鑑賞記録(2022.8.31)ピーター・ジャクソン監督『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』2003 Amazon Prime Video

鑑賞記録(2022.8.31)

ピーター・ジャクソン監督

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

2003

Amazon Prime Video

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』2003/201分/ニュージーランド・アメリカ/カラー

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ三部作の第3作目(最終章)

『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のアカデミー賞での合計ノミネート数は30であり、その内受賞に至ったのは17である。『王の帰還』は11部門でノミネートされ、その全てで受賞を果たした。受賞数11は、『ベン・ハー』、『タイタニック』に並んで史上最多である。ノミネートされた全部門での受賞としては、9部門受賞の『恋の手ほどき』『ラストエンペラー』を破り新記録となった。

またファンタジー映画としては史上唯一、アカデミー作品賞を受賞した作品となった。他に、英国アカデミー賞を5部門、エンパイア賞を3部門、ゴールデングローブ賞を4部門、サテライト賞を1部門、サターン賞を8部門受賞した。合計で174のノミネートを受け、そのうち174が受賞に至った。

(↑ウィキペディアより)

 

受賞

アカデミー賞(第76回、2004年開催)

美術賞ダン・ヘナ、アラン・リー、グラント・メジャー

衣裳デザイン賞ナイラ・ディクソン、リチャード・テイラー

監督賞ピーター・ジャクソン

編集賞ジェイミー・セルカーク

作品賞ピーター・ジャクソン、バリー・オズボーン、フラン・ウォルシュ

メイクアップ賞ピーター・キング、リチャード・テイラー

作曲賞ハワード・ショア

歌曲賞フラン・ウォルシュ、ハワード・ショア、アニー・レノックス(「イントゥー・ザ・ウエスト」)

脚色賞フィリッパ・ボウエン、フラン・ウォルシュ、ピーター・ジャクソン

録音賞クリストファー・ボイズ、マイケル・セマニック、マイケル・ヘッジスハモンド・ピーク

視覚効果賞ジム・ライジール、ジョー・レッテリ、ランダル・ウィリアム・クック、アレックス・フンケ

他、受賞、ノミネート多数

原題

The Lord of the Rings: The Return of the King

 

一言あらすじ

フロド(イライジャ・ウッド)は邪悪な指輪を滅びの山の亀裂にすてることができるのか?(Amazon Prime Videoより)

 

感想

アカデミー賞11部門受賞という

快挙を成し遂げている本作。

 

 

しかも3部作全てで

オスカー受賞は凄いですね。

 

 

はっきり言うと、

個人的には

 

オスカー受賞過去最多タイの

ベン・ハー』(1959)と

『タイタニック』(1997)の方が

 

好きですが、

 

(特に、『タイタニック』は当時映画館鑑賞後、

即予約してVHS(ビデオ)を購入し

もう何度も観ました。ww)

 

 

本作は、

 

ファンタジー好きには

たまらない作品かと思います。

 

 

しかし

ファンタジーに肩入れしていない

私としては、

 

 

至る所でハリー・ポッターと

被ってしまうけど・・・汗

 

 

 

 

以下、ネタバレ含みますが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終章の本作は、

スメアゴルの過去からスタート。

 

 

導入部分は

おぉ!いいじゃないか!

 

と、思いましたが、

 

 

なんせとにかく

 

大雑把なくせに

ヘンな細かいところが気になる性格なので

 

 

ツッコミどころが多くてですね・・・

 

 

 

 

とりあえず、

これは私個人の意見ですが、

 

スメアゴルが完全に悪者になっちゃうのは

なんか残念でした、、、、

 

 

 

前2作では

善と悪を併せ持つキャラだっただけに

 

(指輪の魔力で

悪に引っ張られるんでしょうが、)

 

 

悪が勝つところの決定打というのが

私には感じられず

(え、見逃してる?)

 

 

結局ずる賢い悪役になっちゃうのは

なんか勿体無いと思うのは

 

私だけでしょうか・・・

 

 

 

 

そして、

ズバリいうと、

 

なんて活躍しない主人公なんだい!!笑

 

 

 

イケメンで主役にバッチリな

イライジャ・ウッド演じるフロドですが、

 

まぁ全然活躍しないぜぃ!!!笑

 

 

 

指輪の悪の力と

日々戦っているんでしょうが

 

そこ、分かりづらいから

全然感情移入できない!!www

 

 

 

その代わりに大活躍するのが

ショーン・アスティン演じるサム!!!

