鑑賞記録(2022.5.19)平山秀幸監督『ツユクサ』2022@シネ・リーブル神戸

鑑賞記録(2022.5.19)

平山秀幸監督

ツユクサ』2022

@シネ・リーブル神戸

 

『ツユクサ』2022/95分/日本/カラー

月刊シナリオ(2022年6月号)を事前に読んでから、鑑賞。

主人公の名前は、脚本を書いた安倍照雄さんの母の名前。

ただフェリーニが好きなので『アマルコルド』のような物語になればいいなとは思っておりました。(月刊シナリオp.21 【脚本家ノート『ツユクサ』ツユクサは、ありふれたはなでもなくて 安倍照雄】より)

 

一言あらすじ

五十歳目前のふみちゃん(小林聡美)。小さな港町で暮らす彼女に、隕石がぶつかるという奇跡が起きた。そのすぐ後に、篠田吾郎(松重豊)と出会うが・・・

 

感想

今回は、

サラ~ッとになってしまったが

 

一応事前に

シナリオを呼んでいたので

内容知ってて鑑賞。

 

(もうちょっとしっかりと読みたかったが・・・)

 

 

ファンタジーであり、

ラブストーリーであり、

今を生きる話であり・・・

 

 

キャストの皆さんが

好きな方ばかりで

 

ほんわかした雰囲気。

 

 

五十歳位の

ラブストーリーなので

 

映像で観ると

ちょっとこちらが

ドギマギしてしまいますが・・・ww

 

 

 

若者の恋愛なら

そこまで思わないけど、

 

大人の方が

ちょっと恥ずかしい感じって

なんでしょうね。ww

 

 

登場人物たちは皆

 

何かしらの過去を背負っている。

 

 

人間、

半世紀近く生きてたら、

 

何もないなんてこと

ないですしね。

 

 

皆、何かしらの傷を持っている。

 

 

それでもこうして

前を向いて

日々を生きる。

 

 

ちょっとだけ、

いつもと違うことも、起きる。

 

 

 

そこから少し

変わっていくこともある。

 

 

 

大きな奇跡(隕石がぶつかるw)は

 

おそらくもう二度と

起こらないけれど、

 

 

小さな奇跡は

時々やってくる。

 

 

それを拾い上げるか、

見過ごすかは、

 

自分次第。

 

 

自分に素直に、

 

小さな奇跡を喜ぼう。

 

 

 

ツユクサを吹いてみる。

 

 

音が鳴るかは分からないけど、

 

吹いてみないと分からない。

 

 

もし音が鳴らなくても

 

 

吹き続けたら

音が鳴る日がきっと来る。

 

 

(2022年5月23本目。本年度168本目、映画館64本目)

 

 

スタッフ

監督:平山秀幸

脚本:安倍照雄

撮影:石井浩一 照明:三重野聖一郎 録音:中里崇 美術:中澤克己

装飾:大庭信正 衣装:宮部幸 ヘアメイク:望月志穂美

編集:洲崎千恵子、小西智香 音響効果:伊藤瑞樹 音楽:安川午朗

主題歌:中山千夏 助監督:高橋浩 制作担当:守田健二

プロダクションマネージャー:杉崎隆行

プロダクション統括:木次谷良助 スクリプター:江口由紀子

製作:五老剛、與田尚志、太田和宏、松岡雄浩、山本正典、栗花落光、川村岬

エグゼグティブプロデューサー:飯田雅裕、加藤和夫

プロデューサー:神保友香、菅谷英智 アソシエイトプロデューサー:沢村敏

キャスティングプロデューサー:福岡康裕 音楽プロデューサー津島玄一

 

キャスト

五十嵐芙美:小林聡美

櫛本直子:平岩紙

櫛本航平:斎藤汰鷹

菊地妙子:江口のりこ

櫛本貞夫:渋川清彦

マスター:泉谷しげる

勅使河原:ベンガル

篠田吾郎:松重豊