鑑賞記録(2022.10.8)エドガー・ライト監督『ラストナイト・イン・ソーホー』2021 Amazon Prime Video

鑑賞記録(2022.10.8)

エドガー・ライト監督

ラストナイト・イン・ソーホー

2021

Amazon Prime Video

『ラストナイト・イン・ソーホー』2021/115分/イギリス/カラー

『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督待望の新作に出演するのは、『ジョジョ・ラビット』『オールド』などに出演し、活躍目覚ましいトーマシン・マッケンジーと「クイーンズ・ギャンビット」で脚光を浴びたアニャ・テイラー=ジョイ。(公式サイトより)

60年代を象徴するもう一人の俳優はダイアナ・リグで、彼女は「おしゃれ㊙︎探偵」でピール夫人となり、『女王陛下の007』ではジェームズ・ボンドを結婚する気にさせ、当時の時代精神を体現した。本作ではエロイーズの大家で、ふざけたことを許さないミズ・コリンズを演じる。「役の候補について話している時に、彼女だったら最高だと全員が言ったんだ」とライトは言う。「彼女と会って飲みに行ったんだけど、僕が時間より早く着いたら、彼女はもっと早く来ていた。ヒョウ柄の服と大きなバングルを身につけて、本当におしゃれだったよ。そして脚本に、とてもいい反応を見せてくれた。彼女は実際、『ダークな題材を怖がる人もいるけど私は違うわ』と言ったんだ」

2020年9月にリグは82歳で亡くなり、これが最後の映画出演となった。(公式サイト”英国を象徴する名優たち”より)

Where is SOHO?

イギリス・ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターに位置する一地区。20世紀に歓楽街として発展し、特に60年代後半はファッション、映画、音楽などのカルチャーがこの街を中心に爆発的に流行。「スウィンギング・ロンドン」と総称される一時代を築いた。(公式サイトより)

原題

Last Night In Soho

あらすじ

ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのデザイン学校に入学する。しかし同級生たちとの寮生活に馴染めず、ソーホー地区の片隅で一人暮らしを始めることに。新居のアパートで眠りに着くと、夢の中で60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見る魅惑的なサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)に出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返していく・・・公式サイト”STORY”より一部抜粋)

感想

こちらも映画館で見逃して、

 

その後観よう観ようと思い、

観ていなかった作品。

 

やっとの鑑賞。

 

 

 

毎日何を観るか迷いすぎて

迷っている時間が

惜しいくらいですが・・・

 

 

さて、本作も

ほとんど何も知らずに鑑賞。

 

 

 

以下、ネタバレあり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人の女性の人生が、

 

ソーホーの一室という

同じ場所から

 

時代を超えてシンクロしていく・・・

 

 

 

何も知らずに観ていると、

 

それすらも??となり、

 

 

エロイーズとサンディは

別人なのか?

 

それとも

エロイーズの中に存在する

もう一人なのか!?

 

 

なんて二重人格を疑ったけど、

 

そうではなかったww

 

 

 

明か見た目は別人だけど、

 

動作が同一人物っぽく

映ることが多かったので

 

そう考えましたが・・・

 

 

ちょっと心霊的な現象からの

追体験のような感じだった。

 

 

 

サンディの時代は

60年代ってことで

 

町の車や音楽は

60年代って感じでしたが、

 

 

個人的には

ファッションは

そこまでダイレクトに感じず。

 

 

サンディの登場シーンは

夜のソーホーがメインで

 

昼の男女が

ほぼ映っていないから

かもしれません。

 

 

夜の男性は

みんな同じ格好してるww

 

 

女性もショーガールが多いから

あんま時代感はそこまでかなと。

 

 

 

エロイーズの格好の方が

下手したら

最初から60年代風です。w

 

 

 

オールディーズ大好きっ子で

音楽も古い音楽を聴いています。

 

 

 

しかし、

後半に進むにつれて、

 

エロイーズがどんどん

恐怖の方向へ・・・

 

 

エロイーズの

おかしくなっていく様が、

怖かった・・・汗

 

 

 

お話は、思わぬ方向へ

動いていきます・・・

 

 

 

エロイーズは半分

パニックになっている状態で

 

起こった出来事を話しても、

みんな正面から向き合ってくれません・・・

(あの雰囲気ならそう言われるよな、、っていう)

 

 

 

唯一、エロイーズには

仲良くなったジョンという存在がいて

よかったですね・・・

 

 

 

過去、現在、母の死、

野望や欲望・・・

 

 

 

いろんなものが多く蠢く

ソーホーで

エロイーズが見たものとは・・・!?

 

 

 

後から、あのおじいさんが

テレンス・スタンプと知ってビックリ!

 

 

私は

ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の

テオレマ』の

彼しか知らなかったから

 

 

全然わからなかったww

 

 

 

(2022年10月9本目。本年度362本目)

 

 

 

 

スタッフ

監督:エドガー・ライト

製作:ティム・ビーバン、ナイラ・パーク、エドガー・ライト、エリック・フェルナー

脚本:エドガー・ライト、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ

撮影:チョン・ジョンフン

美術:マーカス・ローランド

衣装:オディール・ディックス=ミロー

編集:ポール・マクリス

音楽:スティーブン・プライス

 

キャスト

エロイーズ・ターナー:トーマシン・マッケンジー

サンディ:アニャ・テイラー=ジョイ

ジャック:マット・スミス

ミス・コリンズ:ダイアナ・リグ

ペギー・ターナー:リタ・トゥシンハム

銀髪の男:テレンス・スタンプ

ジョン:マイケル・アジャオ

ジョカスタ:シノヴェ・カールセン

セイジ・バーメイド(パブ「The Toucan」のオーナー):マーガレット・ノーラン