鑑賞記録(2023.1.11)バルタザール・コルマウクル監督『エベレスト』2015 Amazon Prime Video

鑑賞記録(2023.1.11)

バルタザール・コルマウクル監督

エベレスト』2015

Amazon Prime Video

 

『エベレスト』2015/121分/アメリカ・イギリス/カラー

1996年にエベレストで実際に起きた大量遭難事故に基づく。2度目の映画化。

この映画は、2015 年 9 月 2 日に第 72 回ベニス国際映画祭のオープニングを飾り、2015 年 9 月 18 日に劇場公開されまし、および国際的には 2D で、2015 年 9 月 19 日に米国とカナダ、および他の 36 か国で限定公開として IMAX 3D でのみ公開されます。2015 年 9 月 25 日に米国で大規模な公開が開始されました。この映画は商業的に成功し、5,500 万ドルの予算に対して世界中で 2 億 300 万ドルの収益を上げ、批評家から肯定的な評価を受けました。(英語版ウィキペディアより)

原題

Everest

あらすじ

エベレスト登頂ツアーで現地にやってきた一行は、別のツアーと協力しながら順調に第4キャンプまで登っていく。だが頂上アタックの日、ロープの不備やメンバーの体調不良で予定が狂い、さらに未曾有の嵐で天候が悪化。一行は“デス・ゾーン”で散り散りに…。(U-NEXT本作”ストーリー”より)

感想

アニメーション映画

神々の山嶺』(2021)を

鑑賞し終えたら、

 

次のオススメとして

本作が出て来た!

 

先程がアニメーションだったの

実際の景色とかって観られるのかな!?

 

と、思い

チラ見する気で本作を再生。

 

(Amazon Prime Videoで観たけど、U-NEXTにもあった。

ちょっと字幕の感じが違うっぽい)

 

 

見出したら、

先程アニメーションで観た

 

ネパールの山の麓の町の光景や

壮大な山々が観られました。

 

 

部分的に、

 

どこからどこまでが

実際にエベレストで撮影されたかは

定かではありませんが、

 

 

おそらく、一部セットや

違う場所で撮影されたとしても

(そう思うシーンも一部あり)

 

 

迫力満点の

山の状況を見ることが出来ました。

 

 

そして、

こちらは事実に基づくお話・・・

 

 

神々の山嶺』もそうでしたが、

 

もう、このレベルの登山は

 

レジャーで〜、なんて

軽き気持ちでは

 

絶対に出来ないものです。

 

 

大袈裟ではなく、

本当に、命懸けです。

 

 

実際に、本作の撮影中に

雪崩の事故があったそうで、

 

2015年4月25日午後、モーメント・マグニチュード7.8の巨大地震(2015年ネパール地震)がネパールとその周りの国を襲った。地震の揺れによってプモリの山腹で雪崩が生じ、ネパール側(南側)のエベレスト・ベースキャンプに流れ込んだ。少なくとも22人が死亡し、それまででエベレスト最悪の死者数を出していた2014年のエベレスト雪崩事故の記録を更新する災害となった。(ウィキペディアより)

 

 

映画関係者に

たまたま被害はなかったようですが、

 

実際に人が亡くなっています。

 

 

災害が起こりやすい、

危険地域であることは間違いありませんが、

 

 

山に魅せられた人々は

 

それでも

挑戦せずにはいられないのでしょうね。

 

 

世界最高峰の山に登る!!

 

と、目標を持ち、

綿密な計画を立て、

 

それに向けて心身を鍛え、

準備をし、

 

経験を積み、

 

想定できない

天候の変化や状況が

あるということを想定し、

 

 

あらゆる困難について

回避できるように

 

最善の手は考え、用意しておく。

 

 

しかし、

 

それでも必ず

想定外のことは発生する。

 

 

ましてや相手は

 

自然という

コントロールできないもので

 

だからこそ面白いのだろうが、

 

当然、危険もついて回る。

 

 

頂に立ち、

無事に帰って来られるかは、

 

どれだけの熟練者でも

決して断言出来ない世界。

 

 

頂で見る最高の景色と

 

普通では得られることがないであろう

凄まじい達成感と栄誉という

 

天国のような世界の

すぐ足下には、

 

 

二度と地上に帰れるか分からない

地獄が待っているかもしれない境を

 

 

綱渡りして歩くようなもの。

 

 

そして、実際

多くの人が命を落としている。

 

 

だったら

 

そんな危険なものに挑戦するな!

