鑑賞記録(2023.1.15)没後45年 フォーエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭 チャールズ・チャップリン監督『チャップリン・レヴュー』1959@シネ・リーブル神戸

鑑賞記録(2023.1.15)

没後45年

フォーエバー・チャップリン

チャールズ・チャップリン映画祭

 

チャールズ・チャップリン監督

チャップリン・レヴュー

(「犬の生活」「担へ銃」「偽牧師」)

1959

@シネ・リーブル神戸

 

 

昨年の11月から全国で行われている

 

”没後45年

フォーエバー・チャップリン

チャールズ・チャップリン映画祭”

 

神戸では

シネ・リーブル神戸さんでの上映です。

 

 

2023.1.13(金)〜1.26(木)まで

 

 

かなりタイトなスケジュールなので

お見逃しなく!!

 

没後45年 フォーエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭 上映作品

【長編】

キッド1921年/53分/アメリカ

『巴里の女性』1923年/81分/アメリカ

黄金狂時代1925年・1942年/72分/アメリカ

サーカス1928年/72分/アメリカ

街の灯1931年/86分/アメリカ

モダン・タイムス1936年/87分/アメリカ

独裁者1940年/125分/アメリカ

殺人狂時代 1947年/24分/アメリカ

ライムライト1952年/138分/アメリカ

ニューヨークの王様1957年/105分/イギリス

『チャップリン・レヴュー』1959年/117分/アメリカ

(↑1959年にチャップリン自身が過去の3本(『犬の生活』『担え銃』『偽牧師』)の短編をまとめ、音楽を作曲し、再編集した作品)

【短編】

『サニーサイド』1919年/30分/アメリカ(※『キッド』と併映)

『一日の行楽』1919年/18分/アメリカ(※『サーカス』と併映)

『のらくら』1921年/29分/アメリカ(※『巴里の女性』と併映)

『給料日』1922年/22分/アメリカ(※『黄金狂時代』と併映)

 

『チャップリン・レヴュー』(「犬の生活」「担へ銃」「偽牧師」) 1959/117分分/アメリカ/スタンダード/モノクロ

1959年にチャップリン自身が過去の3本の短編をまとめ、音楽を作曲し、再編集した作品(公式サイトより)

再編集にあたってチャップリンは、自身が作曲した音楽とナレーションを加えた。これは、現代(公開当時において)の観客に受け入れられるようにと、チャップリンが意図したためである。また、映画本編以外の素材も追加されている。1918年に撮影され、未公開に終わった『映画の作り方』(How to Make Movies)という、チャップリン・スタジオ内部の様子を紹介したコメディータッチのドキュメンタリーの抜粋が冒頭に加えられたほか、第一次世界大戦の資料映像も、チャップリン自身のナレーションによる解説とともに収録されている。(ウィキペディアより)

原題

The Chaplin Revue

作品

『犬の生活』1918/34分/アメリカ

『担へ銃』1918/38分/アメリカ

『偽牧師』1923/41分/アメリカ

 

感想

いつものことながら、

なんの前情報も入れていなかったので、

 

冒頭に、

チャップリンのお喋りがあって

嬉しいビックリ!!w

 

再編集されたことで、

付け加えられたようです。

 

 

単純に3本を観るのかと思っていたので、

トーキーで始まって驚きましたがww

 

 

オリジナルと再編集版(本作)と

また見比べてみても

いいかもしれませんね。

 

 

『犬の生活』1918/34分/アメリカ/スタンダード/モノクロ

チャップリンの映画出演64作目

一連のチャップリン映画の中でターニングポイントに位置する作品であり、チャップリンの「放浪者」、いわゆる「チャーリー」のキャラクターが完全に確立された作品とみなされている。

異父兄のシドニー・チャップリンともこの作品で共演したが、映画で兄弟が共演するのはこれが最初だった。一方で不幸な事件により、チャップリンが亡くなるまで維持された秘密主義が確立されたきっかけとなった作品でもある。

タイトルの「A Dog’s Life」は、「惨めな生活」を意味する英語の慣用句でもある

チャップリン映画に関する著作権は、この作品から1967年の『伯爵夫人』まではチャップリン家が保有している。

(↑ウィキペディアより)

原題

A DOG‘S LIFE

一言あらすじ

放浪者チャーリーと野良犬、そしてキャバレーの薄幸の歌手エドナ・・・・・社会の底辺に生きる弱者たちが身を寄せ合って生きていく様を描く(公式サイトより)

感想

放浪者チャーリー!

 

チャップリンといえば

このイメージです。

 

本作がそのキャラクター確立の

ターニングポイントと

ウィキペディアには書かれています。

 

へ〜!なるほど〜!

 

本作は、

犬と一緒になって行動していて

とてもかわいいです。w

 

細かい仕草が面白いですね!!

 

 

こっちの方が先なんだけど、

現代のお笑いでも

見たことがあるようなシーンが多々!!

 

 

100年以上前に、

チャップリンが

既にやっていたんですね〜〜ww

 

ベタなんだけど、

やっぱり面白い。ww

 

 

すぐにツッコミを入れたがる

うるさい私ですが、

 

なぜかチャップリンの映画では

ツッコミを全然入れたくならないのが

自分でも不思議!ww

 

 

それだけ世界観に

引き込む力があるんでしょうね!

