鑑賞記録(2022.5.18)
樋口真嗣監督
『シン・ウルトラマン』2022
@大阪エキスポシティ(IMAX/GTレーザー)
『シン・ウルトラマン』2022/112分/日本/カラー
日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野秀明と樋口真嗣のタッグで新たに映画化。庵野が企画・脚本、樋口が監督を務め、世界観を現代社会に置き換えて再構築した。(映画.comより)
一言あらすじ
「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物が、世界中で日本にのみ次々と現れ、政府は対応するも成す術なく窮地に立たされていたその時、突如謎の銀色の人型の巨人が現れて・・・
感想
『ドクター・ストレンジ/
マルチバース・オブ・マッドネス』を
IMAX鑑賞するため、
わざわざ訪れた
109シネマズ大阪エキスポシティ。
(いつもIMAX/GTレーザーで鑑賞する為だけに
片道1時間半近くかけて来ている)
せっかくなので
IMAXでもう一本観とくかな~
あ、今は『シン・ウルトラマン』か~
という軽い気持ちで
全く期待せず鑑賞。
ウルトラマンについて
思い入れも、知識もないが
鑑賞した。
結果、、、、
お、面白かった~!!!!!
冒頭から
昭和のオマージュ感たっぷりの
”東宝映画作品”
という青地に白字(だったかな?)の
スタイル!!!!
全然ファンでもないくせに
勝手にオマージュを感じて
テンション上がった!www
音響効果も
昭和風のめちゃ渋カッコいい感じで
逆に新しく感じ
グッとくるポイントのひとつ!!
私はファンじゃないから
ウルトラマンに対する
”これがウルトラマンだ!”
みたいなのがゼロなので、
逆に楽しめたのかも。
ファンの方々で
こだわりがあったら、
この部分は違う~!!
なんてことになることも
あるかもしれませんが。
まぁ”シン”なんでね。ww
新しいウルトラマンだから、
違う!!ということは
ぶっちゃけナイはずだろうが・・・ww
ファン心理では、
好き好きありますからね。
私自身は一切、
ウルトラマンに対する
固定観念がないので
純粋に目に入ってくるものや
ストーリーを楽しめた。
お話は、
脚本が庵野監督なだけあって
エヴァ!?ww
って思いながら観てました。ww
ウルトラマンも
エヴァンゲリオンも
詳しくないくせに申しますが。ww
(エヴァは一通りは観ましたが、詳しくはない)
庵野さんの脚本は
人間の弱さや強さ
残虐さと愛など
深いところにテーマがあるように思うので
私はとても好きですね。
庵野イズムを感じます。ww
個人的には
ヒット作『シン・ゴジラ』より
本作の方が面白く感じたけど、
なぜこうも感動が違うのかと
一晩考えてみた結果、
これは自分に対する推測だが、、、
多分、
スクリーンで観たからではないか!!
と、ひとつの結論を出した。
『シン・ゴジラ』は自宅鑑賞で
本作はスクリーン、
しかもIMAXで迫力満点。
この手の作品を
家の小さなテレビ画面で観たら
ショボく感じてしまい、
ただでさえ全然好きでもないのに、
怪獣だの、光線だの、変身だの、
(※映画内では「禍威獣(カイジュウ)」となっている)
観ていても
イマイチ入り込めないと思う。
たぶん、
『シン・ゴジラ』はそれだったと思う。
話の進め方は面白いと思ったけど、
いや、いうても、ゴジラて!!ww
という、そもそも論が
出てきてしまう皮肉屋の私・・・爆
しかし、
あの大きな画面で、
体感するように地響きの音を感じ、
大きな生物たちが
でっかく格闘するのを見るのは
とても惹きつけられて
全然そもそも論の考えが
出てこなかった!!!
もちろん
ツッコミどころがないわけではないが、
まったく気にせず楽しめる範囲。
もはやどこにツッこんだかも
忘れるレベルで楽しんだ。ww
いや~、ある意味、
日本文化を感じましたね!!www
興味がない人ほど、
映画館で観ると
全く印象が変わると思うので、
ぜひ映画館で観てほしい作品です。
ぶっちゃけ
こんなに体感が違うなら、
私が監督や制作者で
テレビ画面で観て評価されたら、
泣いちゃいますね。ww
映画館の素晴らしさを
つくづく感じました。
やっぱり
映画は映画館で!
が、一番の基本ですね。
(もちろん自宅鑑賞もガッツリしますが!ww)
P.S 斎藤工さん、今回もまた異星人やってる・・・wwなぜこんなにも他の星から来た設定に違和感ないんだろうww。だいぶ前に坂本順二監督の『団地』(2016)を観て、斎藤さんの役に対し「いや、まるで宇宙人だな!」ってツっ込んでたら、本当に宇宙人の役だった!!爆笑。凄すぎます。『蠱毒ミートボールマシン』(2017)でもガッツリやってるらしい。本作でも”まばたき”しませんww。キャストの皆さんも素敵でした。
(2022年5月21本目。本年度166本目、映画館62本目)
スタッフ
監督:樋口真嗣
脚本:庵野秀明
准監督:尾上克郎 副監督:轟木一騎 監督補:摩砂雪
撮影:市川修、鈴木啓造
編集:栗原洋平、庵野秀明
音楽:宮内國郎、鷺巣詩郎 照明:吉角荘介
録音:田中博信 整音:山田陽 美術:林田裕至、佐久嶋依里
装飾:坂本朗、田口貴久 スタイリスト:伊賀大介
ヘアメイク:外丸愛 デザイン:前田真宏、山下いくと
VFXスーパーバイザー:佐藤敦紀
ポストプロダクションスーパーバイザー:上田倫人
アニメーションスーパーバイザー:熊本周平
音響効果:野口透 装置設計:郡司英雄
VFXプロデューサー:井上浩正、大野昌代
カラーグレーター:齋藤精二
主題歌:米津玄師
音楽プロデューサー:北原京子 音楽スーパーバイザー:島居理恵
キャスティング:杉野剛 スクリプター:田口良子
助監督:中山権正 製作担当:岩谷浩
製作代表:山本英俊
製作:塚越隆行、市川南、庵野秀明
共同製作:松岡宏泰、緒方智幸、永竹正幸
原作監修:隠田雅浩
エグゼクティブプロデューサー:臼井央、黒澤桂
プロデューサー:和田倉和利、青木竹彦、西野智也、川島正規
協力プロデューサー:山内章弘 ラインプロデューサー:森賢正
プロダクション統括:會田望
他
キャスト
神永新二:斎藤工
浅見弘子:長澤まさみ
滝明久:有岡大貴
船縁由美:早見あかり
宗像龍彦:田中哲司
田村君男:西島秀俊
メフィラス:山本耕二
他