にせがまれ、親友が犯した事件の真相を調べることになるが、その事件を追うことは同時に、17歳の頃、自分自身が殺人犯と疑われた同級生の少女の変死事件をめぐる記憶と対面することでもあった。過去と現在の事件に振り回されながらも、次第に親友の事件は単なる自殺ではないことを突き止める。さらに過去の少女の死の真相も知ることになる—。(公式サイトより)

 

感想

乾いた土地が

果てしなく続く大地。

 

 

日本では

観ることのない景色だ。

 

 

この乾燥した大きな土地を

シネスコの大画面で見ると

 

やはり美しいと感じる。

 

 

 

物語は、

 

エリック・バナ演じる

連邦警察官になったアローンが

 

20年ぶりに故郷へ戻り、

 

自分が関わった

過去の事件と、

 

 

現在起きた事件の

 

ふたつの事件の真相を

追うことになる・・・

 

 

がっつり、

クライムサスペンス。

 

 

 

演出が奇抜だったり、

特殊なことは特にないが、

 

 

真相はどうなのか??

何があったのか??

 

と、じっくりと、

観ることが出来た。

 

 

 

アローンが

ある種、

冷静かつ渇いた目でみる現実により

 

 

ひとつひとつ

偽りを剥がし

 

真実を見つけ出して行く。

 

 

 

そして、

 

多くの人たちが、

 

何らかの偽りを抱え

生きているということ・・・

 

 

そのことにより、

 

私には

みんな怪しく見えて・・・ww

 

嘘にもいろんな形がありますね・・・

 

 

 

続編があるということは

知っていたので、

 

話が途中で終わったら

どうしようかと思いましたが、

 

そんなことはなく、、ww

 

事件は解決へ。

 

 

 

最後までアローンと一緒になって

事件を追いかけて

観ることが出来ました。

 

 

真相は、

ぜひご覧ください。

 

 

(2022年9月34本目。本年度348本目、映画館185本目)

 

 

 

ネタバレMEMO

映画の原作となった小説のジェーン・ハーパーは、葬儀の出席者としてカメオ出演しています。(ウィキペディアより)

 

スタッフ

監督:ロバート・コノリー

脚本:ハリー・クリップス、ロバート・コノリー

原作:ジェイン・ハーパー

撮影:ステファン・ダスキオ

美術:ルビー・メイサーズ

衣装:カッピ・アイルランド

編集:ニック・メイヤーズ、アレクサンドル・デ・フランチェスキ

音楽:ピーター・レイバーン

製作:ブルーナ・パパンドレア、スティーブ・ハッテンスキー、ジョディ・マッターソン、ロバート・コノリー、エリック・バナ

製作総指揮:リッチ・スワート、メリル・メトニ、アンドリュー・メイヤー、ジェイン・ハーパー、ジョエル・パールマン、ジャンヌ・スノウ

 

キャスト

アーロン・フォーク:エリック・バナ

グレッチェン:ジュネヴィーヴ・オーライリー

グレッグ・ラコ:キーア・オドネル

スコット・ウィットラム:ジョン・ポルソン

エリー・ディーコン:ベベ・ベッテンコート

ルーク・ハドラー:マーティン・ディングル=ウォール

ジェリー・ハドラー:ブルース・スペンス

バーブ・ハドラー:ジュリア・ブレイク

グラント・ダウ:マット・ネイブル

ウィリアム・ザッパ:マル・ディーコン

ジェイミー・サリバン:ジェームズ・フレッシュヴィル

リタ・ラコ:ミランダ・タプセル

サンドラ・ウィットラム:レニー・リム

エリック・フォーク:ジェレミー・リンゼイ・テイラー

リー博士:ダニエル・フレデリクセン

マクマード:エディ・バルー

アーロン・フォーク(青年期):ジョー・クロチェック

グレッチェン(青年期):クロード・スコット・ミッチェル

ルーク・ハドラー(青年期):サム・コーレット