鑑賞記録(2023.1.21)没後45年 フォーエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭 チャールズ・チャップリン監督『モダン・タイムス』1936@シネ・リーブル神戸

鑑賞記録(2023.1.21)

没後45年

フォーエバー・チャップリン

チャールズ・チャップリン映画祭

 

チャールズ・チャップリン監督

モダン・タイムス

1936

@シネ・リーブル神戸

 

 

 

昨年の11月から全国で行われている

 

”没後45年

フォーエバー・チャップリン

チャールズ・チャップリン映画祭”

 

 

神戸では

シネ・リーブル神戸さんでの上映です。

 

 

2023.1.13(金)〜1.26(木)まで

 

 

かなりタイトなスケジュールなので

お見逃しなく!!

 

没後45年 フォーエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭 上映作品

【長編】

キッド1921年/53分/アメリカ

『巴里の女性』1923年/81分/アメリカ

黄金狂時代1925年・1942年/72分/アメリカ

サーカス1928年/72分/アメリカ

街の灯1931年/86分/アメリカ

『モダン・タイムス』1936年/87分/アメリカ

独裁者1940年/125分/アメリカ

殺人狂時代 1947年/24分/アメリカ

ライムライト1952年/138分/アメリカ

ニューヨークの王様1957年/105分/イギリス

チャップリン・レヴュー1959年/117分/アメリカ

(↑1959年にチャップリン自身が過去の3本(『犬の生活』『担え銃』『偽牧師』)の短編をまとめ、音楽を作曲し、再編集した作品)

【短編】

『サニーサイド』1919年/30分/アメリカ(※『キッド』と併映)

『一日の行楽』1919年/18分/アメリカ(※『サーカス』と併映)

『のらくら』1921年/29分/アメリカ(※『巴里の女性』と併映)

『給料日』1922年/22分/アメリカ(※『黄金狂時代』と併映)

 

(入場時、ポストカード頂きました!)

 

『モダン・タイムス』1936/87分/アメリカ/モノクロ/スタンダード

1936年の時点で、機械文明の非人間性を予言した問題作にして、チャップリン映画のなかでも最高におかしい傑作コメディ。チャーリーが巨大な歯車に巻き込まれる象徴的なシーン、輝くばかりに美しいポーレット・ゴダード、チャップリンが初めて肉声を聞かせた「ティティナ」の歌、そしてチャップリン作曲の名曲「スマイル」に乗せて、二人が歩き去っていく伝説的なラストシーン。現代社会の不条理のなかでも、あくまで自由を求め希望を胸に放浪する、チャップリンの代表作! (公式サイトより)

チャップリンがユナイテッド・アーティスツで製作した5作目。

この作品は前作の『街の灯』(1931年)に続いてのサウンド版で、一部にセリフが入る以外は音楽の伴奏と効果音のみによるパート・トーキー映画となっている。また、チャップリンが初めてスクリーンで肉声を発した映画

公私にわたるチャップリンのパートナーで、本作でヒロインを務めたポーレット・ゴダードは、チャップリンによる次作で反ナチス・ドイツ映画の『独裁者』(1940年)においてもチャップリンと共演している。

本作はルネ・クレール監督作品『自由を我等に』(1931)と内容が酷似している(ベルトコンベアが走る流れ作業、それから起こるドタバタ騒ぎ、ラストの野原の直線道路を行く構図などが似ているといわれる)。(1937年)そのため『自由を我等に』のドイツの製作会社・トビス社はチャップリンを著作権侵害で告訴しようとした。しかし、証人に立ったルネ・クレールは、「もし『モダン・タイムス』が自分の映画からヒントを得ているならば、光栄に思う」と証言したため、告訴は取り下げられている

しかし、第二次世界大戦後1947年にトビス社は再び訴えを起こし、それをうっとうしく思ったチャップリンサイドは、僅かばかりの支払いをした。ドイツの映画会社トビスによる(二度目の)訴えについて、チャップリンサイドは反ナチス・ドイツ映画『独裁者』への報復であろうと確信している。チャップリンは『独裁者』で、チャップリンの友人コンラッド・ベルコヴィチから盗作訴訟を起こされた。

(↑ウィキペディアより)

原題

MODERN TIMES

あらすじ

工場での非人間的な労働のために正気を失くしてしまったチャーリー。同じ頃、父を失った少女は微罪のために逮捕される。二人は人間らしい自由を求めて、手を携えて懸命に生活を始めるが・・・(公式サイトより)

感想

早速チラッと

ネタバレではありますが、

 

多くのみなさんが

見たことがあるであろう、

 

超有名な

機械の歯車に飲み込まれるシーン!

 

 

巨大な機械が動きます!

 

 

このシーンだけは、

私の亡き祖父が観ていたのを

覚えています!!

 

 

子供心にも

食いつくシーンですね!ww

 

 

あまり他は

覚えていないけれど

 

これだけは

唯一覚えていますね。

 

 

他にも、

 

チャップリンの

身体能力の高さを垣間見る、

スケートの優雅さww

 

 

そして

初の歌声を披露!

(この歌も超有名ですね!)

 

あとは何と言っても

 

チャップリン作曲の音楽が

魅力的で印象的!!

 

特に「スマイル」!!

 

これ、チャップリンが作った曲とは

知りませんでした・・・

 

名曲です!

 

と、見どころが満載!

 

 

以前に観た、

チャーリー・バワーズの作品や

 

フリッツ・ラング監督の

メトロポリス』(1927)を

 

チラッと思い出すところも

ありましたね。

 

 

本作は

 

ルネ・クレール監督の

『自由を我等に』(1931)と

似ているところがあるそうで、

 

この作品も

観よう観ようと思いつつ、

 

未だ観れていないので

 

なるべく近いうちに

観たいと思います。

 

 

しかし、

本当に予知的な作品が多くて

驚きます。

 

先見の明があるんですね〜!

 

 

監督・脚本・製作・作曲・編集と

 

なんでもこなしてしまう

チャップリン!!!

 

本当に天才ですね!

すごいです。

 

才能が恐ろしいですね。ww

 

まだ

チャップリン映画祭は続きます。

 

 

ぜひ、ご覧ください!!

 

(2023年1月11本目、映画館8本目)

 

 

スタッフ

監督・脚本・作曲・編集・プロデューサー:チャールズ・チャップリン

撮影:ローランド・トサロー、アイラ・モーガン

助監督:カーター・デ・ヘイヴン、ヘンリー・バーグマン

音楽監督:アルフレッド・ニューマン

編曲:エドワード・パウエル、デイヴィッド・ラクシン

美術:チャールズ・D・ホール、ラッセル・スペンサー

録音:フランク・メイハー、ポール・ニール

製作:チャップリン–ユナイテッド・アーティスツ

キャスト

労働者:チャールズ・チャップリン

娘:ポーレット・ゴダード

カフェの主人:ヘンリー・バーグマン

製鉄会社社長:アラン・ガルシア

ビッグ・ビル、労働者:スタンリー・J・サンフォード

押し込み:ハンク・マン、ルイス・ネイソー

保安官:エドワード・ル・セイント

ネタバレMEMO

キャバレーでインチキ外国語(一説にはフランス語風と言われる。また、「taxi」と聞き取れる部分がある)による「ティティーナ」を歌うシーンで、チャップリン自身の歌声を聴くことができる。自作の映画音楽も映像にのせており、前述の「ティティーナ」とラストシーンで印象的な「スマイル」を作曲し、その音楽的才能も開花させている。公開当時はすでにトーキー映画が普及していたため、この作品は「時代遅れ」と呼ばれて、あまり高い評価は得られなかった。(ウィキペディアより)