 

 

もはや

主役はサムだっけ!?レベルです。

 

 

 

というか、

 

フロド以外のみんなが

頑張ってるように見えます。ww

 

(もちろん最後フロドの頑張りをちょっと見ますが)

 

 

 

これは

映画館で観ていたら

もっと感動したかと思いますが、

 

 

一度ツッコミ出したら

どんどんツッコミどころが増えて・・・ww

 

 

言い出したらキリがないんで

とにかくそのまま観ましたが・・・ww

 

 

 

もしかして『指輪物語』は

欧米諸国では

 

日本で言う『桃太郎』並みに

知ってて当たり前の作品なのでしょうか?

 

 

 

超有名作であることは

間違いありませんが、

 

 

ちゃんと内容知ってて

世界観や関係性を知り尽くして観たら

とても面白いだろうし、

 

 

映画で表現を端折られた部分を

自分で補えるから

 

納得できるかもしれません。

 

 

 

うーーん、

 

その辺に評価との差がある気がする。

 

 

 

もちろん原作知らずに

初めて観て、

 

最高に面白かった!!!!

 

という方も

大勢いらっしゃるから

 

 

ここまでのヒットになっていると思うので

 

 

私みたいな方が

少数派だと思いますが・・・笑

 

 

 

 

『ホビット』も

ツッコミどころあったと思うけど

もっと面白く感じたような・・・!?

 

 

 

やっぱり私は

人物の内面をどう描くか、

 

そしてそれをどう表現するか

みたいなのが

 

好きなんだと思います。

 

 

 

散々、突っ込みましたが、ww

 

ラスト、

 

ホビットの4人に

全員がお辞儀をするところは

胸が熱くなりました!w

 

 

小さな巨人!!ってやつですね!

 

 

なんやかんやで

みんな頑張りました!笑

 

 

とにかく

 

圧倒的な超大作ではありますので

 

映画館で観るべき

作品とは思います!!

 

 

(逆に最初に映画館で観なかったことを後悔かも。

印象が違ったと思うので。)

 

 

(2022年8月44本目。本年度313本目)

 

 

スタッフ

監督:ピーター・ジャクソン

脚本:フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン

原作:J・R・R・トールキン

撮影:アンドリュー・レスニー

美術:グラント・メイジャー

衣装:ナイラ・ディクソン、リチャード・テイラー

編集:ジェイミー・セルカーク、アニー・コリンズ

特殊メイク:リチャード・テイラー

特撮:ジム・ライジール

コンセプチュアルデザイン:アラン・リー、ジョン・ハウ

音楽:ハワード・ショア

主題歌:アニー・レノックス

製作:バリー・M・オズボーン、ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ

製作総指揮:マーク・オーデスキー、ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン、マイケル・リン、ロバート・シェイ

共同製作:リック・ポーラス、ジェイミー・セルカーク

 

キャスト

フロド・バギンズ:イライジャ・ウッド

サムワイズ・ギャムジー(サム):ショーン・アスティン

ペレグリン・トゥック(ピピン):ビリー・ボイド

メリアドク・ブランディバック(メリー):ドミニク・モナハン

ガンダルフ:イアン・マッケラン

アラゴルン:ヴィゴ・モーテンセン

レゴラス:オーランド・ブルーム

ギムリ:ジョン・リス=デイヴィス

ボロミア:ショーン・ビーン

ゴラム:アンディ・サーキス

ガラドリエル:ケイト・ブランシェット

エルロンド:ヒューゴ・ウィーヴィング

アルウェン:リヴ・タイラー

セオデン:バーナード・ヒル

セオドレド:パリス・ホウィ・ストレウィ

エオウィン:ミランダ・オットー

エオメル:カール・アーバン

ファラミア:デビッド・ウェナム

ハルディア:クレイグ・パーカー

グリマ:ブラッド・ドゥーリフ

ギャムリング:ブルース・ホプキンス

マドリル:ジョン・バック

シャルク/スナガ:ジェド・ブロフィ

グリシュナッハ:ステファン・ウレ