映画鑑賞記録まとめ WKW4K上映  ウォン・カーウァイ監督 5作品+1作品 

映画鑑賞記録まとめ WKW4K上映  ウォン・カーウァイ監督 5作品+1作品

 

(↓シネ・リーブル神戸さんの壁に貼れた作品ポスターたち)

 

 

現在、各都市で行われている

WKW(Wong Kar Wai)4K 上映

 

第53回カンヌ国際映画祭にてトニー・レオンが主演男優賞を獲得し、ウォン・カーウァイ監督の代表作となった『花様年華』(00)。その制作20周年を記念し、監督自らの手により過去作を4Kレストアするプロジェクトが実施。その中より、珠玉の5作がスクリーンに帰ってくる。

ウォン・カーウァイ監督は、新たな上映素材について「『恋する惑星』と『花様年華』は私のお気に入りのアスペクト比1.66:1で撮影され劇場公開されましたが、ビデオ化の際に1.85:1に修正されました。そこで今回のレストアでは元のアスペクト比に戻しました。『天使の涙』は、元々意図していたスコープサイズに変更しています。当時はスタンダード画面で撮影したものをワイド画面に編集することは不可能でしたが、今回のレストアで実現することができました。また、『恋する惑星』は公開当時5.1chが存在しなかったため、今回5.1ch音声を再構成『花様年華』もリミックスしています」と、画面サイズや音声の修復についてこだわりを明かしている。

ウォン・カーウァイ監督×撮影監督クリストファー・ドイルの名コンビが生み出す映像は、それまでのアジア映画のイメージを一新。90年代に日本で巻き起こったミニシアターブームを牽引する存在となり、そのスタイリッシュな映像と世界観は今もなお多くのクリエイターに影響を与え続けている。

そして今、ウォン・カーウァイ監督作が《時》を真空に閉じ込めたまま、さらなる吸引力を以って蘇る。恋は鮮やかに目の前を彩り、ふたたび心奪うだろう。

(WWK公式サイトIntroductionより。下線は付け足し)

 

 

2022年9月現在の神戸では

9月9日(金)より、

シネ・リーブル神戸さんで上映開始。

(2K上映)

 

 

(↓シネ・リーブル神戸さんでのスケジュール。

公式サイトより。×は『欲望の翼』の日)

 

 

(↓購入したパンフレット1800円でした。)

 

 

上映5作品(4Kレストア版)+1作品

恋する惑星1994年/102分/香港/1.66:1/広東語/5.1ch

天使の涙 1995年/99分/香港/2.39:1/広東語/5.1ch

ブエノスアイレス1997年/96分/香港/1.85:1/広東語・中国語・スペイン語/5.1ch

花様年華 2000年/98分/香港/1.66:1/広東語/5.1ch

2046 2004年/129分/香港/2.35:1/広東語・中国語・日本語/5.1ch/R15+

 

欲望の翼【デジタルリマスター版】1990年/95分/香港 (※本作のみ2022年9月16,18,22日の3日間限定上映)

(※2022年9月現在、U-NEXTでレストア版が鑑賞できます!)

 

感想

1990〜2000年代

 

これらの作品は

とても流行っていたし、

 

知名度もあった作品達だが、

 

20〜30年経って

何気に初鑑賞だった。

 

 

とても映画らしい映画というか

 

映像の撮り方や音楽など

色々と素敵で

びっくりした。

 

 

なんというか、

 

監督独自の

自由な発想によるもの

なのだろうなと思った。

 

 

そして、撮影も

かなり流動的ということを知った。

 

 

 

偶然起こり得たことを

うまく映画に取り入れている印象。

 

 

 

ガチガチに固めていないからこそ

 

生み出される偶発的な瞬間を

寛容に活用することにより、

 

 

頭だけでは作り得なかったものが

生み出されているように感じる。

 

 

 

しかし、その采配は

やはり監督の才能あっての事だろう。

 

 

本当に素晴らしい作品達だった。

 

 

 

ちなみに

 

私の一番のお気に入り

になった作品は

 

『花様年華』ですね。

 

 

 

今回全てではないが、

 

映画館の大きなスクリーンで

作品を観れたことは

 

とても良かったと思う。

 

 

 

やはり映画は

映画館で観るのが

 

その作品を、

より理解するのにも

 

必須である。

 

 

と言いつつ、

 

予算やスケジュールなども

もちろんあるし、

 

 

映画館で観たいものが

 

常に映画館で

観られるわけではないので

 

 

もちろん今後も

自宅でも鑑賞していくが。

 

 

 

古く残っている作品ほど、

映画館での鑑賞をしたいものです。