鑑賞記録(2023.1.3)マイケル・アンダーソン監督『80日間世界一周』1956 U-NEXT

鑑賞記録(2023.1.3)

マイケル・アンダーソン監督

80日間世界一周

1956

U-NEXT

『80日間世界一周』1956/182分/アメリカ/テクニカラー

原作は、フランスの作家、ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne)の同名小説

トッド自身(プロデューサーのマイク・トッド)の肝煎りで開発された「トッドAO方式(70mmフィルム)」でワイドスクリーン撮影された大作で、日本を含む世界各国の多彩な風景をカラー撮影で楽しめる観光映画に仕上がった。

映画の 6 分間のアニメーションタイトル シーケンス 映画の最後に登場する は、受賞歴のあるデザイナー、ソール・バスによって作成。

最優秀作品賞を含む5 つのアカデミー賞を受賞。

スポット出演した多数の有名俳優を探すお遊び要素がある。(中略)この作品以来、著名人が端役で出演することを「カメオ出演」と呼ぶようになった。

(↑ウィキペディアより一部抜粋、引用)

70mmフィルム

70mmフィルムまたは65mmフィルムは、幅の広いハイレゾリューションのフィルムの規格である。 このフィルムは通常の映画用35mmフィルムの規格より高品質とされている。 カメラ用フィルムの場合は、70mmではなく65mmのフィルムが使用されている。映写機用の場合は、6つのサウンドトラックを収容するためにパーフォレーション(送り穴)の外側に設けた磁気式ストリップの分だけ、各端2.5mmずつ広くなっている。 最近の70mmフィルムの多くはデジタル音源を暗号化しているが、この方式が採用されていない70mmフィルムも数多く存在する。 各フレームはパーフォレーション5個分の高さをしており、アスペクト比は2.20:1。 70mmフィルムを扱うことのできない映画館は、いったん35mmフィルムに移してからシネマスコープ/パナビジョンのアスペクト比2.35:1に直してから公開する。(ウィキペディアより)

受賞

アカデミー賞(第29回、1957年開催)

最優秀作品賞:マイケル・トッド(プロデューサー)

最優秀撮影賞:ライオネル・リンドン

最優秀映画編集賞:ジーン・ラギエロー、ポール・ウェザーワックス

最優秀音楽賞:ヴィクター・ヤング(ヤングは本作公開の直後に死去したため、死後受賞となった)

最優秀脚本賞:ジョン・ファロー、S.J.パレルマン、ジェームズ・ポー

他、ノミネート多数

原題

Around the World in 80 Days

あらすじ

ビクトリア王朝時代のイギリス。80日で世界一周できるかどうか賭けをした紳士・フォッグは、召使い・パスパトゥを連れて旅に出た。花の都・パリでは気球を買って飛び立ち、スペインでは闘牛士となり、カルカッタでは姫を助け、フォッグは旅を続けていくが…。(U-NEXT本作”ストーリー”より)

感想

ずっと観たいと思っていた本作。

やっとの鑑賞です。

(そんな作品だらけ)

 

 

まず、すぐに

映像がめちゃくちゃ綺麗で

驚いた!!

 

後から

70mmフィルムと知って納得!!

 

70年近く前に撮影されたとは

とても思えない綺麗な映像です。

 

 

パッと思い出すのは

 

スタンリー・キューブリック監督の

歴史的名作

 

『2001年宇宙の旅』(1968)が

70mmフィルムで撮影でしたが、

 

それよりも10年以上も前に

撮影されていたとは驚きです。

 

 

これだけでも

ものすごいお金が

掛かっていることが分かります。

 

 

お話はその名の通り

世界を回っていくので、

 

セットを交えながらも、

色々な場所の映像が見られます。

 

 

気球やら船やら

もちろん汽車も利用し、

 

空と海も陸も多く登場。

 

 

各地の動物たちや

行事なんかも盛り込まれ

 

エンタメ感たっぷり。

 

 

あと、

え!?この人は!!

と、いう

 

ほんの少しのカメオ出演で

多数の有名人が登場しています。

 

 

カンティンフラス演じる

召使いのパスパルトゥーが

 

チャップリン的な出立ちで

 

なんでもこなして

コメディ感もたっぷり。

 

 

いいなぁ〜、世界一周!

 

憧れます!!

 

一気に一周しなくてもいいので

 

ぜひ世界の色々なところを

旅してみたいな〜!

 

 

まだまだ行った事のない所だらけ

な、私なので

 

チャンスがあれば

どこへでも行きたいですね。w

 

 

デヴィッド・ニーヴン演じる

主人公のイギリス紳士

フォッグの様に

 

先立つお金があれば

余裕かもですが、

 

2023年の現在では

 

当時よりお金がなくても

旅行ができる時代ではあるので、

 

 

コロナもそろそろ

落ち着いてきたし、

 

 

海外にも

行きたくなってきましたね。

 

 

いろんな国を見てみたいな〜

旅したいな〜

 

と、思わせる

楽しい作品でした。

 

 

日本も

本作の旅行ルートに入っているので

少し出てきます!

 

 

ちょっと

アレ!?ここは・・・ってな

ツッコミ所がありますが、w

 

ご愛嬌です。ww

 

ご覧になって、お確かめください。w

 

ラストも良かったです♪

 

 

エンディングクレジットの

アニメーションが

 

とっても素敵で

お話を振り返りながら

見ることができます!

 

 

最後まで楽しませてくれますね。

 

 

ぜひ、ご覧ください!!

 

 

(2023年1月2本目)

 

スタッフ

監督:マイケル・アンダーソン

脚本:ジェームズ・ポー、ジョン・ファロー、S・J・ペレルマン

原作:ジュール・ベルヌ

音楽:ビクター・ヤング

撮影:ライオネル・リンドン

日本ロケ撮影:三村明

タイトルデザイン:ソウル・バス

製作:マイケル・トッド

キャスト

フィリアス・フォッグ:デヴィッド・ニーヴン

パスパルトゥー:カンティンフラス

アウダ姫:シャーリー・マクレーン

フィックス刑事:ロバート・ニュートン

ネタバレMEMO

【カメオ出演】

(上海から横浜)カーナティック号の船室係:ピーター・ローレ

(サンフランシスコ)サロンのホステス:マレーネ・ディートリヒ

(サンフランシスコ)酒場のピアニスト:フランク・シナトラ

(サンフランシスコからカーニー砦駅)大陸横断鉄道列車・車掌:バスター・キートン

あくまで物語上の訪問国で、いくつかの国の撮影はスタジオで行われたほか、別に収録した風景画像を編集して行われた。そのため、現地人の感覚では不自然に見える点も少なくない(日本の平安神宮など。当時はまだ東海道新幹線が開通していない上、ほとんど現金を所持していないパスパルトゥが、横浜から京都まで短期間で移動するのは困難である。恐らく、日本的風景としての登場)。

イギリス(ロンドン、リバプール)、フランス(パリ)、イタリア(ブリンディシ)、スペイン(マドリード)、エジプト(スエズ)、イギリス領インド帝国(インドおよびビルマ)、イギリス領香港、日本(横浜、鎌倉)、アメリカ(サンフランシスコ、中西部、ニューヨーク)

なおこの作品にはインターミッションが挿入されており、それは丁度日付変更線を通過するタイミングと一致している。

(↑ウィキペディアより)