鑑賞記録(2023.1.25)
没後45年
フォーエバー・チャップリン
チャールズ・チャップリン映画祭
チャールズ・チャップリン監督
『サーカス』1928
(併映『一日の行楽』1919)
@シネ・リーブル神戸
昨年の11月から全国で行われている
”没後45年
フォーエバー・チャップリン
チャールズ・チャップリン映画祭”
神戸では
シネ・リーブル神戸さんでの上映です。
2023.1.13(金)〜1.26(木)まで
かなりタイトなスケジュールなので
お見逃しなく!!
没後45年 フォーエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭 上映作品
【長編】
『キッド』1921年/53分/アメリカ
『巴里の女性』1923年/81分/アメリカ
『黄金狂時代』1925年・1942年/72分/アメリカ
『サーカス』1928年/72分/アメリカ
『街の灯』1931年/86分/アメリカ
『モダン・タイムス』1936年/87分/アメリカ
『独裁者』1940年/125分/アメリカ
『殺人狂時代』 1947年/24分/アメリカ
『ライムライト』1952年/138分/アメリカ
『ニューヨークの王様』1957年/105分/イギリス
『チャップリン・レヴュー』1959年/117分/アメリカ
(↑1959年にチャップリン自身が過去の3本(『犬の生活』『担え銃』『偽牧師』)の短編をまとめ、音楽を作曲し、再編集した作品)
【短編】
『サニーサイド』1919年/30分/アメリカ(※『キッド』と併映)
『一日の行楽』1919年/18分/アメリカ(※『サーカス』と併映)
『のらくら』1921年/29分/アメリカ(※『巴里の女性』と併映)
『給料日』1922年/22分/アメリカ(※『黄金狂時代』と併映)
(入場時、ポストカード頂きました!)
↓
『サーカス』1928/72分/アメリカ/モノクロ/スタンダード/サイレント(BGM有バージョン)
チャップリンがユナイテッド・アーティスツで製作した3作目の映画である (彼自身の出演作品としては『黄金狂時代』に次いで2作目)。公開当時はサイレント映画であったが、1970年に新規に録音したBGMを付けて再公開された。
チャップリン演じる放浪者が綱渡りするシーンはスタントや特撮を一切用いておらず、すべて本人が実際に演じている。
再公開の際にチャップリン自身が映画の主題歌を歌った。(題名は「Swing High Little Girl(ブランコをこげ、少女よ)」)
(↑ウィキペディアより)
原題
THE CIRCUS
あらすじ
スリと間違われて警官に追われ、サーカス団に迷い込んだチャーリー。警官との追いかけっこがサーカスのお客に大受けして、そこで人気の道化となる。チャーリーは、ブランコ乗りの少女に恋をするが、彼女は綱渡り師に思いを寄せていた・・・(公式サイトより一部抜粋引用)
感想
完全なサイレント
だと思っていたけど、
冒頭、チャップリンの歌が!!
え!声が入ってる!
と、思い調べると
1970年に
新規に録音したBGMを付けて
再公開されてたんですね。
今回上映のバージョンは
その、再編集したバージョン
だったようです。
今回のフォーエバー・チャップリンは
すべて?再編集などが行われたものは
オリジナルではなく
再編集版の上映のようですね。
といっても、もちろん
お芝居はサイレントですが。
これまでの作品にも
身体能力の高さを物語るシーンが
多々ありましたが、
今回は
舞台がサーカスとあって、
驚きのシーンが!!!!
一体どうやって撮影しているんだろう??
と、目を凝らして観ていましたが、
なんと!
どれもスタント無しで
チャップリン本人が演じているとのこと!!
えぇぇ〜〜〜!!!!???
凄すぎます!!!
信じられません!!www
バスター・キートンやら
ハロルド・ロイドやら
サイレント期の役者さんは
皆さん揃って
驚きの名人芸をお持ちですね!!ww
本作は、
動物もたくさん出てきて、
それもまた面白い。
お猿さんとチャップリンの
綱渡りのシーンは
特に目が離せない!!ww
(他にも見どころあり)
お話も、
本作のようなエンドが
大好きな私です。
どこか物悲しいけれど、
清々しくもあり、
チャップリンの歩く背中は
可笑しみがありつつ
哀愁漂いながらも
自由と孤独を共に背負い
一人の人間として
生きていく姿。
グッとくる瞬間です。
ガッツリ喜劇でありながら、
少し胸をキュッと締め付けるような
瞬間もあり
人の心を掴んで離さない!
まさに
フォーエバー・チャップリンです!
ぜひ、ご覧ください!!
(2023年1月14本目、映画館11本目)
スタッフ
監督・脚本・編集・プロデューサー:チャールズ・チャップリン
撮影:ローランド・トサロー
キャメラ:ジャック・ウィルソン、マーク・マーラット
助監督・広報:ハリー・クロッカー
美術:チャールズ・D・ホール
製作:チャップリン–ユナイテッド・アーティスツ
他
キャスト
放浪者:チャールズ・チャップリン
ブランコ乗り:マーナ・ケネディ
サーカスの団長:アラン・ガルシア
綱渡り師レックス:ハリー・クロッカー
老道化師:ヘンリー・バーグマン
道具方の賣任者:スタンリー・J・サンフォード
他
ネタバレMEMO
このシーンでは数匹の猿が寄ってきてチャップリンの邪魔をするが、チャップリンの鼻をかじる猿は、同年に公開された映画『キートンのカメラマン』でバスター・キートンと共演した猿と同じ猿である。性別はメスで名前はジョゼフィンといい、チャップリンが1949年に生まれた次女に同じ名を付けている。(ウィキペディアより)
『一日の行楽』1919/18分/アメリカ/モノクロ/スタンダード
原題
A DAY‘S PLEASURE
一言あらすじ
小市民家族の休日をユーモラスに描く(公式サイトより)
感想
今回の上映『サーカス』に
引き続き、
併映された
ショート・コメディ。
家族の休日のお出かけを描いた
ドタバタコメディですね。
こういったところから
チャップリンの大作が
徐々に構築されていくのか・・・
と、思いますね。
短いので
サクッと楽しめます!
ぜひ、ご覧ください!!
(※併映のため、カウントせず)
スタッフ
監督・脚本・編集・プロデューサー:チャールズ・チャップリン
撮影:ローランド・トサロ一
第2キャメラ:ジャック・ウィルソン
助手:チャールズ・チャック・リーズナー
美術:チャールズ・D・ホール (サンセット大通りとラ・ブレア通りのチャップリン撮影所で製作)
製作:チャップリン―ファースト・ナショナル
他
キャスト
父:チャールズ・チャップリン
母:エドナ・パーヴァイアンス
幼い男の子:マリオン・フェドゥーカ
幼い男の子:ボブ・ケリー
末っ子の男の子:ジャッキー・クーガン