鑑賞記録(2022.3.23)
National Theatre ナショナルシアター
『ロミオとジュリエット』2021
@シネ・リーブル神戸
National Theatre Live『ロミオとジュリエット』2021/100分/イギリス/カラー
あの名作『ロミオとジュリエット』をNTLive『十二夜』や『人と超人』を手がけたサイモン・ゴドウィンが演出。
コロナ禍で閉館していた無観客の劇場で、14日間に渡り撮影したシーンを編集。通常の上演を撮影のスタイルでは成しえなかったNTLive初のオリジナル映画が完成した。(中略)(チラシより)
一言あらすじ
敵対するモンタギュー家のロミオと、キャピュレット家のジュリエットの悲恋を描いた、もはや説明不要のシェイクスピア悲劇。
感想
いつもながら全くもって
前情報なしで、
あ、NTLまたやるんだ~!
しかもロミオ&ジュリエットだ~!
わ~い!みるみる~!
2021年か、あ、無観客で撮影したのかな、おけ!
なんて思って観たのが
そもそもの間違い・・・・
(全然、おけ!じゃない)
本作、
いつものNTLじゃありません!!
NTってなっとるがな!!
観終わってから
チラシ見たら、
”NTL初のオリジナル映画”
って書いてた~~~!!!爆
それ、ちゃんと知ってれば
そのつもりで観たんだが・・・・
最初の時点で、
あれ!?ってすぐなったけど
心づもりがなかったために、
動揺を隠せず・・・汗
映像作品だったか~~、、、、
しかし、
私は演劇を観るつもりで
観に行ったので、
かなりショックを受けた・・・
本来の演劇なら
高いお金を払い、
しかもNTLを観るには
英国に行かねばならず、
それを映像配信で観られるのは
とっても有難く、
いつものNTLの映像でも多少、
手(編集)が加えられているが、
まぁ基本はその場で行われている劇を
撮っているわけで
いつも楽しんで観ていた。
超個人的な意見だが、
演劇映像には基本的に
編集はいらんと思っている私。。。
だから余計拒否反応的に
なってしまった節もある。
しかし、
いつもながら
衣裳やセットはモダンで
ステージとして観るには
やはり良いと思う。
しかし、しかし、
本作は
ガッツリ編集されているので、
もはやいわゆる演劇ではない。。。
こんだけ編集するなら映画であって
演劇小屋を舞台にした
映像作品・・・・
(初の映画って謳ってるし)
映像作品
(映画。しかも長時間とかIMAXでない)
に、3000円か・・・爆
大きなスクリーンで観れる
という点は良いですけどね。
評価は全体的に高いようなので
私が完全に少数派なんだろうが・・・
動揺を隠しきれずに100分過ぎてしまった・・・
ついでに言うと、
(ネタばれですが・・・)
あれじゃあまるで
神父が二人を殺したようなものに感じる・・・
救いの神が死神になった・・・・
あの展開なら、
私が神父さんだったら、
ジュリエットに薬を授けた後、
速攻ロミオに伝えに行くけどな・・・
(伝えに行くことが出来ない状況設定がない)
とか、思ってしまった・・・爆
まぁ、好き好きですね!!!!笑
作りもしないのに、
いっちょまえに文句とか言って、
大変失礼致しました!ww
楽しんだ方が大多数のようなので、
私の意見は、
超少ない意見として
聞き流して頂ければと思います・・・
散々そうは言いつつも、
新しいことにチャレンジする姿勢は
とっても素晴らしいと思います!!
今後も変わらず楽しみにしています!
(どないやねん!w)
次は映像でも慌てないぞ!ww
(2022年3月32本目。本年度103本目、映画館37本目)
スタッフ
演出:サイモン・ゴドウィン
原作:ウィリアム・シェイクスピア
音楽:マイケル・ブルース
デザイナー:ソウトラ・ギルモア
他
キャスト
ロミオ:ジョシュ・オコナー
ジュリエット:ジェシー・バックリー
マキューシオ:フィサヨ・アキネード
キュピレット夫人:タムシン・グレイグ
キュピレット:ロイド・ハッチンソン
公爵:エイドリアン・レスター
ロレンス:ルシアン・ムサマティ
ベンヴォーリオ:シューバム・サラフ
モンタギュー:コリン・ティアニー
ナース:デボラ・フィンドレイ
他