鑑賞記録(2022.9.22)マチュー・アマルリック監督『彼女のいない部屋』2021@シネ・リーブル神戸

鑑賞記録(2022.9.22)

マチュー・アマルリック監督

彼女のいない部屋

2021

@シネ・リーブル神戸

 

『彼女のいない部屋』2021/97分/フランス/カラー/1.85:1(ビスタ)

彼女に何が起きたのか、映画を見る前の方々には明らかにしないでください。ー マチュー・アマルリック監督(公式サイトより)

 

マチュー・アマルリック(MATHIEU AMALRIC)

1965年、フランス・ヌイイ=シュル=セーヌ生まれ。1984年、ジョージア(グルジア)出身の名匠オタール・イオセリアーニ監督作『月の寵児たち』で映画デビュー。アルノー・デプレシャン監督作『そして僕は恋をする』(96)に主演して注目を集め、セザール賞有望若手男優賞を受賞。その後はフランス映画だけでなく『ミュンヘン』(05)、『007 慰めの報酬』(08)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)など幅広い活躍で国際的な俳優として人気を得る。監督としても、1997年『スープをお飲み』でデビュー。『さすらいの女神たち』(10)でカンヌ映画祭の監督賞とFIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞を受賞。『バルバラ セーヌの黒いバラ』(17)ではカンヌ映画祭ある視点部門開幕作品に選ばれるなど高く評価されている。(公式サイトより)

 

原題

Serre moi fort

英題:Hold Me Tight

(日本語訳:抱きしめて)

 

一言あらすじ

家出した女の物語、のようである。(公式サイトより)

感想

本作、実は映画館鑑賞

2回目。

 

先週、大分から帰ってきて

すぐに観に行ったのだが、

(観たのは本作でした)

 

 

身体が疲れているにも関わらず

無理を押して観に行ったら、

 

 

案の定、

途中記憶を飛ばしてしまい、

再鑑賞に至った・・・爆

 

 

 

少々のことなら

もう鑑賞記録書いてしまうことも

あるのだけど、、、

 

 

前回、観終わって速攻、

 

これは、再鑑賞だわ・・・

 

と、思った本作。

 

 

 

 

本作は、

ネタバレ厳禁とあるが、

 

 

正直、ネタバレした状態で

今日観たけれども、

 

私の頭では、それでもまだ

 

???

 

となる部分あり・・・爆

 

 

 

今回観て、

 

前回かなりキーとなる

大事な部分を

まぁまぁ見逃していたことを確認・・・汗

 

そりゃ余計わからん・・・笑

(ちなみに今日はしっかり観ましたw)

 

 

 

時間軸、現実、想像、などの

境が基本分かりづらく、

 

 

ネタバレしたからこそ、

 

あぁだからか・・・

 

と、主人公クラリスの行動に

納得するところも。

 

 

 

 

初めて観た時は、

違和感でしかなかったところが

大体腑に落ちた・・・ww

 

 

 

こういう時に、

動画配信サービスがあると

巻き戻したり、

 

何度も見返したりできるなぁ〜

と、思いましたね。

 

 

 

そのうち配信も始まると思うので

ぜひ2度は観てほしい作品ですね。

 

 

 

え!?

私の理解力が乏しいだけ!?!?

 

 

かもしれませんが・・・爆

 

 

 

そして、

ネタバレ厳禁希望であるし、

 

 

私も初見はその方がいいと思うので

あまりお話には触れませんが。

 

 

 

音や音声の使い方も

独特で、

 

 

どっからどこまでどうなのかとか

考えながら

神経使って観ました!ww

(服装チェックしてみたり・・・笑)

 

 

 

中々、特殊な作りの映画!?

 

 

 

どうなるのかは

ぜひ、ご覧ください。

 

 

(2022年9月29本目。本年度343本目、映画館181本目)

 

 

 

主な使用楽曲(公式サイトより)

「クラヴサン曲集第1巻」ジャン=フィリップ・ラモー Jean-Philippe Rameau

「エリーゼのために」ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig Van Beethoven

「ピアノソナタ第1番」ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig Van Beethoven

「エチュード1番 5本の指のために(チェルニー氏による)」クロード・ドビュッシー Claude Debussy

「子供の領分~グラドゥス・アド・パルナッスム博士」クロード・ドビュッシー Claude Debussy

「チェリー」J・J・ケイル J. J. Cale

「世の終わりのための四重奏曲 5楽章イエスの永遠性への讃歌」オリヴィエ・メシアン Olivier Messaien

「I’LL BE WAITING」グレイ&パーン Gray & Pearn

「ガヴォット」ジャン=フィリップ・ラモー Jean-Philippe Rameau

「LET’S GET AWAY」サラ・フォッグ Sarah Fogg

「小荘厳ミサ曲 キリエ」ジョアキーノ・ロッシーニ Gioachino Rossini

「プレリュード第7番 Op.23-7 ハ短調」セルゲイ・ラフマニノフ Sergueï Rachmaninov

「ピアノソナタ ハ長調 K. 545」ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfagang Amadeus Mozart

「ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1(子犬のワルツ)」フレデリック・ショパン Frédéric Chopin

「ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11」フレデリック・ショパン Frédéric Chopin

「ピアノ協奏曲 ト長調 第2楽章 アダージョ・アッサイ」モーリス・ラヴェル Maurice Ravel

「夜のガスパール オンディーヌ」モーリス・ラヴェル Maurice Ravel

「YOU LIKE ME」ムーチョ・デニーロ Mucho Deniro

「OPEN HEART SURGERY」ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー The Brian Jonestown Massacre

「OÙ VAS TU PETIT GARÇON」ブリジット・フォンテーヌ Brigitte Fontaine

「ピアノ小品第3番 Op.19」アルノルト・シェーンベルク Arnold Schönberg

「ムジカ・リチェルカータ 第1番」ジェルジュ・リゲティ György Ligeti

 

スタッフ

監督・脚本:マチュー・アマルリック

原作:クローディン・ガレアの戯曲「ジェ・レヴィアン・ド・ロイン」に基づく

撮影:クリストフ・ボーカルヌ

美術(内装):ローラン・ボーデ

編集:フランソワ・ゲディジェ

写真:クリストフ・ボーカルヌ

音響:オリヴィエ・モーヴザン、マルタン・ボワソー

衣装:キャロライン・スピース

製作:ヤエル・フォジエル、レティシア・ゴンザレス、オリヴィエ・ペール

 

キャスト

クラリス:ヴィッキー・クリープス

マーク:アリエ・ワルトアルテ

ルーシー:アンネ=ソフィー・ボーウェン=シャテ

ポール:サシャ・アーディリー

10代のルーシー:ジュリエット・ベンベニスト

10 代のポール:Aurèle Grzesik