 

危険なことは何もするな!

 

 

とは、私は言えない。

 

 

私が体験したことのない世界が

 

そこにあることは

間違いないのだから。

 

 

この映画を観ながら、

 

これらに挑む人たちは、

きっとサバイバル能力など

 

一般人の私なんかより

よっぽど高いだろうと思うし、

 

 

そこで培われる能力や経験は

人生において

プラスになると思うからだ。

 

 

もちろん

生半可ではないにせよ。

 

 

本作の内容とは全然関係ないけど、

 

登山の映画を2本立て続けに観て、

 

人生設計について考えた。

 

 

登山は

人生設計と似ている気がする。

 

 

ゴールを目指し、

そこに辿り着けるように

計画し、準備し、行動を起こす。

 

 

そう思うと、

エベレストは登れなくても、

 

 

自分の人生の目標くらいは

 

命を賭けずとも

目指すことができるな・・・

 

 

なんて思えた。

 

 

本作は3D上映していたそうで、

どんな感じだったのか気になった。

 

 

今回は自宅鑑賞なので、

もちろん2Dですが。

 

 

登山好き嫌い、

経験未経験に関わらず

 

すごい作品でした。

 

こんな登山は

とてもじゃないですが、

 

少しくらいのレジャー登山には

ちょっと興味が湧きますね。

 

 

自然好きだし。ww

 

 

ぜひ、ご覧ください!!

 

 

(2023年1月4本目)

 

スタッフ

監督:バルタザール・コルマウクル

脚本:ウィリアム・ニコルソン、サイモン・ビューフォイ

撮影:サルバトーレ・トチノ

美術:ゲイリー・フリーマン

衣装:ガイ・スペランザ

編集:ミック・オーズリー

音楽:ダリオ・マリアネッリ

製作:ティム・ビーバン、エリック・フェルナー、バルタザール・コルマウクル、ニッキー・ケンティッシュ・バーンズ、タイラー・トンプソン、ブライアン・オリバー

製作総指揮:アンジェラ・モリソン、ライザ・チェイシン、エバン・ヘイズ、ランドール・エメット、ピーター・マルーク、マーク・マルーク

キャスト

ロブ・ホール:ジェイソン・クラーク

ベック・ウェザーズ:ジョシュ・ブローリン

ダグ・ハンセン:ジョン・ホークス

ジョン・クラカワー:マイケル・ケリー

ヘレン・ウィルトン:エミリー・ワトソン

アンディ・“ハロルド”・ハリス:マーティン・ヘンダーソン

マイク・グルーム:トーマス・ライト

アン・ドルジェ:アン・フーラ・シェルパ

キャロライン・マッケンジー:エリザベス・デビッキ

難波康子:森尚子

ルー・カシシケ:マーク・ダーウィン

ジョン・タースケ:ティム・ダンテイ

スチュアート・ハッチスン:ディミトリ・ゴリトサス

スコット・フィッシャー:ジェイク・ジレンホール

アナトリ・ブクレーエフ:イングヴァール・E・シーグルソン

ピーチ・ウェザーズ(ベックの妻):ロビン・ライト

ジャン・アーノルド(ロブの妻):キーラ・ナイトレイ

ネタバレMEMO

44 名の乗組員は 2014 年 1 月 12 日にネパールに到着し、カトマンズに滞在しました彼らは1月9日から23日まで撮影の許可を得ていました。その後、エベレストでの撮影は20141月13日に開始された。 1 月 15 日、ナムチェ バザール、その後エベレスト ベース キャンプで、ニュースが確認されました。ネパールでの撮影が完了した後、乗組員はイタリアに移動することになっていました(SchnalstalとRome )、そして 3 月初旬にイギリスに行き、Pinewood Studiosで撮影しました。

ベース キャンプの外観は、ローマのチネチッタ スタジオのバックロットで撮影されました。ここでは、ベース キャンプの照明に似た明るい日差しが得られました。

2014 年 4 月 18 日、第 2 ユニットの乗組員がエベレストのキャンプ II で映画の残りのシーンを撮影していたときに、雪崩が発生し、16 人のシェルパガイドが死亡しました。シェルパは、夏の登山シーズンが始まる前に、登山者のキャンプに装備や物資を運んでいました。 締め切りは、映画の乗組員に影響を与える負傷者や死亡者はいないと報告した。災害が発生した場所にはプロダクションはありませんでしたが、近くにありました。

(↑英語版ウィキペディアより)