鑑賞記録(2022.9.4)新長田映画講座 山根貞男、大映時代劇を語るvol.2 森一生監督『あばれ鳶』1956@神戸映画資料館

鑑賞記録(2022.9.4)

新長田映画講座

山根貞男、大映時代劇を語るvol.2

 

森一生監督

あばれ鳶』1956

@神戸映画資料館

 

今回は、

山根貞男さん体調不良の為、

講座は中止、鑑賞のみ。

 

新長田映画講座 山根貞男、大映時代劇を語る

vol.1女と海賊1959/90分/伊藤大輔監督/主演:長谷川一夫

vol.2『あばれ鳶』1956/89分/森一生監督/主演:市川雷蔵

vol.3『ドドンパ酔虎伝』1961/74分/田中徳三監督/主演:勝新太郎

 

『あばれ鳶』1956/89分/日本/モノクロ/スタンダード/35mmフィルム上映

市川雷蔵が江戸の華「鳶」を演じる初期主演作
大映時代劇講座の第2回は『あばれ鳶』(1956年)を取り上げます。主演は市川雷蔵。デビュー3年目だから、初期作品といえますが、なんと26本目の映画で、この年、雷蔵は13本に出演しています。大映の量産体制のなか、経営陣が市川雷蔵を若手スターとして育て上げ、トップスター長谷川一夫に次ぐ人気を盛り上げようとしたことが、よくわかります。演じる役は、江戸の華といわれた鳶、町火消しの小頭で、横暴な旗本一味を相手に江戸っ子の心意気を発揮します。監督はベテラン森一生雷蔵とはこれが2本目ですが、つぎつぎコンビを組み、雷蔵の映画をもっとも多く撮ることになります。ヒロイン役は瑳峨三智子。勢いに乗り始めた市川雷蔵の颯爽たる姿と、名手森一生の流麗な映画づくりに、大映時代劇ならではの魅力をお楽しみください。 山根貞男(神戸映画資料館公式サイトより)

※大映時代劇講座第1回は『女と海賊』(1959)でした。

「台風騒動記」の八住利雄が脚本を書き、「銭形平次捕物控 人肌蜘蛛」の森一生が監督「不知火奉行」の本多省三が撮影を担当する。主な出演者は「月形半平太(1956)」の市川雷蔵、林成年、「この女に手を出すな」の瑳峨三智子、「第三非常線」の近藤美恵子、他に中村玉緒、黒川弥太郎、小町瑠美子。宝塚歌劇団から大映入りした八木紀子が第一回出演する。(映画.comより)

雷蔵には普段は地味で目立たない容姿だが、撮影時にメークをすると一変するという特徴があった。多くの映画関係者がこの特徴に言及している。(ウィキペディアより)

 

1956年の市川雷蔵出演作

(公開日/作品名/監督/脚本/主な共演者)

1月3日 『花の渡り鳥』  田坂勝彦監督 📖丸犬塚稔 (共演:長谷川一夫、勝新太郎、木暮実千代)

1月9日 『又四郎喧嘩旅』 田坂勝彦監督 📖賀集院太郎 (共演:嵯峨美智子、阿井美千子、田端義夫

2月26日 『柳生連也斎 秘伝月影抄』 田坂勝彦監督 📖鈴木兵吾 (共演:勝新太郎、林成年、夏目俊二、角梨枝子)

3月28日 『浅太郎鴉』   三隅研次監督 📖比佐芳武 (共演:嵯峨美智子、浜世津子、水戸光子)

5月25日 『喧嘩鴛鴦』   田坂勝彦監督 📖小国英雄 (共演:嵯峨美智子、大河内傳次郎、阿井美千子)

6月8日 『花の兄弟     三隅研次監督 📖犬塚稔 (共演:林成年、木暮実千代、三田登喜子)

7月25日 『花頭巾    田坂勝彦監督 📖衣笠貞之助 (共演:山本富士子、勝新太郎、林成年)

8月14日 『銭形平次捕物控 人肌蜘蛛』 森一生監督  📖小国英雄 (共演:長谷川一夫、山本富士子、矢島ひろ子)

8月22日 『弥次喜多道中』 斎藤寅次郎監督 📖民門敏雄 (共演:林成年、花菱アチャコ、堺駿二、田端義夫)

10月17日 『月形半平太』  衣笠貞之助監督 📖犬塚稔、衣笠貞之助 (共演:長谷川一夫)

11月7日 『続・花頭巾    田坂勝彦監督 📖犬塚稔 (共演:山本富士子、勝新太郎、林成年)

12月12日 『あばれ鳶』   森一生監督  📖八住利雄 (共演:嵯峨美智子、林成年、近藤美恵子)

