鑑賞記録(2022.3.24)
シアン・ヘダー監督
『Coda あいのうた』2021
@シネ・リーブル神戸
『Coda あいのうた』2021/112分/アメリカ/カラー・ビスタ
フランス映画『エール!』(2015年日本公開)が原作の、ハリウッド・リメイク版。
アメリカ最大のインディペンデント映画の祭典「サンダンス映画祭」で4冠を獲得し、配給権の争奪戦により映画祭史上最高額(約26億円)で落札されたことでも大きな話題を呼んだ。
実際に耳の聴こえない俳優たちが、ASL(アメリカン・サイン・ランゲージ=アメリカ手話)を使って演じている。
受賞
サンダンス映画祭 (2021年)
観客賞、審査員賞、監督賞、アンサンブルキャスト賞
(サンダンス映画祭、史上最多4冠)
アカデミー賞 (第94回 2022年)
作品賞
脚色賞:シアン・ヘダー
助演男優賞:トロイ・コッツァー
原題
CODA
CODAとは(本作チラシより)
Child of Deaf Adults の略語で、聾の親を持つ子どもという意味。
楽曲や楽章の終り、曲中の大段落の締めを表す音楽記号。→新たな章の始まりの意も。
劇中で流れる有名曲の数々(本作チラシより)
デヴィッド・ボウイ『スターマン』
ジョニ・ミッチェル『青春の光と影』
ザ・クラッシュ『I Fought the Law』
マーヴィン・ゲイ『Let’s Get It On』
アイズレー・ブラザーズ『It’s Your Thing』
他
一言あらすじ
聾の家族の中、たった一人耳が聞こえるルビー(エミリア・ジョーンズ)の歌声が、家族と共に新たな道を切り開く・・・
感想
2022年3月27日(現地時間)に行われる
第94回アカデミー賞
ノミネート作品
ということで鑑賞。
(追記:結果→多数受賞しましたね)
歌う映画って
大抵泣いちゃうのは
私だけでしょうか・・・ww
お話が感動を呼ぶのもそうだけど、
大抵ミュージカルとか何故か
全部泣いちゃう!!
美しい歌声を聴いただけで
何故だか感極まる!!笑
本作も同じく
結構な号泣!!!ww
悲しいって感じじゃなくて
なんというか、
愛に・・・
心揺さぶられましたね。ww
正直
超スーパーミラクル歌が上手い!!
とかではないし、
(もちろん上手ですが)
家族全員が聾ってこと以外は
実はなんかありそうなお話!?
だけど、
号泣した~~~!ww
とってもユーモラスな家族が
(特に、お父さん!
※オスカーノミネートされてます
追記:結果→助演男優賞受賞!)
また良いです。
CODAとして生きてきた
ルビーの人生は
そして家族も
普通が普通で通らないもの
ばかりだったことでしょう。
家族の思いや
それぞれの思いなどが
言葉じゃないけど
とっても伝わります。
そして
聾の演技うまいな~~!
と、思っていたら、
なんと本当に耳が聞こえないそうです!!
これほど
魂の籠った手話なのは
納得ですね!!
ASLという手話を
初めて知りましたが、
言語を超えて
分かりやすい!!ww
なんかめちゃくちゃ伝わります。
素敵な手話ですね。
心温まり、
微笑ましい、
素敵な家族の映画です。
(2022年3月34本目。本年度105本目、映画館39本目)
スタッフ
監督・脚本:シアン・ヘダー
撮影:パウラ・ウイドブロ 美術:ダイアン・リーダーマン
衣装:ブレンダ・アバンダンドロ 編集:ジェロード・ブリッソン
音楽:マリウス・デ・ブリーズ 音楽プロデューサー:ニック・バクスター
音楽監修:アレクサンドラ・パットサバス
製作:フィリップ・レスレ、ファブリス・ジャンフェルミ、パトリック・ワックスバーガー、ジェローム・セドゥー
他
キャスト
ルビー・ロッシ:エミリア・ジョーンズ
フランク・ロッシ:トロイ・コッツァー
ジャッキー・ロッシ:マーリー・マトリン
レオ・ロッシ:ダニエル・デュラント
マイルズ:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
他