鑑賞記録(2022.8.25)クリント・イーストウッド監督『ミスティック・リバー』2003 U-NEXT

鑑賞記録(2022.8.25)

クリント・イーストウッド監督

ミスティック・リバー』2003

U-NEXT

 

『ミスティック・リバー』2003/138分/アメリカ/カラー

アメリカ合衆国の作家デニス・ルヘイン作の同名のミステリー小説(日本語版はハヤカワ文庫)を原作としている。題名はマサチューセッツ州を流れる実在の川である。

第76回アカデミー賞で作品賞を始めとした6部門にノミネートされ、ショーン・ペンが主演男優賞、ティム・ロビンスが助演男優賞をそれぞれ獲得した。

(↑ウィキペディアより)

U-NEXT視聴期限の為、鑑賞。(また復活の場合あり)

 

受賞

アカデミー賞(第76回、2004年開催)

主演男優賞:ショーン・ペン

助演男優賞:ティム・ロビンス

 

他、ゴールデングローブ賞受賞、ノミネート多数

 

原題

Mystic River

 

一言あらすじ

ボストン近郊のミスティック川沿いにある小さな町、イーストバッキンガム。幼馴染のジミー、デイブ、ショーンは、3人で遊んでいたところ、デイブだけがある事件に巻き込まれ、その後3人は疎遠になっていた。それから25年、それぞれに暮らしていたが、ある日、デイブが血まみれで帰ってきた夜、ジミーの娘が姿を消し・・・

 

感想

2021年10月、仙台で行われて

はるばる仙台まで行って参加した

 

『映画へと導く映画』で

(濱口竜介監督が講師)

 

濱口監督がその企画のために

 

傑作映画を20本

リストアップしてくれたものが配られたのだが、

 

 

そのひとつとして、

本作が挙げられていた。

 

(まだ観てないものだらけだけど・・・)

 

 

そして当時は

鑑賞記録を付けていなかったので

観たものも記録していないが・・・

 

 

 

 

クリント・イーストウッド監督作で

こんなサスペンスがあったとは!!

 

(映画の存在は知っていたが、観たことがなかった)

 

 

 

ガッツリ骨太の

サスペンスドラマとなっています。

 

 

 

 

お話は・・・

 

 

幼馴染だった少年3人が

ある事件をきっかけに疎遠になり、

 

 

それぞれに年月を過ごし、

25年の時を経て

 

また新たな事件をきっかけに

関わることに・・・

 

 

 

ジミーとデイブは、

地元に住んでいて

 

互いの妻がいとこ同士なので

関わりがあるが、

 

 

ショーンは町を離れ

刑事になり

 

長らく関わりがなかった様です。

 

 

 

それぞれの過去と現在、

 

疑念と真実・・・

 

 

 

不幸な事件が連鎖するように

時を経ても、

 

何の因果か

繋がっていってしまう・・・

 

 

 

人は疑い出したら

中々そこから抜けられない・・・

 

 

 

その変わってしまった色の目で

物事を判断することにより

 

引き起こされる更なる悲劇。

 

 

 

恐怖や怒りによって

物事を冷静に見られなくなり

 

 

間違った答えに行き着いてしまう・・・

 

 

 

そしてそれが分かった時には

 

時すでに遅し・・・

 

 

 

 

以下、ややネタバレあり・・・

 

 

 

 

 

 

 

正直、個人的には

 

デイブの奥さんが

確証が無いのに、

思い込みからYESと言っちゃうのは

 

どうかと思いましたが・・・

 

 

 

本人はそうだと思い込んでるから

そう言ったんでしょうが・・・

 

 

 

うーーーん、、、、

 

 

 

そこは、

 

デイブが言ったことを

そのまま伝えて欲しかったな〜〜

 

 

とか、勝手に思っちゃいますがww

 

 

 

そして、その後は・・・・

 

 

 

そのことで彼女も

苦悩することに・・・

 

 

 

やっぱりか〜〜〜!!

 

 

 

 

ちょっと一瞬

ゴッドファーザー』的?な

描写も感じながら

 

 

観ている私も

 

一体何が起こり

どうやって事件が起こったのか

 

 

嘘や真実を見極めようと

登場人物たちを半分疑いながらww

観ていました。

 

 

 

悲しい過去と

悲しい事件。

 

 

それでも残された者たちは

その悲しい記憶を背負い

この先を生きていく・・・

 

 

 

 

ジミー演じるショーン・ペンと

デイブ演じるティム・ロビンス

 

本作でアカデミー賞受賞の

二人の熱演!

 

 

 

そして

中学生当時大好きだったww

ショーン演じるケヴィン・ベーコン!

 

 

音楽もイーストウッド監督

ということで、

 

多才ですね!!

 

 

中々心にジワリときました。

 

 

(2022年8月35本目。本年度305本目)

 

 

 

スタッフ

監督・音楽:クリント・イーストウッド

脚本:ブライアン・ヘルゲランド

原作:デニス・ルヘイン

撮影:トム・スターン

美術:ヘンリー・バムステッド

編集:ジョエル・コックス

製作:ロバート・ロレンツ、ジュディ・G・ホイト、クリント・イーストウッド

製作総指揮:ブルース・バーマン

製作会社:ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

配給:ワーナー・ブラザース

 

キャスト

ジミー・マーカム:ショーン・ペン

デイブ・ボイル:ティム・ロビンス

ショーン・ディバイン:ケヴィン・ベーコン

ホワイティ・パワーズ(ショーンの相棒):ローレンス・フィッシュバーン

セレステ・ボイル:マーシャ・ゲイ・ハーデン

アナベス・マーカム:ローラ・リニー

ケイティ・マーカム:エミー・ロッサム

バル・サベッジ:ケヴィン・チャップマン

ニック・サベッジ:アダム・ネルソン

ブレンダン・ハリス:トム・グイリー

レイ・ハリス:スペンサー・トリート・クラーク

マイケル・ボイル:ケイデン・ボイド

ジミーの父:T・ブルース・ペイジ

酒屋の老店主:イーライ・ウォラック

ジミー(少年時代):ジェイソン・ケリー

デイヴ(少年時代):キャメロン・ボウエン

ショーン(少年時代):コナー・パオ