鑑賞記録(2022.8.30)
ジョーダン・ピール監督
『NOPE /ノープ』
2022
@109シネマズ大阪エキスポシティ
IMAXレーザー/GTテクノロジー鑑賞
(↓IMAX入場特典で
A3サイズのミニポスター貰いました)
『NOPE /ノープ』2022/131分/アメリカ/カラー/IMAX/GTレーザー鑑賞
『ゲット・アウト』(2017)『アス』(2019)に続き、ジョーダン・ピール監督長編第3作目。
主要撮影は、2021 年 6 月から 2021 年 11 月にかけて、ロサンゼルス郡北部のアグア ドゥルセ砂漠で行われました。このプロダクションは、カリフォルニア州で映画を撮影するために、推定 8,364,000 ドル相当の税額控除を受けました。この映画は、インセンティブの後、6,800 万ドルの予算で撮影されました。カメラの背後でのキャリアを求める個人のために、ユニバーサル・フィルムド・エンターテインメント・グループのカリフォルニア・ビロウ・ザ・ライン・トレイニーシップから研修生(この場合は6人)を採用したのは初めてでした。本作は、映画監督のホイテ・ヴァン・ホイテマによって、IMAX の 65mm フィルムを含むコダック フィルムを使用して撮影され、この形式で撮影された史上初のホラー映画となった。(ウィキペディアよりAI翻訳にて一部抜粋)
壮大かつ、ピール監督らしいメッセージ性も込められたストーリーを映像化するために、撮影カメラにはIMAXカメラと、65ミリフィルムを採用。今作で撮影監督を務め、これまで『TENET テネット』、『インターステラー』なども手掛けてきた巨匠ホイテ・ヴァン・ホイテマも撮影を振り返り、「ジョーダンは自分の限界に挑む。彼は恐れない。そんな姿を見たら、僕も限界に挑戦するしかない」とピール監督の溢れ出る野心に鼓舞されたことを明かし、ピール監督も「映画制作に対する僕の愛が詰まっている。一生、思い出に残る作品だ」とその熱い思いを語っています。(『NOPE』公式サイト NEWS より)
本作の予告編では、エメラルド(キキ・パーマー)がバイクでスライドブレーキをかけるワンシーンが、大友克洋の「AKIRA」を彷彿とさせる。ピール監督自身、大友の大ファンであり、幼少期に「AKIRA」を鑑賞し、感銘を受けた作品の一つであることを公言している。
また、謎の巨大飛行物体に見られる無機質な外見や動きの創作には、「新世紀エヴァンゲリオン」に見られるハイパー・ミニマリズムとその「バイオメカニカルなデザイン性」に影響されたことを明かしている。(映画.comより)
IMAXレーザー/GT
1970年、世界に先駆けて日本万国博覧会(EXPO’70)で初上映されたIMAX®。
その革新的な上映システムは着実に進化を重ね、45年を経た2015年に「IMAX®レーザー/GTテクノロジー」(旧名称:IMAX®次世代レーザー)として再びこの地に戻ってきました。高さ18m×横幅26mの巨大スクリーンに、4Kツインレーザープロジェクターによる鮮明な映像、12chサウンドシステムが生み出す驚異の臨場感。
IMAX®テクノロジーだけが可能にした圧倒的な映画体験がここにあります。(109シネマズIMAXレーザー/GTテクノロジーより)【※2022年8月現在、109シネマズ大阪エキスポシティ(大阪・万博記念公園)、グランドシネマサンシャイン(池袋)のみ】
原題
NOPE
一言あらすじ
ヘイウッド家が経営する平穏な牧場。ある日、奇妙な現象が起こり、馬に乗っていた父が亡くなった。息子のOJ(ダニエル・カルーヤ)が後を継ぎ、仕事をこなしていたが、突如、空に浮かぶ雲の中に未知なる存在が現れて・・・
感想
やっぱりIMAX鑑賞は
それだけで見応え抜群です。
(1日に1回しかIMAX/GTで上映していない為、
都合が付かず、鑑賞が遅れましたが・・・)
プラス料金を払っても
IMAXで見慣れてしまったら
もう病みつきですね。
いつものことながら
基本的にIMAX鑑賞は、
109シネマズ
大阪エキスポシティさんで。
今回は
109シネマズ会員サービスデー(火曜)を
利用したので
サービスデー料金1200円+IMAX鑑賞600円
合計、1800円ですね。
会員なら同じ値段で
ゆったり座席の
エグゼクティブシートが座れます!