 

 

細かいことは

ごちゃごちゃ言わずに

すっかり受け入れちゃいます!ww

 

ラストも素敵です!

 

 

スタッフ

監督・脚本・編集・プロデューサー:チャールズ・チャップリン

撮影:ローランド・トサロ一

第2キャメラ:ジャック・ウィルソン

助手:チャールズ・チャック・リーズナー

美術:チャールズ・D・ホール

製作:チャップリン―ファースト・ナショナル(サンセット大通りとラ・ブレア通りのチャップリン撮影所で製作)

キャスト

浮浪者:チャールズ・チャップリン

酒場の歌手:エドナ・パーヴァイアンス

いぬのスクラップス:マット

移動食堂の主人:シドニー・チャップリン

 

『担へ銃』1918/38分/アメリカ/スタンダード/モノクロ

チャップリンの映画出演66作目にあたる

公開当時、チャップリン映画史上最高の興行収入を打ち立て、また第一次世界大戦を戦った兵士の間で「チャーリーは戦場で生まれた」と言わしめるほど愛された。構想当初は戦争の喜劇化について周囲に反対されたが、喜劇と戦争という悲劇に近似性を見出していたチャップリンは製作への信念を曲げることなく製作を敢行した。

大戦終結1か月前に封切られた『担へ銃』は、それまでに公開されたチャップリン映画の中で商業的に最も成功し、批評家やマスコミからも高い評価を得た。また、新しい喜劇映画のジャンルを打ち立てた、当時としては画期的な作品でもあった。それまで映画では、戦争は真面目なテーマとしてのみ扱われてきたが、喜劇映画の題材として戦争が取り上げられたのは、本作が最初であると考えられている

原題

SHOULDER ARMS

一言あらすじ

戦場の名もなき兵士たちの悲哀から作り上げた抱腹絶倒の喜劇 (公式サイトより)

感想

個人的に

戦争×コメディって

ブラックで好きだったりする。ww

(戦争を擁護する訳ではもちろんない)

 

 

実際問題はもちろん別として

ブラック・ユーモアが好きな私としては

とても面白かった。

 

 

今でもそうですが、

 

世界を見ると常にどこかで

戦争が行われているとはいえ、

 

本作を

第一次世界大戦の最中に製作し、

 

(※第一次世界大戦は、1914年から1918年まで、

計25か国が参加してヨーロッパを主戦場として戦われた戦争)

 

 

発表するということは

凄いと思う。

(※『独裁者』(1940)も同じくだが)

 

 

かなりのコメディを含みつつも、

 

チャップリン演じる兵士は

どこか哀愁というか、

 

孤独な感じも

ちょこっとあって。

 

 

最後は、お馴染み!?の

パターンですね!?ww

 

 

スタッフ

監督・脚本・編集・プロデューサー:チャールズ・チャップリン

撮影:ローランド・トサロ一

第2キャメラ:ジャック・ウィルソン

助手:チャールズ・チャック・リーズナー

美術:チャールズ・D・ホール

製作:チャップリン―ファースト・ナショナル(サンセット大通りとラ・ブレア通りのチャップリン撮影所で製作 )

キャスト

新兵:チャールズ・チャップリン

フランス娘:エドナ・パーヴァイアンス

軍曹、ドイツ皇帝:シドニー・チャップリン

ドイツ皇太子:ジャック・ウィルソン

『偽牧師』1923/41分/アメリカ/スタンダード/モノクロ

彼(チャップリン)のファースト・ナショナル社における8作目の映画で同社における最後の作品である。

本作は、エドナ・パーヴァイアンスとチャップリンが共演した最後の作品となった(エドナはこの作品の後に『巴里の女性』(1923年)にも主演しているが、チャップリンはほんの脇役でカメオ出演しているのみである)。

(↑ウィキペディアより)

原題

THE PILGRIM

一言あらすじ

脱獄囚が牧師に化けて大騒動を繰り広げる爆笑作(公式サイトより)

感想

こちらも基本コメディの

てんやわんや!!

 

途中登場の

悪ガキっぷりとか!ww

 

しかし、

ただのコメディ!で

終わらないのが

 

チャップリンの好きなところ。

 

人情味があって

グッとくるところが・・・

 

ラストも小粋ですね!

 

ぜひ、ご覧ください!!

 

(2023年1月6本目。映画館3本目)

 

スタッフ

監督・脚本・編集・プロデューサー:チャールズ・チャップリン

撮影:ローランド・トサロ一

第2キャメラ:ジャック・ウィルソン

助手:チャールズ・チャック・リーズナー

美術:チャールズ・D・ホール

製作:チャップリン―ファースト・ナショナル (サンセット大通りとラ・ブレア通りのチャップリン撮影所で製作 )

キャスト

脱獄囚:チャールズ・チャップリン

娘:エドナ・パーヴァイアンス

彼女の母、チャーリーの宿のおかみ:キティ・ブラッドベリ

教会執事:マック・スウェイン