鑑賞記録(2022.11.10)パルシネマ映画祭!【2本立て】パーシー・アドロン監督『バグダッド・カフェ〈ニュー・ディレクターズ・カット版〉』2008@パルシネマしんこうえん

鑑賞記録(2022.11.10)

パルシネマ映画祭!

後半戦!!

 

【2本立て】

パーシー・アドロン監督

バグダッド・カフェ

〈ニュー・ディレクターズ・カット版〉

2008

@パルシネマしんこうえん

 

(※同時上映は、

アキ・カウリスマキ監督

街のあかり』2006)

 

 

現在、

パルシネマしんこうえんさんでは

パルシネマ映画祭を開催中!

 

2022年11月16日(水)まで!

スケジュールはこちら

 

『バグダッド・カフェ〈ニュー・ディレクターズ・カット版〉』2008/108分/西ドイツ/カラー

通常盤『バグダッド・カフェ』(91分)は、 1987年制作の西ドイツ映画。完全版は、104分。2008年製作の本作、ニュー・ディレクターズ・カット版は108分。

ジェヴェッタ・スティールが歌うテーマ曲「コーリング・ユー」は、第61回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされたほか、映画公開後も多数の歌手によりカバーされるヒット曲となった。

撮影はカリフォルニア州ニューベリースプリングスで行われた。「バグダッド」は同名の中東の都市のことではなく、当地の地名(Bagdad, California)である。撮影に使われたカフェ部分の建物は、実際にダイナーとして営業していた店舗を用いた。撮影終了後、店は映画と同じ店名の「バグダッド・カフェ」に改められ、多くの観光客が訪れる名所となっている。

1994年には、オリジナル版に17分の未公開カットを追加した『バグダッド・カフェ 完全版』がリバイバル上映された。この『バグダッド・カフェ 完全版』の画面比率をビスタサイズ(1.66:1)からワイドスクリーンサイズ(2.35:1)にカットし、色調などを再調整した『バグダッド・カフェ 完全版 デジタル・ニューマスター』が映像ソフト化され、日本では2003年4月25日にDVDとして発売された。2008年には、パーシー・アドロン監督が全てのカットの色と構図を調整し直した『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』が製作され、カンヌ国際映画祭で上映された。

(↑ウィキペディアより)

原題

Out of Rosenheim

(英題:Bagdad Café)

あらすじ

アメリカ西部、砂漠のど真ん中。ドイツからの旅行者ジャスミン(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)は夫(ハンス・シュタードルバウアー)とけんかして車を降り、寂れたカフェ兼モーテルにたどり着く。そこは不機嫌な女主人ブレンダ(CCH・パウンダー)と変わり者たちが集う「バグダッド・カフェ」。柔和なジャスミンは、いつしか彼らの心を開き…。U-NEXT本作”ストーリー”より)

感想

本日は

2本立て上映を鑑賞!!!

 

どちらも素晴らしい作品で

最高の組み合わせでした!!

 

『バグダッド・カフェ』は

いつ観たかも、

 

というか観たことすら

忘れていましたが、

 

再鑑賞(でした)!!ww

(観始めて、思い出しました。)

 

しかし、

以前に自分が観たものが、

 

オリジナル版?

完全版??

 

本作の

ニュー・ディレクターズ・カット版???

 

の、どれだったのか

定かではありませんが・・・

 

今回観たのと、

若干違う気がするので、

 

おそらくオリジナル版か

完全版のような気がします。

 

 

ひとつ大きく違うのは、

 

以前に観た時よりも

断然!

面白く感じた気がします!!

 

 

映画館で観たからか、

(↑前回も劇場で観たかもだけど)

 

自分が年齢を重ね、

 

登場人物たちの心情が

より一層身近に感じたからか、

 

 

そもそも

観たものがディレクターズカット版

だからなのか・・・

 

 

すべてが重なったから!?

かもしれませんが、

 

演出、カメラの角度、

人物が変化していく様(ストーリー)

キャラクター、etc・・・

 

 

どれも目を見張り

素晴らしかったです!!

 

 

テーマソングの

コーリング・ユー』が

 

これまた素敵で

映画に彩りを添えます。

 

 

特徴ある大柄な女性

マリアンネ・ゼーゲブレヒト演じる

 

ドイツ人観光客の

ジャスミン・ムンシュテットナー。

 

 

ラスベガスとロサンゼルスの

間に位置する

モハーヴェ砂漠で

 

夫と旅行中に喧嘩し、

別れ別れに。

 

 

ジャスミンは

 

ブレンダの営む

さびれたカフェ&モーテル

”バグダッド・カフェ”へ

辿り着く・・・

 

 

ジャスミンが来てから

少しずつ、

様々な変化が・・・

 

 

ここでも

自分の心に素直に行動できる

子供たちをきっかけに、

 

変化のさざ波が・・・

 

 

その後の

”バグダッド・カフェ”は、

一体どうなる!?

 

 

たくましさ、

 

前向きさ、寛容さ、

 

孤独、

 

変化していくこと、

 

そして、温かさ・・・

 

 

多くのものを

感じさせてくれる

素晴らしい作品でした。

 

(何気にジャスミンの夫の

その後も気になるが・・・w)

 

 

ぜひ、ご覧下さい!

 

(2022年11月10本目。本年度405本目、映画館224本目)

 

スタッフ

監督:パーシー・アドロン

脚本・製作:パーシー・アドロン、エレオノール・アドロン

撮影:ベルント・ハインル

美術:ベルンと・A・カブラー、ビナデッド・デ・サント

編集:デートリッヒ・フォン・ヴァッツドルフ

音楽:ボブ・テルソン

主題歌:ジェヴェッタ・スティール『コーリング・ユー』

キャスト

ジャスミン:マリアンネ・ゼーゲブレヒト

ブレンダ(カフェ&モーテルの女主人):CCH・パウンダー

ルディ・コックス(トレーラーに住む初老の男性):ジャック・パランス

デビー・ベビー(女入れ墨師):クリスティーネ・カウフマン

フィリス(ブレンダの娘):モニカ・カルフーン

サロモ(ブレンダの息子):ダロン・フラッグ

カヘンガ(カフェの店員):ジョージ・アギラー

サル(ブレンダの夫):G・スモーキー・キャンベル

ムンシュテットナー氏(ジャスミンの夫):ハンス・シュタードルバウアー

エリック(バックパッカーの若者):アラン・S・クレイグ

アーニー保安官:アペサナクワット

ロン(運転手):ロナルド・リー・ジャービス

マーク(運転手):マーク・ダネリ

レイ(運転手):レイ・ヤング

ゲイリー(運転手):ゲイリー・リー・デイビス