鑑賞記録(2022.8.27)井口奈己監督特集 井口奈己監督『犬猫(35mm)』2004@神戸映画資料館

鑑賞記録(2022.8.27)

井口奈己監督特集

 

井口奈己監督

犬猫(35mm)

2004

@神戸映画資料館

 

今回の井口奈己監督特集 上映作品

犬猫(8mm)(2000/84分/8mm)

『犬猫(35mm)』(2004年/94分/35mm)

だれかが歌ってる(2019/30分/デジタル)

こどもが映画をつくるとき(2021/116分/デジタル)

 

『犬猫(35mm)』2004/94分/日本/カラー/35mmフィルム上映

井口奈己監督が自身の手でリメイクした商業映画監督デビュー作品。第22回トリノ国際映画祭で審査員特別賞、国際批評家連盟賞、最優秀脚本賞、日本映画監督協会新人賞を受賞した。(2022年8月神戸映画資料館チラシより)

 

あらすじ

幼馴染ながら、微妙に仲の悪いヨーコとスズ。留学するアベちゃんの留守を預かることになったヨーコだが、そこへスズが転がり込んできて・・・

 

感想

8mm版を観た後に

すぐ本作を鑑賞。

 

 

商業映画なだけに、

当たり前だけど

一気に商業感が!!ww

 

 

35mmになり、

役者さんも著名人が担当

 

雰囲気も8mmより

 

現代っぽい

小洒落た感じが出て、

 

 

また8mmの時とは

違った雰囲気に。

 

 

これはこれで

とても面白く楽しめました。

 

 

 

同じストーリーですし、

 

役者が変わって

同じ場面とかもありましたが、

 

 

ちょっとずつ違いもあり

面白かったです。

 

 

どちらが良い悪いとかじゃなく

 

それぞれに

もう別物ですね。

 

 

 

個人的には

8mm版の衝撃が消えぬうちに

 

本作を観たので、

 

どうしてもインパクト的には

8mmの方が強く感じますが、

 

 

 

本作の方が、

良い意味で大衆向け??

(さすが商業!?w)

 

と言えるかもしれませんね。w

 

 

 

たしかラストも

 

8mm版を観ていて

 

ここで終わりかな〜?と思いきや

続きがありましたが、

 

 

35mm版では

 

その、ここで終わりかな〜

と思ったところで終わりました。

 

 

 

なので若干

ラストの終わり方も違ったはず。

 

 

立て続けて観ただけに

やや記憶が曖昧ですが・・・

 

 

 

しかし、

どちらも楽しむことが出来ました!

 

 

役者さんは

どちらもとても良かったですし、

 

それぞれ好きな感じでした。

 

 

 

どちらか選べと言われれば、

 

よりアグレッシブ!?で

先に観た8mmが

 

ビビっ!ときましたが

(先に35mmを観ていたらどう思ったか分かりません)

 

 

本当に

どちらも楽しむことが出来ました。

 

 

(2022年8月40本目。本年度309本目、映画館162本目)

 

 

スタッフ

監督・脚本:井口奈己 

撮影:鈴木昭彦

美術:松塚隆史 

音楽:鈴木惣一郎 

録音:真弓信吾 

照明:臼井勝

配給:ビターズ・エンド

 

キャスト

ヨーコ:榎本加奈子

スズ:藤田陽子

三鷹:忍成修吾

アベちゃん:小池栄子

古田:西島秀俊

関口:小松留美

花屋の店員:三浦義親

スーパーの店員:塩谷恵子

橋の親子:大園玲子

橋の親子:伊藤緋音

石沢:矢口純子

バスの男:井口昇