鑑賞記録(2022.8.5)ブラッド・ファーマン監督『L.A.コールドケース』2018@アップリンク京都

鑑賞記録(2022.8.5)

ブラッド・ファーマン監督

L.A.コールドケース』2018

@アップリンク京都

 

『L.A.コールドケース』2022/112分/アメリカ・イギリス/カラー/スコープ/5.1ch

実在の元刑事ラッセル・プールをデップ、事件を追う記者ジャックをウィテカーが演じる。作家ランドール・サリバンが2002年に発表したノンフィクション小説をもとに、「リンカーン弁護士」のブラッド・ファーマン監督がメガホンをとった(映画.comより)

アメリカのラッパー・2パックとノトーリアス・B.I.G.殺害事件を基にしたノンフィクションLAbyrinthの映画化。(ウィキペディアより)

原題

City of Lies

 

あらすじ

1997年3月、人気絶頂期にいたラッパーのノートリアス・B.I.G.が何者かによって射殺されるという事件が起こった。当時その捜査を担当した元ロサンゼルス市警察の刑事ラッセル・プールは、事件発生から18年が過ぎた現在も執念深く真相を追い続けていた。そんなある日、事件を独自に調査していた記者ジャックがプールのもとを訪れる。2人は手を組み、複雑に絡み合った事件の真相に迫るが……。(映画.comより)

 

感想

実在の事件を

基にしているという事で

 

お話がかなり入り組んでおり、

 

いつもの如く

全く前情報を入れていない私としては、

 

正直、

全然お話について行けず・・・

 

 

これは、

元ネタを知っているか、

原作を読んでいるなど

 

何かしら補佐的な情報が

私には必要だったかな〜、、、

 

 

そして

こういった事件につきものの

 

表に出てこない

大きな黒幕が相手では

 

やはり真実に辿り着くのは

ほぼ不可能・・・

 

 

 

どんなに悪事を働いていようが、

大物が相手だと

 

社会的ピラミッドを

どうやっても覆すことは

出来ない、、か・・・

 

 

もはや

真実を追い求め、

 

事実を明らかにしようと

力を尽くすことは

 

すなわち、

 

平穏(普通)に生きる人生を捨てる

 

ということに

他ならない・・・

 

 

とても出来る事ではない・・・

 

 

 

それでも

運命の如く関わってしまった事件を

 

諦め、忘れ去ることが

出来ないほどの

 

正義感を持つ者。

 

 

強い信念の持ち主ほど

 

苦悩し、

悩まされ続けるのではないだろうか・・・

 

 

正しい行いをする方が、

 

人間として大切なものを

心に持つ者の方が、

 

苦しむ結果になり得る現実・・・

 

 

 

なんだかとても悲しいけれど、

 

実際に起こり得る話。

 

 

とても考えさせられる。

 

 

 

こうした映画も観て

(フィクションの部分があるとしても)

 

世界中で起きている

いろんな事件から、

 

私は何を学び取れるだろうか。

 

 

正直、

我が身に降りかかると

とても思えないお話だが、

 

漠然とでも

巨大な力というものを

 

映画を通して

なんとなく考えてみる・・・

 

 

最後まで追いかけ続けた

ラッセル・プール元刑事、

 

凄いと思う。

 

 

(2022年8月8本目。本年度277本目、映画館140本目)

 

 

 

ネタバレ解説(ウィキペディアよりAI翻訳)

2015年、ロサンゼルスタイムズの調査記者ダリウス「ジャック」ジャクソンは、クリストファー・ウォレスの殺害について書くように割り当てられました。彼は、引退した不名誉なロサンゼルス警察(LAPD)の刑事ラッセル・プールと会います。一連のフラッシュバックで、プールは、デス・ロウ・レコードのCEOであるシュグ・ナイトが、ウォレスを殺害し、それを隠蔽するために腐敗したLAPD役員に支払ったという彼の理論を明らかにします。
1997年、ウォレス殺人事件からわずか数週間後、プールは白人刑事フランク・ライガによる非番の黒人警察官ケビン・ゲインズ射殺事件の捜査を任される。プールは、ロサンゼルスでの他の最近の人種関連の事件、すなわちロドニー・キングの殴打とO.J.シンプソン。調査の過程で、プールは、ゲインズがナイトの給与を支払っており、ブラッズギャングに所属していたことを知りました。プールの上官であるオシェイ中尉は、この理論に信憑性を与えることを拒否し、プールにゲインズ-リガ銃撃を閉じるように命じます。リガは免罪されたが、民事訴訟に直面しており、ゲインズ一家は弁護士のジョニー・コクランが代理を務めている。プールは、FBI の覆面捜査官からナイトとゲインズの関係を確認し、ウォレス殺害を調査するために強盗殺人課に異動します。

