2022.2.26(土)に
神戸映画資料館で行われた、
古典映画超講義 映画史入門②に
行ってきました!
今回の映画は、
エルンスト・ルビッチ監督
『生きるべきか死ぬべきか』1942
講師は、井上正昭さん。
2022年2月現在、
本作はAmazon Prime Video でも
鑑賞可能ですが、
講座が聞きたかったのと、
やはり名作は映画館で!
との思いで、本講座に行ってきました!
『生きるべきか死ぬべきか』1942/99分/アメリカ/モノクロ・35mm
ハンガリー人の戯曲家レンジェル・メニヘールトが、友人のエルンスト・ルビッチのために書いた『ポーランドはまだ失われてはいない』をルビッチが映画化したものである。
キャロル・ロンバードは本作に出演後、飛行機事故で亡くなる。本作は、彼女の死後に封切られた。
メル・ブルックス製作・主演による『メル・ブルックスの大脱走』(1983)は本作のリメイク作品。
原題
To Be or Not To Be
一言あらすじ
第二次世界大戦中のポーランドの首都ワルシャワで、連日大入満員を誇るトゥーラ一座。自称ポーランドの偉大な名優であるヨーゼフの妻マリア(キャロル・ロンバード)は、ヨーゼフ(ジャック・ベニー)が十八番のウィリアム・シェイクスピアの『ハムレット』の中の名台詞「生きるべきか死ぬべきか」を合図に、マリアのファンであるポーランド空軍のソビンスキー中尉(ロバート・スタック)と楽屋で会っていた。舞台の上の夫に知られないまま三角関係が続くと思われたが、突如ドイツが宣戦布告してポーランドに攻め込んで来た・・・・(ウィキペディアより)
感想
ナチスを肴に、コメディー!爆
ナチがらみじゃなくても
普通にコメディーたっぷり。
でも、お話は
結構スリリング?な展開で
どうする?どうなる??
って思いながらも
劇中の役者役の
役者たちが
上手い具合に切り抜ける!
特に、
ヨーゼフの変装がバッチリで
一瞬誰が誰だか分からなかった!ww
(やりとりですぐわかったが・・・)
1942年公開とかだから、
ドイツを面白おかしくイジるのって
そんな時代に出来たんですねと思った。
講師の井上正昭さん曰く、
本作の内容は
時代を先取りしすぎていて
当時はあまり評判が良くなかったらしい。
1942年当時で
こういうのを撮っちゃうところが凄いですね。
さすがアメリカ!?ですかね。ww
上映の後は、
講師による井上正昭さんのお話。
1930年代をメインに1940年代まで
ザッと教科書的な古典の
ワンシーンを7作品ほどご紹介頂いた。
どれも観たいです。
(紹介された作品の中で、私が観たことあるのは、
ジョン・フォード監督の『駅馬車』
(1939)だけだった・・・)
次回も楽しみです。
(2022年2月31本目。本年度68本目、映画館25本目)
スタッフ
監督:エルンスト・ルビッチ
脚本:エドウィン・ジャスタス・メイヤー
撮影:ルドルフ・マテ 音楽:ウェルナー・ハイマン 製作:アレクサンダー・コルダ
他
キャスト
マリア・トゥーラ:キャロル・ロンバード
ヨーゼフ・トゥーラ:ジャック・ベニー
ソビンスキー中尉:ロバート・スタック
ラウィッチ:ライオネル・アトウィル
グリーンバーグ:フェリックス・ブレサート
エアハルト大佐:シグ・ルーマン
ブロンスキー:トム・デューガン
アレクサンダー・シレツキー教授:スタンリー・リッジス
他