鑑賞記録(2022.4.7)
第74回カンヌ国際映画祭
パルムドール(最高賞)受賞
ジュリア・デュクルノー監督
『TITANE』2021
@シネ・リーブル神戸
『TITANE』2021/108分/フランス・ベルギー(※チラシに記載なし)/カラー・シネスコ/5.1chデジタル
長編2作目にしてカンヌの最高賞を受賞した、ジュリア・デュクルノー監督。
デュクルノーは、第46回(1993年)において『ピアノ・レッスン』で受賞したジェーン・カンピオン以来、最高賞であるパルムドールを受賞した史上2人目の女性監督となり、同時に女性初の単独受賞者ともなった。(ウィキペディアより)
TITANE:過去のジュリア監督作品同様、今回も1ワードのこのタイトルを初めて聞いた時「おお、神話の映画なのか」と思ったのを覚えている。ギリシャ神話に登場する巨大な神ティタン(Titan)のことである。これは映画冒頭に登場するチタン(チタニウム)の語源でもあり、ここからすでに神話や神というテーマを匂わせているのだ。ちなみにチタンは生体適合性に優れた金属で、義手や義足、人工骨、インプラントなどの医療機器として使用されている。(映画『TITANE』公式サイト 完全解析ページ01:TITANEより)
受賞
カンヌ国際映画祭(第74回、2021)
パルムドール(最高賞)
一言あらすじ
幼い頃、事故で頭にチタンプレートが埋め込まれたアレクシアは、車に対する異常な執着心と、危険な衝動に駆られ・・・
感想
あ、あかん、、、
これ、私あかんヤツや~~!!
痛いの、怖いの、グロいの、エグいの・・・・
描写があまりに生々しく、、、
画面をまともに観ていない時間
全体の約40パーセントほど・・・
半分とまではいかないが
結構画面を直視できず、
目を逸らしながら観た・・・爆
しかし、、、
一体この話の結末は
どこに着地していくのかが
一応気になり、
我慢して最後まで鑑賞!!www
予告編から
ちょっと大丈夫かな~~?
と、少し不安だったが、
カンヌのパルムドールってことなので
とりあえず観ておこう!
と、思ったら
苦手なジャンルだった・・・
しかも女性監督て・・・
すごいな・・ww
まぁ女性の方が痛みに強い
とか言いますから
あんな描写できたのか、、な・・??
もちろん男性監督も
怖いのいっぱいあるでしょうが・・・
(怖いの痛いのエグいの苦手なので基本観ない)
痛いのとか、怖いのとか、
サイコ的なのとか、
ビビりな私は
即ノックダウン!!!
あの長いチタン棒?
絶対そうやって使うと思ったけど、、、
こっち(私)がオエェ~~~、、、、
もはや
作品云々
言える状態じゃありませんでした。。。
発想は奇想天外で、
歪ながら
お互いを必要とする人間関係なども
後半お話に出てきますが、、、
あぁ、、、
私には
描写のパンチ力が強すぎました・・・
食事の前後じゃなくてよかった・・・爆
カンヌ・・・
批評家からは
かなり評価の高い本作。
私には、
『パラサイト』(2019)の
レベルのホラー?感までが
楽しめる限界だった・・・
生々しい描写などが
平気な方には、
新感覚なのかもしれませんね。
(2022年4月9本目。本年度119本目、映画館45本目)
スタッフ
監督・脚本:ジュリア・デュクルノー
製作:ジャン=クリストフ・レイモンド
音楽ジム・ウィリアムズ
撮ルーベン・インペンス
編集:ジャン=クリストフ・ブージィ
製作会社:カザック・プロダクションズ、フラカス・プロダクションズ、アルテ・フランスシネマ、ビー・テーヴィー
配給:ディアファナ・ディストリビューション、ギャガ
他
キャスト
ヴァンサン:ヴァンサン・ランドン
アレクシア(アドリアン):アガト・ルセル
ジュスティーヌ:ギャランス・マリリエ
ライアン:ライス・サラーマ
アドリアンの母:ミリエム・アケディウ
アレクシアの父:ベルトラン・ボネロ
他