鑑賞記録（2022.2.25）
原田眞人監督
『燃えよ剣』2021
＠パルシネマしんこうえん
『燃えよ剣』2021/148分/日本/カラー・シネマスコープ（？）
『座頭市物語』（1962）と同時上映。（2本立て上映）
原作は、司馬遼太郎の同名小説。
1966年にも、同じく『燃えよ剣』が映画化されているが、それぞれ原作からの切り取り方は違うようだ。（描かれている時期としては、1966年版→1864年「池田屋事件」の辺りまで。2021年版→1869年「函館戦争」の辺りまで。）
テレビドラマでも複数放映されている。
原作でも描かれている女性「お雪」（柴咲コウ）は、架空の人物。
一言あらすじ
新撰組副長・土方歳三（岡田准一）の幕末辺りからの生涯を描く。
感想
歴史ものを
いくつか手掛けている原田眞人監督。
（『日本のいちばん長い日』2015、『関ヶ原』2017など）
幕末のお話は、
（というか歴史）
私が分かっていないのがな～、、
ダメですね、、、
勉強しないと・・・汗
面白いと思いつつ、
話（歴史的に）が入り組んでるのと
登場人物が多くて覚えきれない。
スター選手が多すぎて・・・笑
今回は、土方歳三が主役。
先にも記したが、
お雪は架空の人物で、
司馬遼太郎のフィクション。
でも、こういった人物が
お話に花を添えます。
しかし、
本作は長期に渡る出来事を
2時間半に収めているので
かなりスピーディ。
バンバン展開していきます。
カットも割ります。
私が今、
古い映画をよく観ているからか、
現代の監督は
非常にカットが多いですね。
（二宮健監督『真夜中乙女戦争』（2021）もそうだった。）
三隅研次監督の
『座頭市物語』の直後だし
余計に感じましたが。
まぁスピードがかなり早かったから
2時間半は結構あっという間でしたが、
ちょっとついていけてなかった私です・・・汗
幕末の時代背景や
流れ位は、
日本人として知っておきたいと反省。
個人的に特に
印象に残ったのは、
ほんの一瞬しか登場していないけど、
柄本明さんの存在感がハンパない！！！ｗｗ
（そこかい！？って突っ込まれそうｗｗｗ）
本当に素晴らしい。
あの一瞬だけでも
私の眼には焼きつきました。
カッコいいし、
好きなシーンです。
（ほかにも良いシーンあったんでしょうが
なんせ色々あちこち見てたら
ちょっとお話そっちのけみたいになってしもた・・・）
そして、
1966年版はどんな風にしたんだろうと
気になりました。
原作も超有名作だし、
思ったより長くなさそうなので、
（上下巻みたい）
読んでみたいですね。
（2022年2月30本目。本年度67本目、映画館24本目。）
スタッフ
監督・脚本：原田眞人
原作：司馬遼太郎
音楽：土屋玲子 撮影：柴主高秀 照明：宮西孝明 美術：原田哲男 録音：矢野正人 編集：原田遊人
VFXスーパーバイザー：オダイッセイ 装飾：籠尾和人 衣装デザイン：宮本まさ江
ヘアー&メイクアップ / SFXデザイナー：渡辺典子 床山・美粧HOD：高嵜光代
Bカメラ撮影 / ステディカム：堂前徹之（SOG / SOC） 音響効果：柴崎憲治 スクリプター：川野恵美
殺陣：森聖二 スタントコーディネーター：中村健人 キャスティング：田端利江
助監督：谷口正行、増田伸弥 製作：市川南、佐野真之 プロダクション統括：佐藤毅
共同製作：兵頭誠之、藤田浩幸、藤島ジュリーK、杉田成道、弓矢政法、飯塚浩彦、宮崎伸夫、広田勝己、林誠、鯉沼久史、吉川英作、東実森夫、田中祐介、井戸義郎
企画：鍋島壽夫 ラインプロデューサー：和田大輔、渡辺修 宣伝プロデューサー：笹部優子
エグゼクティブプロデューサー：山内章弘、豊島雅郎 プロデューサー：佐藤善宏、臼井真之介
配給：東宝、アスミック・エース 製作プロダクション：東宝映画
他
キャスト
土方歳三：岡田准一
お雪：柴咲コウ
近藤勇：鈴木亮平
沖田総司：山田涼介
芹沢鴨：伊藤英明
松平容保：尾上右近
徳川慶喜：山田裕貴
井上源三郎：たかお鷹
孝明帝：坂東巳之助
山南敬助：安井順平
永倉新八：谷田歩
藤堂平助：金田哲
斎藤一：松下洸平
山崎烝：村本大輔
原田左之助：吉田健悟
岡田以蔵：村上虹郎
糸里：阿部純子
ジュール・ブリュネ：ジョナス・ブロケ
七里研之助：大場泰正
佐藤のぶ：坂井真紀
佐藤彦五郎：山路和弘
外島機兵衛：酒向芳
新見錦：松角洋平
久坂玄瑞：石田佳央
桂小五郎：淵上泰史
中島登：渋川清彦
大沢逸平：マギー
宮部鼎蔵：三浦誠己
伊東甲子太郎：吉原光夫
市村鉄之助：森本慎太郎
清河八郎：髙嶋政宏
丸十店主：柄本明
本田覚庵：市村正親
他