(一部劇場のみ)
最高にラグジュアリーな
映画鑑賞ですww
ただし、本作は
IMAXフィルムカメラを使用して
撮影されていますが、
(フィルム撮影とか・・・
もう本当に凄すぎて!!)
フィルム上映が出来るのは
『IMAXフィルムシアター』だけ。
しかし、現状
日本にはありませんが・・・
話が逸れました・・・
本作は、
ジョーダン・ピール監督の長編3作目。
私は先日、予習的に
『ゲット・アウト』(2017)を
観ただけですが、
本作にも
ピール監督のニュアンスは感じます。
そして本作の主人公も同じく
ダニエル・カルーヤです!
冒頭から
何だか不思議な
独特の雰囲気があり
音楽も好きな感じ。
始まり方は
『ゲット・アウト』より
好きな感じでした。
そして音響も
さすがは12ch!!
(これも画面等と同じく、劇場によります)
画面を見ながら、
音が右後方からだったり、
左前方だったり、
まさに画面を見ていて
視覚と聴覚が一致した位置から
音が出るようになっている
ようでした!!
これは、
グッとくるポイントですね〜!!ww
以下、ネタバレあり・・・
とてもいい感じに
前半観ていましたが、
本作の一番の問題!?
謎の飛行物体!!
これがやはり
いわゆる地球外生命体??で・・・
これをここまで出しちゃうと、
どう回収するのかが
大いに気になっていましたが・・・
うーーーん!!!!汗
やはりちょっと
ツッコまずにはいられなかった!?爆
まぁこうなってくると
SF&ファンタジー!?
に近い要素もあり、
発想は自由ですが。w
個人的には
巨大飛行物体を撮影する
手動フィルムカメラが
IMAXと書かれており、
IMAXフィルムカメラって
あれなのかな!?って思ったり。
(もちろん撮影してるのは別で)
フィルムが切れての
フィルムチェンジの装填も
ちゃんと光が入らないように
バッグの中で装填!!ww
映画好きとしては
ちょいと嬉しい一幕でした。ww
そして、
本編と全然関係ないけど、
自宅で飲んでるビールが
キリンの一番搾り!!ww
(日本で売ってるまんま)
え、スポンサー!?なのか
はたまた
親日?なのか
キリンビール好きなのか
わかりませんが。ww
ピール監督作は
隠されたメッセージ性も強そうですが、
とりあえず、
迫力の映像はもちろん凄い!!
ですし、
オープニング、音楽、エンドロール、
字のフォント、など
細かいところのセンスが
とても好きな感じでした。
(2022年8月43本目。本年度312本目、映画館163本目)
スタッフ
監督・脚本:ジョーダン・ピール
撮影:ホイテ・バン・ホイテマ
美術:ルース・デ・ヨンク
衣装:アレックス・ボーベアード
編集:ニコラス・モンスール
音楽:マイケル・エイブルズ
視覚効果監修:ギョーム・ロシェロン
製作:イアン・クーパー、ジョーダン・ピール
製作総指揮:ロバート・グラフ、ウィン・ローゼンフェルド
他
キャスト
OJ・ヘイウッド(オーティスの息子):ダニエル・カルーヤ
エメラルド・ヘイウッド(オーティスの娘):キキ・パーマー
リッキー・“ジュープ”・パーク(元子役。テーマパーク「ジュピターズ・クレイム」のオーナー・クリエイター):スティーヴン・ユァン
エンジェル・トレス(技術セールスマン):ブランドン・ペレア
アントラーズ・ホルスト(有名な撮影監督):マイケル・ウィンコット
アンバー・パーク(ジュープの妻):レン・シュミット
オーティス・ヘイウッド・Sr.(OJとエメラルドの父。ヘイウッドのハリウッド・ホース牧場の所有者):キース・デイヴィッド
ボニー・クライトン(女優)ドナ・ミルズ
ネッシー(エンジェルの同僚):バービー・フェレイラ
バスター(コマーシャルの制作スタッフ):エディ・ジェイミソン
フィン・べイチマン(コマーシャルの監督):オズ・パーキンス
ライダー・マイブリッジ(TMZの記者):デヴォン・グレイ
ゴーディー(シットコム『ゴーディーズ・ホーム』のスターでありチンパンジー):テリー・ノタリー
メアリー・ジョー・エリオット(『ゴーディーズ・ホーム』でヘイリー・ハウストンを演じている):ソフィア・コト
トム・ローガン(『ゴーディーズ・ホーム』でブレット・ハウストンを演じている):アンドリュー・パトリック・ラルストン
フィリス・メイベリー(『ゴーディーズ・ホーム』でマーガレット・ハウストンを演じている):ジェニファー・ラフルール