プールと彼のパートナーであるフレッド・ミラーは、ナイトが雇っている別のLAPD役員であるデビッド・マック、ネーション・オブ・イスラムのメンバーであるアミール・ムハンマドとブラッドのメンバーであるウォーデル・ファウスを含む容疑者の名前を入手します。プールは、マックがウォレスの警備員であり、最近銀行強盗にも関係していることを知りました。マックは逮捕されましたが、ウォレスの死に関連する情報をあきらめていません。プールは、証拠室からコカインを盗んでいることを知った後、さらに別のLAPD役員、ラファエルペレスの調査を開始します。プールはペレスを尾行し、彼が麻薬の売人を撃つのを見ますが、プールは介入してペレスを護身術で撃ちます。ペレスは刑事告発されており、彼自身と他の警官をさまざまな犯罪活動に巻き込んでいます。プールは彼自身のタスクフォースを与えられ、マックがウォレスの死に関与しており、LAPDがそれを隠蔽していると記録上主張するつもりのライガの民事裁判に立つ準備をしている.裁判が始まります。リガは彼の名前をクリアすることができず、プールはLAPDによって敬遠されています。
ヴォレッタ・ウォレスは、プールが擁護した証拠に基づいて、ロサンゼルスに対して不法死亡の申し立てを行います。マックとアミール・ムハンマドは被告として指名されたが、LAPDとFBIが容疑者として彼らを却下した後、裁判が始まる直前に取り下げられた。プールは、年金の受給資格が得られる 1 か月前に恥をかいて辞任し、最終的には家族を犠牲にしました。

ジャクソンは、息子の殺害以来数十年にわたって友情を育んできたプールとボレッタに会います。ジャクソンは、トゥパック・シャクールの殺害に息子を巻き込んだ記事を以前に書いたことを彼女に謝罪します。彼女はそれを受け入れます。ヴォレッタは、殺人事件を解決しようとするプールの犠牲に感謝していることを明らかにします。プールはジャクソンに、ウォレスの収益の可能性は 10 億ドルと見積もられており、民事訴訟を起こせば市は破産するだろうと告げる。ある日、プールは捜査を再開するためにLA保安官事務所に行きましたが、心臓発作を起こし、しばらくして亡くなりました。

罪悪感から、ジャクソンは、彼が学んだ情報を使用して、ラッセル・プールが彼を忘れられた英雄と宣言したことについての記事を書きました。ジャクソンの記事は称賛されたが、彼はすぐに仕事を辞め、プールのような立派な男性を祝うにはシステムが偽善的すぎることに気づきました。ウォレスとトゥパックの両方の殺人事件は未解決のままです。

 

スタッフ

監督:ブラッド・ファーマン

脚本:クリスチャン・コントレラス

原作:ランドール・サリバン

撮影:モニカ・レンチェフスカ

美術:クレイ・グリフィス

衣装:デニス・ウィンゲイト

編集:レオ・トロンベッタ

音楽:クリス・ハジアン

製作:ポール・ブレナン、スチュアート・マナシル、ミリアム・シーガル

製作総指揮:マーティン・ラシュトン=ターナー、ブラッド・ファインスタイン、トム・オーテンバーグ、ブレイデン・アフターグッド、ローザンヌ・コーレンバーグ、ザンヌ・ディバイン、ジェフリー・コンビッツ、ジェフ・ジョフレイ、ダニエル・レイニー、グラント・モーマン、ピーター・ハンプデン、ノーマン・メリー、パトリック・ニュウォール、ブルース・ウェイン・ギリーズ、キャメラ・ガラーノ、クリスティ・デンブロウスキー、ジョニー・デップ

 

キャスト

ラッセル・プール(ロサンゼルス市警の元刑事):ジョニー・デップ

ダリウス・”ジャック”・ジャクソン(ジャーナリスト):フォレスト・ウィテカー

フランク・ライガ刑事:シェイ・ウィガム

フレッド・ミラー刑事(プールのパートナー):トビー・ハス

ドレッドロック:ロックモンド・ダンバー

ミーガン・プール(ラッセルの妻):ウィン・エヴェレット