鑑賞記録(2022.10.30)
名優ポール・ニューマン特集
碧い瞳の反逆児
ジョージ・ロイ・ヒル監督
『明日に向かって撃て!』
1969
@シネ・リーブル神戸
現在、各都市で行われている
『名優ポール・ニューマン特集
碧い瞳の反逆児』
神戸では、
シネ・リーブル神戸さんで
2022.10.21(金)〜11/3(木)
まで上映中!
(↓入場特典でポストカード貰いました)
テアトル・クラシックス 名優ポール・ニューマン特集 碧い瞳の反逆児 上映4作品
1958/108分/リチャード・ブルックス監督
『ハスラー』
1961/135分/ロバート・ロッセン監督
『暴力脱獄』
1967/127分/スチュアート・ローゼンバーグ監督
『明日に向かって撃て!』
1969/110分/ジョージ・ロイ・ヒル監督
(※2022年10月現在『ハスラー』以外は、すべてU-NEXTで視聴可能。ポイント必要鑑賞あり)
『明日に向かって撃て!』1969/110分/アメリカ/カラー/シネマスコープ
実在の銀行強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの逃避行を題材にした西部劇。
アメリカン・ニューシネマの代表作の一つとされる。ストップモーションを効果的に使用したラストは映画史に残る名シーンとして知られ、主題歌「雨にぬれても」もヒットした。2003年、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された。
当初はポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンが折半してゴールドマンから脚本を買い取り、ニューマンはサンダンス・キッド役で出演する予定だったが、マックイーンが都合により出られなくなった。その後、ジョージ・ロイ・ヒル監督の薦めでニューマンはブッチ役となり、サンダンス役にはニューマンの妻の薦め(ニューマンによる述懐で諸説ある)で、当時まだ無名であった ロバート・レッドフォードが起用された。
(↑ウィキペディアより)
ニューマンは、頭の回転が速く、銃やナイフよりも言葉を武器にするブッチを茶目っ気たっぷりに好演。相棒の恋人エッタを“未来の乗り物”自転車に乗せて走り回るシーンでは、美男子ロバート・レッドフォード顔負けの色香を発散し、女性ファンのハートをわしづかみ。今も普遍の煌めきを放ち、西部劇の傑作としても名高い《青春映画の金字塔》(テアトル・クラシックス 名優ポール・ニューマン特集 碧い瞳の反逆児 公式サイトより)
受賞
アカデミー賞(第42回、1970年開催)
アカデミー撮影賞:コンラッド・L・ホール
アカデミー脚本賞:ウィリアム・ゴールドマン
アカデミー作曲賞:バート・バカラック
アカデミー主題歌賞:『雨にぬれても』
原題
Butch Cassidy and the Sundance Kid
あらすじ
強盗団「壁の穴」を率いて銀行や鉄道を襲撃するブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)と、相棒で凄腕ガンマンのサンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)は、有名なお尋ね者。彼らは強奪を繰り返し、捕まる危険が迫る中、ブッチが以前から南米ボリビアに金銀が埋まっていると言っていたことから、サンダンスの恋人エッタ(キャサリン・ロス)と共に、3人はボリビアへ向かうが・・・
感想
本作も見事な邦題!!
私の大好きな映画、
『俺たちに明日はない』(1967)も
原題は
『Bonnie and Clyde』ですが
(主演2人の名前)
本作の原題も
『Butch Cassidy and the Sundance Kid』と
主人公2人の
名前になっていますね。
どちらも邦題が
お見事です!
お話も
『俺たちに明日はない』と似ていて
実在した強盗団の人物を基にした
お話になっています。
個人的に
本作の好きだと思った所は
超キマった構図!!!!
かっこいい〜〜〜!!
シネスコのワイドな画面に
ばっちり見事にハメてきます!!
素晴らしいです〜!
そして
オープニングクレジットと
同時に流れる
左端の映像から
既に物語が始まっていて
面白いオープニングです。
あと、
ポール・ニューマン演じる
ブッチが
キャサリン・ロス演じる
エッタを
自転車に乗せて走る場面は
とってもキュート!!
ポール・ニューマンの
身体能力の高さにビビりました!!
曲芸師並み!ww
一部スタントを使っているところも
もしかしたら
あるかもしれません??が
顔がバッチリ映っている所は
そんなことできるんだ!!!
と、驚きです。ww
さらに、
本作ではまだ無名だったという
ロバート・レッドフォード!!
既に大物の貫禄十分です!!
ジョージ・ロイ・ヒル監督、
そして
ポール・ニューマンと
ロバート・レッドフォード、
後に、
『スティング』(1973)でも
タッグを組んでいますね。
本作も、『スティング』も
アカデミー賞受賞作です。
先の見えない日々を生きる
二人のお尋ね者。
性格も正反対で、
それぞれの役割があって
面白い関係ですが、
逃げる、逃げる、
とにかく逃げる・・・
野を越え、山越え、川超えて・・・
そして
海も超えていくが・・・
アメリカン・ニューシネマを代表する
一作である本作。
ぜひ大きなスクリーンで
ご覧ください!!
なんたって目を見張る
素晴らしい構図です!ww
(私の好きポイントは、
マニアックなのかもしれませんがww)
(2022年10月41本目。本年度394本目、映画館218本目)
スタッフ
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
撮影:コンラッド・L・ホール
特殊効果:L・B・アボット、アート・クルイックシャンク
音楽:バート・バカラック
編集:ジョン・C・ハワード、リチャード・C・マイヤー
衣装デザイン:エディス・ヘッド
音響:デヴィッド・ドッケンドルフ 、ウィリアム・エドモンソン
主題歌:雨にぬれても
製作:ジョン・フォアマン
製作総指揮:ポール・モナシュ
他
キャスト
ブッチ・キャシディ:ポール・ニューマン
ザ・サンダンス・キッド:ロバート・レッドフォード
エッタ・プレイス:キャサリン・ロス
パーシー・ギャリス:ストローザー・マーティン
ブレッドソー保安官:ジェフ・コーリー
ウッドコック:ジョージ・ファース
アグネス:クロリス・リーチマン
他