12月28日 『編笠権八』   三隅研次監督  📖松村正温 (共演:角梨枝子、夏目俊二、三田登喜子)

(↑ウィキペディアより)

 

一言あらすじ

江戸の火消し、は組の小頭・源太(市川雷蔵)が、火消しに、恋に、横暴な旗本一味・鬼面組とのいざこざに颯爽と尽力する!その行方は・・・

 

感想

森一生監督作は

多分初めての鑑賞かと思います。

 

それどころか

 

何気に市川雷蔵さん主演作も、

今までまともに

観てきていない気がする・・・

 

(前回の『女と海賊』伊藤大輔監督&

長谷川一夫さんの時も同じコメントしてた)

 

スーパースターなのに!!笑

 

 

確かにこの風貌、

人気も頷けますね。

 

 

化粧をしていない画像を見たら

ほんと別人!?ですが、

 

歌舞伎の人あるあるなんでしょうか??ww

(女方とか、まぁ原型ないし!!ww)

 

化粧映えハンパないです!!

 

 

お話は、

 

火消しを行う源太が

主人公のお話とあって

 

もうド派手な火事が凄過ぎます!!

 

 

セットなのはもちろんだとしても、

 

そこまでやるかの

結構な大火事です!!

 

 

火の燃え具合に圧倒されます。

 

 

そして

”は組”の

バリっと糊の効いた半被が

カッコいい!!

 

 

さらに

火消しといえば纏(まとい)!!

 

(↓一番上段の中央に”は組”。劇中の纏もまさにこんなでした!!忠実ですね)

(↑ウィキペディアより)

 

 

源太と小染、

お光と半次

という恋の一悶着?ありつつ、

 

 

モテモテの源太、

(まぁそうだろうねという容姿と振る舞い!?w)

 

正直、本音が見えないけど・・・ww

 

 

この手の男は

独り身が似合うような気がしますが、

 

女子が放っておいちゃくれません!ww

 

 

いつの時代も、

 

いい男(女)は大抵の場合

色が付いて回るもの。笑

 

 

小染姉さんが

敵対!?する鬼面組と連む

旗本の松平刑部にも気に入られていて

 

小染を巡って

鬼面組と、は組の騒動に発展!!

 

 

正直、

 

源太としては

自分絡みのことが

 

勝手に!?外で騒動を巻き起こし

たまったもんじゃない

 

かと思いますが・・・苦笑

 

 

女優人も皆さん美しく

お着物姿も素敵です。

 

 

若かりし中村玉緒さんも

めちゃ可愛らしいです!!

 

 

笑いどころもありつつ、

エンタメな作りですね。

 

 

 

以下、演出シーンネタバレ!?

かもですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

ちょいちょい面白い演出があり、

 

画面がクイっと急に斜めったり、

 

中央に

大きな隔たりを意味するかのような

 

左右を分ける構図が

何回か登場。

 

 

大きな樽?だったり、

灯籠だったり、柱だったりが

構図のド真ん中にきて、

 

一瞬異様にも見えますが、

 

左右に位置する人間関係に

隔たりを作っているのかな?と、

 

勝手に解釈。ww

 

 

他にも、

 

小染姉さんの投げる着物!や、

子供たち4人のかわいい横並びの顔!

など

 

お!っと思う演出がありました。

 

 

いや〜、

日本のこの時代の作品、

 

全然観ていないので、

まだまだ圧倒的に

鑑賞が足りませんね。

 

 

超有名巨匠監督の作品ですら

まだまだ観られていないので、

 

徐々にではありますが

観ていきたいと思います。

 

 

今回の山根貞男さんの講座は

中止となりましたが、

 

しっかりご体調回復されて

 

次回またお元気な姿を

見せてくださることを

 

楽しみにしています。

 

(2022年9月6本目。本年度320本目、映画館169本目)

 

スタッフ

監督:森一生

脚本:八住利雄

撮影:本多省三

美術:西岡善信

音楽:鈴木静一

録音:林土太郎

照明:島崎一二

企画:浅井昭三郎

製作:武田一義

製作:大映京都撮影所

キャスト

は組の源太:市川雷蔵

柳橋小染:嵯峨三智子

すりの三吉:林成年

お光:近藤美恵子

池田筑前守:黒川弥太郎

琴江:小町瑠美子

半玉小信:中村玉緒

柳橋染次:八木紀子

は組の留吉:潮万太郎

は組の半次:千葉敏郎

松平刑部:伊沢一郎

家主久兵衛:山茶花究

は組頭長五郎:小堀誠

岡見角太夫:清水元

荒尾但馬守:荒木忍