鑑賞記録(2022.2.28)フレデリック・ワイズマン監督『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』2014 U-NEXT

鑑賞記録(2022.2.28)

フレデリック・ワイズマン監督

『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』

2014 U-NEXT

 

『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』2014/181分/フランス・アメリカ/カラー

U-NEXTで視聴期限が迫っていたので、鑑賞。

30年もの間、ナショナル・ギャラリーの撮影を切望し続けたワイズマンが、ギャラリーの全てをありのままに撮影。1824年の設立から人々に愛され続ける秘密に迫る。

ドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマンが、3ヶ月にわたりナショナル・ギャラリーに潜入。世界的名画が登場する講演会や高度な修復作業、会議の様子までにカメラを向け、アートの素晴らしさを人々に伝えたいというギャラリーの願いを捉える。

U-NEXT本作の「見どころ」、「ストーリー」より)

 

原題

National Gallery

 

受賞

ヴェネチア国際映画祭

栄誉金獅子賞

(栄誉金獅子賞とは、多くの優れた作品を生みだした映画人の功績をたたえる目的の賞。日本人では黒澤明が1982年に、宮崎駿が2005年に受賞)

 

一言あらすじ

ナショナル・ギャラリー(英国国立美術館)の魅力に迫るアート・ドキュメンタリー

 

感想

至福の時間!!

 

いつもながら長尺であるが、

 

これだけの名画に囲まれた時間は

大変素晴らしい時間となった。

 

 

 

名画がこれだけ惜しげもなく披露され、

 

そして貴重なお話や

立派な建物など、

 

とても興味深い画が続いた。

 

 

 

カメラの画面も、

まるで絵画の様に映る。

 

 

ギャラリーの素敵な空間が

一枚の絵画の様。

 

 

床に映る影も、

 

キャンバスに映る

ひとつの画となって

 

見事に仕上がっている。

 

 

 

実際に行ったことはないけれど、

 

そして一度は

行ってみたいと思っていたけど

 

よりその思いが強くなった。

 

 

普段なら聞けないような

修復に関する話や、

 

英語ができない私では

(勉強中だが、まだまだ全然・・・)

 

聞けないような

美術史家の方々などの話が聞けて

 

実際に行く以上に

勉強になった部分も多くあった。

 

 

 

U-NEXTの視聴期限が迫って

あわてて観たが、

 

とっても面白かった。

 

 

 

私は、

2020年に東京・大阪で開催された

『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』に

行っていたこともあって、

 

もちろん全部ではないにしろ、

 

あの時、目にした名画が

画面に映っていたことで

 

思い出しながら観れた。

 

 

本作を鑑賞後、

 

その時購入した

公式図録とガイドブックを

引っ張りだしてきて

 

またパラパラと見返してみた。

 

 

 

 

 

どうせなら、

本作を知っていたら、

(2020年当時は、本作を知らなかった)

 

 

先に本作を観てから、

展覧会に行ったら

 

さらに面白かっただろうな~~!!

 

と、思いつつ。ww

 

 

 

まぁ今でも十分に楽しんだので、

良しとする!!www

 

 

実際にナショナル・ギャラリーに

行った気分になれて

楽しく、

勉強にもなる時間だった。

 

ラストを飾るのは、ロンドン・オリンピックの記念に行われた英国ロイヤル・バレエ団との華麗なるコラボレーション。新鋭振付師ウェイン・マクレガーが、新作のインスピレーションを得たティツィアーノの絵画の前で、二人のプリンシパルが幻想的な踊りを繰り広げる。(映画『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』オフィシャルサイトより)

 

(2022年2月34本目。本年度70本目)

 

スタッフ

監督・編集・録音:フレデリック・ワイズマン

撮影:ジョン・デイビー 製作:フレデリック・ワイズマン、ピエール=オリビエ・バルデ